No.487313

超次元ゲイムネプテューヌmk2BURST

レオさん

更新が遅くなり、申し訳御座いません。
それと、東京ゲームショウに行って、GE2のPVを見てきました。
グラフィックも綺麗になっていたし、ストーリーもより強化されていたので、大満足でした!

第三話 アラガミ(後編)

2012-09-22 19:41:22 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:705   閲覧ユーザー数:693

「……頼む、繋がってくれよ……」

 

ダークネス60から戻ったシンヤ達はすぐさま協会に戻りM‐3から取ってきたパーツで通信装置を直してもらいシンヤの世界に通信をしようとしていた。

 

「……スイッチオン」

 

そして、シンヤは通信が繋がるよう祈りながらスイッチを入れた。

 

シンヤは通信装置のスイッチを入れた。

 

数秒の砂嵐の後、画面に眼鏡を掛けた男性の姿が映し出された。

 

「博士!」

 

「ん? わぁ! シ、シンヤ君! 無事だったのかい!?」

 

「はい! 俺は無事ですよ!」

 

「あぁ良かった!君の腕輪反応が消失したと聞いたときは驚いたよ。

それで、君は今どこに居るんだい?」

 

と聞かれると、シンヤは少し困ったような顔をしたが直に言葉を返した。

 

「えっと……多分信じられないと思うんですけど……」

 

と、シンヤは説明を開始した。

 

 

 

 

              説明中

 

 

 

 

「なるほど、つまり君は現在アラガミの居ない別の世界に居るということだね?」

 

「はい、その通りです」

 

と、シンヤの説明を眼鏡を掛けた男性が簡単に纏めた。

 

眼鏡を掛けた男性は嬉しそうに目を細めた。

 

まるで、子供が新しい玩具を手に入れたかのように。

 

「ふむ、にわかには信じられないけど、同時に実に興味深い。

是非、その世界についても研究をしてみたいものだよ」

 

「ははは、相変わらずですね、博士は」

 

と、会話をしているとネプギアがシンヤに話しかけてきた。

 

「シンヤさん、この人は誰ですか?シンヤさんのお知り合いですか?」

 

「あぁ、この人は「私は名はペイラー榊。アラガミ技術開発の統括責任者をしている。

君は?」

 

「わ、私はネプギアって言います」

 

「君が、シンヤ君の言っていた女神候補生のネプギア君だね?

君の事はシンヤ君から聞いたよ。女神候補生と呼ばれているらしいね?君の事にも興味がある。是非とも君の事を調べたいものだ。その時は、宜しく頼むよ」

 

「し、調べるって、何をですか!?」

 

と、顔を近ずかせ、自分の事を調べると言い出した榊にネプギアがかなり驚いてた。

 

「ちょ、ちょっと! 何勝手に人の親友に変な事するって予告してるのよ!?」

 

「そうです! ギアちゃんに変な事したら許しませんよ!」

 

と、アイエフとコンパがネプギアに手を出させまいと榊を威嚇していた。

 

「ははは、大丈夫。博士はああいう性格だけど、非人道的な研究とかは嫌うから、簡単な質問とか体力テストとかそんなのをやって終わりだと思うから、心配しなくても大丈夫だよ」

 

シンヤは苦笑しながらそう答えた。

 

「え?そ、そうなんですか?」

 

「勿論! 私は人体実験や解剖がやりたい訳ではないから安心してくれたまえ」

 

「よ、よかったぁ~」

 

と、ネプギアは安堵の表情になった。

 

「ていうか、誤解を招く発言はやめなさいよ」

 

と、榊に警告するアイエフ。

 

「いやぁ、ゴメンゴメン。これからは気を付ける事にするよ。ところで君たちは?」

 

「私はアイエフ。こっちがコンパ。言っとくけど、ホントにネプギア達に手を出したらただじゃおかないわよ」

 

「もちろん分かっているさ」

 

「それなら良いんです」

 

と、話し終えた所でシンヤが榊に話し始めた。

 

「博士。其れともう一つ」

 

「ん?何だい?」

 

「……この世界にアラガミが出現しました」

 

其れを聞くと榊の顔が真剣なものに変わった。

 

「……其れは、本当かい?」

 

「はい。確認したのはオウガテイル一体だけですが、もしかしたら他のアラガミも居るかもしれません」

 

「でも、ゲイムギョウ界にはアラガミは居ないのではなかったのかい?」

 

「はい。だけど、現にオウガテイルが現れていますので、何とも言えませんが……」

 

「ふむ……。分かった。ならシンヤ君はゲイム・・ウ界のアラ・ミを発・・・い討伐、・・・アを回・・・・・・・え」

 

すると突然、画面に砂嵐が現れて通信を妨害してきた。

 

「博士!」

 

シンヤは通信を切らせまいと何度も通信装置を弄るが、結局通信が切れてしまった。

 

「……駄目か、通信が切れた。また繋げる事もできねぇな。

でも、通信が出来ただけ良しとするか」

 

「シンヤさん、どうでしたか?通信は繋がりましたか?」

 

シンヤが元の世界に通信できた事に安堵しているとイストワールが部屋の中に入ってきた。

 

「あ、イストワールさん。一応通信は繋がったんですけど

直に通信が途切れてしまったんです」

 

「…やはり、普通の通信機だけでは駄目だったのかも知れません。また通信をするとすればかなりの時間を置かなければいけません」

 

「かなりの時間ってどれくらいですか?」

 

そう尋ねると

 

「そうですね…大体一ヶ月くらいの時間が掛かります」

 

と、途轍もなく長い時間が告げられた。

 

「い、一ヶ月!?」

 

「そ、そんなに待たなくちゃいけないんですか!?」

 

「えぇ、別世界との通信は莫大なエネルギーが必要なのです。

其れをチャージしなければ通信は出来ないのです」

 

「……如何にかして早く通信できる方法は無いんですか?」

 

シンヤが駄目元で聞いてみる。

 

「…実は先ほど、ゲイムキャラの居場所が判明したのです。ゲイムキャラの力を

借りれば通信が可能になるはずです」

 

「本当ですか!?」

 

「良かったですねシンヤさん。それで、ゲイムキャラさんは何処に居るですか?」

 

「バーチャフォレストの最奥です。今はそこで眠りについているとの情報です」

 

「バーチャフォレスト…。確か、俺が倒れていた場所か。その奥に在ったとはね」

 

シンヤは自分が倒れていた場所を思い出していた。

 

「やっとはじめの一歩って感じね。急いで行ってみましょう!」

 

「でももう夕方ですよ。着いた頃にはもう夜になってるですよ?」

 

「うっ…」

 

窓の外を見るともう太陽が半分沈んでいて世界をオレンジ色に染めていた。

 

「今日はもう遅いですので今日は休んで、また明日ゲイムキャラに会いに行ってください。

それと、シンヤさんも泊まって行って下さい」

 

「え?良いんですか?」

 

「アンタはこの世界のお金持ってないから宿にも泊まれないでしょ?

それに、アンタは私たちに協力するって言ったの、

そんな奴をほおっておく分けにいかない無いでしょ?」

 

「そういうことです」

 

「……アイエフ、イストワールさん…ありがとうございます」

 

と言われ、シンヤは深々と頭を下げた。


 
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