「それで、君のすべきことはなんだい?」
悪魔はいった。僕は答えた。
「だから、それは勉強とか…」
悪魔は失笑した。
「これだからいい子ちゃんは。」
「じゃあなんだよ。」
「それを自分で考えるんだろ。」
悪魔は言った。
「じゃあ、絵を描くとか。」
「それは君のやりたいことだろ。ばかか君は。もっと深いことだよ。」
僕は考えた。
「深いこと…生きるとか?」
「それは、義務じゃあないんだ残念ながら。」
悪魔は両手を横に振った。
「じゃあなんだよ。」
僕は怒った。
「残念時間切れだ。」
悪魔は笛を鳴らした。
「正解は『わからない。』だよ。おばかさん。」
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何となく五分小説です。
クリスマスなのにずっと家にいました。
読んでください。