No.485783

IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 二人目の適合者ーThe second person's conformity person ー

ザルバさん

一夏は再び買い物に行こうとしたがそこにある人が一夏の目に入った。

2012-09-18 20:53:18 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3917   閲覧ユーザー数:3742

「さてと、買いに・・・・ん?」

 一夏の目にあるひとりの男性が目に入った。一夏は近づき話しかける。

「あの・・」

「ん?」

「姫矢准さんですか?」

「そうだけど君は?」

「織斑一夏です。」

「ああ、世界で唯一の・・」

「ちょっとお時間いただけませんか?」

「どうしてだい?」

「デュナミスト。」

「!!君は・・・」

 一夏は頷く。

「・・・・わかった。話をしよう。」

「ではそこのカフェで。」

「ああ。」

 一夏と姫矢はカフェへ行った。

 

「なんですのあの男性は!」

「まさか一夏そっち系の趣味が・・」

「黙れ!!」

「嫁に限ってそんなことはない!!」

「「「「だから嫁じゃない!!!」」」」

「む~。」

「全くお前達は何をしてるんだ。」

「「「「「!!!!!」」」」」

 五人は振り向くとそこには千冬と山田先生の姿があった。

「お、織斑先生。」

「どうしてここに・・」

「水着を買いに来たに決まってるだろう。それよりお前達は何をしてるんだ。」

「それは・・・その・・・・」

「一夏を尾行しているんです。」

「はぁ~。お前達は・・・」

 千冬は頭を抱えた。

「皆さん、ストーカーは犯罪ですよ。」

「でも一夏知らない人に話しかけたから・・」

「どいつだ?」

「あそこで話している人です。」

 箒が指を指す。

「あの人・・・・どこかで見たな。」

「う~ん・・・・あっ!」

「どうしました、山田先生。」

「あの人戦場カメラマンの姫矢准さんです。」

「ああ、だからか。」

「憧れみたいなものかな?」

「あながち間違ってないかも。」

「でも何の話してるんでしょう?」

「さあ。」

 

「まさか君のような子が継承者だなんて・・・思ってもみなかったよ。」

「俺も先輩に合えるなんて思っても見ませんでしたよ。」

「で、君は何のために戦うんだい?」

「え?」

「俺は償いのために戦い、今は生きる写真を撮っているよ。」

「俺は・・・・守るために。」

「ほう。」

「関わる皆を守るために戦います。」

「そうか。で、聞きたいことがあるんだが・・・」

「なんですか?」

「さっきから君のこと見ている人たちなんだが・・・・」

「ああ、そのことですか。前々から気付いてますよ。」

「どうするつもりだい?」

「あえて気付いてないフリをします。」

「なるほど。面白い。」

「どうも。」

「それじゃあ出ようか。」

「はい、ありがとうございました。」

「じゃあ俺が払うよ。」

「いえいえ、ここは俺が払います。」

「そうかい?」

「はい。」

「じゃ、お言葉に甘えて。」

 そして一夏は姫矢と別れた。

「さてと今度こそ買い物に行くか。」

 一夏は移動した。そして水着売り場に入っていった。

「入って行ったわね。」

「私達も買いに行きましょう。」

 全員が入っていく。そして偶然を装った。

「あら、一夏さん。」

「!皆!それに織斑先生に山田先生も!」

「き、奇遇だな。」

「ほ、本当ね。」

「僕達も偶然出会ったんだ。」

「へ~(尾行してたのバレバレだけどな。)」

「あっ!私買い忘れがあったんでした。すみませんが篠ノ之さん、オルコットさん、凰さん、デュノアさん手伝ってもらえませんか?」

「はあ、そういうことなら・・・」

「別に構いませんが・・・」

「ではお願いします。」

 そして五人はその場から去った。

「全くあいつめ、余計なことを・・・・」

「あの・・・織斑先生・・・」

「今は職務外だ。いつもどおりでいい。」

「じゃあ、千冬姉。」

「ふっ、久しぶりに聞いたな。その言葉。」

「仕方ないだろ。立場ってもんがあるんだから。」

「まあな。」

「ところで何で尾行してたんだ?」

「!!気付いてたのか」

「まあな。でも加わったのは途中からだろ。」

「それもそうだが・・・・・・すごいな、お前。」

「どうも。」

「で、聞きたいんだが。」

「なんだよ。」

 そう言って千冬は白と黒の水着を手に取って一夏の前に出した。

「白と黒、どっちがいい?」

「う~ん、黒だな。」

「ふっ、正直だな。」

「自分のくせで白と言ってもばれるしな。」

「よくわかっているな、自分のことを。」

「前に言ってたろ。」

「そうだったか?」

「そうだよ。」

「そうか。」

 

 ラウラは皆とすこし離れた所にいた。

「一夏と偶然を装うというのは変だな。夫婦として。だが、さすがの嫁でも尾行には・・・」

「ところで何で尾行してたんだ?」

「!!(気付いていただと)」

 ラウラはISのプライベート・チャネルで連絡を取った。

 

「-受諾。クラリッサ・ハルフォーフ大尉です。」

『私だ。』

「!ラウラ・ボーデヴィッヒ隊長。何か問題でも。」

『ああ、嫁がな・・・』

「嫁と言いますと、織斑一夏のことですね。」

『うむ。』

「で、どうかされたのですか?」

『尾行をしていたんだが・・・最初から気付いてたみたいだ。』

「なんと!隊長の尾行を。」

『うむ。やはり一夏は侮れん。』

「それはそうと隊長。」

『何だ?』

「今度臨海学校にいかれるとか。で、今どちらに?」

『水着売り場にいるが・・・』

「今所持されている水着は何ですか?」

『学校指定の水着だが・・・』

「何を馬鹿なことを!」

『!?』

「確かIS学園は旧スクール水着でしたね。それも悪くはありません。それも悪くないでしょうがしかし、それでは・・・・・・・」

『それでは・・・・・』

「色物の域を出ない!」

「さすが副隊長!」「伊達に日本の文化や漫画を知っているわけでない!」「頼れるお姉さま!」

『な、ならばどうする?』

「ふふふ、私に秘策があります。」

 はたして・・・・どうなる。

 


 
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