「ミラージュは3も4も2000もあるのにF1はなんでヨンパチねーのかな！」などと若輩者の僕がほざいておりましたらば、なんと大昔のエッシー金型復活ラッシュに混じってミラージュF1が発売し大歓喜したのが今年の2月くらいだった気がします。

というわけで、相当ベテランキットみたいな内容ですが驚くほど組みやすく、またちょっとお尻に違和感を覚えるくらいでカッコいいミラージュF1が1/48で再現できます。イタレリにしてはギアが丈夫なのも高得点です。

近頃再販したこのキット、フランス空軍のみならずスペインだかカタールだか何処のラウンデルか分からんデカールまでついてくる始末の素敵な内容でして、記憶が確かなら6種フランスデカール＋四種他国デカールの大盤振る舞い。

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自分はここはさわやか南欧美人にギリシャで行こう！と息巻いたはいいものの、実機の写真が殆ど残っておらず、箱後ろの見本イラストにも気づかず、意味不明な配色になってしまいました。

これはこれで爽やかさがアップしてるのからいいのか、とあまり反省はしておりません。
なおパッケージにシュペル530空対ミサイル？が描かれていますが入ってない詐欺で気づかない己の節穴さ加減に呆れました。

キット自体は素直で、キャノピーがやや歪なのと前述のお尻形状の違和感以外は大体イメージ通りの秀逸なキットだと思われます。
何より、1/48ミラージュF1というだけでステータス。
イタレリはその前もクフィルのヨンパチを出していたので、そっちもそのうち組もうかなと。

あと比較しているミラージュ2000Cは昔作ったエレールのヤツです。
ダッソーの異端児とはいえ、きちんとミラージュの系譜を踏襲している辺りは親孝行なコですよF1ちゃん。