翌朝
月「おはようございます。」
一刀「おはよう・・・」
キスを交わし、着替えてリビングへ
一刀「あれ?皆は?」
月「今日は皆外出しています。」
一刀「そうか」
月は食事を並べる。
一刀「お!ベーコンエッグに月製コロッケか!」
月「はいっ召し上がれ」
一刀「いただきます!・・・やっぱ日本人は米だよな~
しかも、このうまいおかず!ススムクンになるぞ!」
月「そんなに急いで食べると喉に詰まらせますよ?」
一刀「大丈夫だいじょう・・・ぐっ」
そら、月の言う事聞かないから
月「あなた!これ!」
コップに水を入れて持ってきた。
一刀「ゴクッゴクッぷは~生き返った!」
月「ふふっもう~」
一刀「うますぎる~」
月「ほらっご飯粒付いてますよ」
パクっ
一刀「////」
月「あっ///へぅ~」
一刀「(くそ!可愛すぎるぞ!)」
お互い照れながら、笑った。
一刀「たまにはのほほんもいいな」
月「そうですね」
一刀と月はソファーに隣同士で座る。
一刀「そういえばさ・・・外史から戻ってかなり
経つね」
月「そうですね・・・向こうでは戦いの連続でしたから」
一刀「ホントだな・・・三国2回・・・
いや、何回も統一したしな」
月「はい・・・貂蝉さんに記憶を戻していただいて、
全部ご主人様が消えた物ばかりでした・・・やっと幸せが掴めました」
ギュッ
一刀「月///」
月「離れませんよ♥もう離しません♥」
2人はキスをしたが
詠「ごほんっ」
2「「!!」」
詠「ああ~いちゃつくのはいいけどね・・・
部屋でやってくれる」
一刀「えっ詠!仕事は?」
詠「風に任せて来たわ。ボクも長期の休みをするから
・・・ぼっボクも構ってよ///」
一刀「ああ。もちろんさ・・・そうだ!
温泉旅行でも行くか?」
詠「いいわね。」
月「じゃあ、行きたい人を集め・・・」
一刀「いや、3人でさ。」
詠「いいわね。多くなると余計疲れるしね
・・・それに、久しぶりだしね。」
月「いいですねっ」
一刀「じいちゃんと行ったあの温泉にしよう」
詠「何処?」
一刀「草津さ。草津にはじいちゃんの親戚が
営む旅館があるんだ。」
詠「それなら、特権で予約できるわね」
一刀「ああ。電話しとくよ」
詠「じゃあ、準備して車回してくるわ」
一刀「ん?ああ。頼む」
月「じゃあ、私も準備してきます」
一刀「うん。後でね」
一刀は百刀の電話帳から番号を引き出し
電話した。
一刀「予約はOKだな。じゃあ、俺も準備してくるかな」
しばらくして、準備が出来た一行は現地へ突入した。
草津 旅館
おば「あら、一刀ちゃんいらっしゃい」
一刀「お世話になります。」
おじ「来たか!一刀よ!荷物置いたら道場に行くぞ
久しぶりに実力を見てやろう」
一刀「俺強いよ?」
おじ「はっはっは!まだまだワシも強いぞ」
一刀「唯一じいちゃんとやりあえる人だからな~」
おじ「それにな、百刀にも言われたのじゃ
お前をよろしくとな」
一刀「おっちゃん・・・」
???「お荷物お持ちいたします。」
一刀「ありがとう!(この子って)」
おじ「どうしたのじゃ?」
一刀「この子は?」
おじ「ワシの孫じゃ。
お前の婚約者にしようかと思っておったが、
嫁さんが居るみたいだしな」
一刀「なるほどな・・・名前は?」
桃香「私は桃香って言います。」
詠「劉備!」
桃香「???」
月「詠ちゃん。別人だよ~」
詠「そっそうね」
一刀「紹介が遅れたね。俺は北郷一刀
こっちが嫁の月と詠って言うんだ」
桃香「ほぇ~お嫁さんが多いんですね~」
おじ「はっはっは!それでこそ一刀じゃ!」
一刀「おじさんはおばちゃん一筋だからね~」
おじ「うむっかっかっか!」
おば「あらあらっふふっ」
おじ「一刀よ。どうじゃ?うちの孫も嫁にせんか?」
桃香「///おじいちゃん!」
おじ「かっかっか!半分冗談じゃ」
おば「あらあらっ」
詠「それより、部屋に案内して欲しいんですが・・・」
おば「あらっごめんなさいね~一刀ちゃんが久しぶりに
来てくれた物だから」
詠「いえいえ。」
一同は部屋に案内された。
一刀「じゃあ、道場行ってくるよ」
詠「じゃあ、ボク達は温泉に行ってくるわ」
一刀「了解」
一刀はそのまま道場へ
パシンッパシンッ
おじ「さすがじゃな」
一刀「いやいや、おじさんこそ
じゃあ、本気で行くよ」
おじ「来い!」
バシンっ
おじ「いたたたっ」
桃香「ほぇ~すごい~」
一刀「大丈夫!」
おじ「いや、心配無用。しかしても強くなったな
ワシはうれしいぞ!」
抱きっ
一刀「おじさん!」
おじ「おお!すまんすまん
・・・結構辛い経験してきたみたいだな」
一刀「さすがだね。まあ、色々あったよ」
おじ「そうか・・・よく頑張ったの」
なでなで
一刀「ちょっ///」
おじ「良いではないか。ワシの孫同然なんじゃからな
百刀も良い孫を持ったもんじゃ・・・
これから、じいちゃんと呼んでくれ」
実は一刀は親が死んでいて百刀に育てられていたのだ。
桃香「ぶぅぶぅ~私はどうせおっちょこちょいですよ~だ」
おじ「いや、すまんすまん。じゃが、男の孫が欲しかったわい」
桃香「ぶぅぶぅ~」
一刀「それじゃあ、そろそろ風呂に入ってくるよ。」
おじ「うむっ桃香よ、案内してあげないさ」
桃香「は~い」
桃香に案内され、そのまま温泉に浸かる
一刀「ふぅ~いい湯だな~」
一刀は考えてた。
一刀「そうだよな・・・誰だ!」
桃香「ひっ・・・」
一刀「ああ。すまない・・・って!何で風呂に!」
桃香「おじいちゃんが背中を流してあげなさいって」
一刀「はぁ~・・・背中だけでいいよ。直ぐに出てってね」
桃香「はいっ」
一刀「そういえば、高校生だって聞いたんだけど」
桃香「そうですよ♪都会の大学に行こうと思って」
一刀「なるほどな」
桃香「お嫁さんがいっぱい居るって疲れませんか?」
一刀「疲れないな。好きだからな皆」
桃香「優しいんですね」
一刀「優しい・・・か」
桃香「じゃあ、失礼しますね」
一刀「ああ。ありがとう」
桃香はそのまま出て行く。
一刀「・・・優しくなんかないさ・・・
手は血で染まってるんだし・・・俺が選んだ道だしな」
一刀はしばらく浸かり、上がった
詠「おかえり。」
月「おかえりなさいませ」
一刀「いい湯だった~」
おば「失礼します」
一刀「どうぞ」
おば「一刀ちゃん。ご飯を持ってきたわよ」
一刀「おばちゃんありがとう」
次々に料理が並べられる。
月「おいしそうです」
詠「さ、食べましょう」
一刀達は食事を取り、露天風呂に行くことに。
一刀「混浴だってさ」
月「「へぅ~」
詠「ちょっ!・・・入りたいの?」
一刀「もちろん♪詠の体をしっかり観ないとな。」
詠「ばっ///このち○こ総帥が!」
一刀「何とでも。ささ」
詠「ちょっと~///」
月「へぅ~////」
混浴へGO!
一刀「ふぃ~生き返る~」
月と詠は一刀の左右にちゃっかり居るじゃないか!
詠「うるさい!」
へいへい・・・
月「へぅ~」
一刀「2人共良い体しとるの~」
月「お年寄り臭いです。」
詠「もう高年期障害?」
一刀「ふっふっふ~何とでも・・・」
詠「ちょっ!何処触ってんのよ!///あぁ」
月「あなたの・・・硬いです。///へぅ~」
一刀「まあ、美人に囲まれりゃね~」
詠「まったく・・・」
そのまま露天風呂で・・・♥
風呂から上がり、部屋へ戻った。
一刀「なんつーか・・・やること前提で
敷いてあるな。」
詠「アンタはそれしか頭にないでしょうが!」
パチンッ
詠はいつものデコピンをした。
月「ご主人様が足りないなら・・・いいですよ」
詠「月!」
一刀「じゃあ、詠は嫌らしいから、
2人で楽しもうか。」
月「はいっ///」
詠「ちょっ!嫌いとは言ってないわよ!」
一刀「聞こえないな~」
詠「うっ・・・抱いてください!」
一刀「おいで。」
詠「・・・アンタ・・・ドSでしょ・・・やっぱり」
一刀「いんや、普通だぞ♪」
第2開戦突入!
翌朝
一刀は道場に来ていた。
一刀「はっ!」
精神を集中させ・・・気を木刀に送る。
木刀は光が満ちそのまま
シュッ
一刀「はぁぁぁぁ!」
シュッシュシュシュシュシュッ
一刀「はあ!!」
シュシュシュッ
無数の斬撃を放ち
一刀「ふぅ・・・・」
瞑想に入る。
道場外
桃香「ほぇ~」
桃香がぽけ~と観ていた。
桃香「////かっこいい~」
一刀の朝練が終わり、桃香が水とタオルを
持っていこうとした時
月「あなた。どうぞ」
一刀「ん?ああ、ありがとう月」
桃香「・・・そうだよね・・・こんな感情、
持っちゃいけないんだよね・・・」
桃香はその場を去った。
一刀「ん?」
月「どうしたんですか?」
一刀「・・・いや、何でもない」
月「?」
一刀「それより、詠についてなくていいのか?」
月「あっ起こしてこなきゃ」
月は一礼して部屋に戻る。
一刀「あれは確か・・・」
近くの小川
桃香「はぁ~・・・一目惚れかな?」
桃香は胸を抑えながら考えていた。
桃香「でも・・・いけないんだよね・・・
こんな感情を持っちゃ・・・
一刀さんは奥さんが居るのに・・・胸が苦しいよ・・・」
デカイからじゃね?
ゴツンッ
ぐほっ・・・どっどうやって投げた
桃香「黙ってて!」
ごめんなさい・・・
桃香「だめだな~あたし・・・」
そこへ
一刀「へぇ~良い所だな」
桃香「かっ一刀さん!」
一刀「よっ」
桃香「どうしてここに?」
一刀「散歩がてら、君を見つけてね・・・
お?水か~もらうね」
桃香「あっそれ///」
何だ?関節キスか?初々しいな~
ゴツンッ
ぐはっ・・・バタンッ
一刀「どいうした?」
桃香「ううんっ!何でもない!」
一刀「そうか。」
桃香「じゃあ!私は仕事に戻ります。」
一刀「ああ。頑張れ」
桃香「はいっ!ありがとうございます」
桃香はそのまま走り去って行った。
一刀「嫌われてるのかな?」
女たらしだからな。
バコンッ
ぐへっ・・・
一刀「うっせえ」
一刀は桃香の後ろ姿を見ながら、
しばらくして部屋に戻った。
一刀「よし!観光めぐりでもしてくるか」
詠「いいわね。お土産も買ってってあげないとね」
月「そうだね。私はお揃いのストラップが欲しいです。」
一刀「いいね~ では、行くとしますか」
月「ゆもみちゃんグッズだって」
詠「可愛いわね」
月「これ買おうかな・・・」
一刀「いいんじゃないか?」
詠「じゃあ3人分でいいわね」
一刀「全員じゃなく?」
詠「私達だけの旅行なんだから、私達だけの思い出よ。」
月「そうですよ」
一刀「ふむっまあ、いいか」
次々にお土産を買っていく。
道中、詠は洋菓子店を見つける。
詠「ここでいいんじゃない?」
一刀「いいぞ」
一刀よ、俺も行った事あるけどそこはうまいぞ。
一刀「ふむっ月の名前が一部入ってるな」
一刀よ、ハンバーグステーキがオススメだぞ?
一刀「うまそうだな。」
詠「ちょっと!早く入るわよ」
店に入った。
月「うまそうなケーキがいっぱいですね。」
詠「ええ、頭を使うとどうしても甘い物が欲しくなるわね」
太るぞ?
ガコンッ
ゴホッ・・・俺は間違った・・・
詠「ゴゴゴゴゴゴゴッ」
事言ってました・・・すいません
一刀「はぁ~」
店員「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか?」
一刀「ハンバーグステーキセットを3つ下さい。」
店員「かしこまりました」
しばらくして店員が持ってきた。
一刀達は合掌をし、食べる。
一刀「うまいな・・・確かに」
詠「ええ、これはイケるわね」
月「おいしいです。」
一同は黙々と食べ、デザートにケーキも食べた。
一刀「ふぅ~お腹いっぱい」
詠「まあ、良い味だったわね」
月「家に帰ったら作ってみますね」
一刀「おおっ、もうレシピわかったのか?」
月「はいっ」
ちなみに、月は一級調理師の免許を持っている。
一刀「月の料理はすごくうまいし、栄養バランスもいいしね」
一級調理師免許は華琳、凛、千登里も持っている。
一刀「まさに、神の舌だね」
月「褒めても何も出ませんよ。」
一刀「夜に期待してます。」
月「へぅ~」
詠「いちゃつくのは後!行くわよ!」
ぐいっ
一刀「あ、ああ」
月「行きましょうか」
ぐいっ
一刀「・・・幸せなのかな」
当たり前じゃ!もげろ!
色々観て回り旅館へ帰還した。
おば「おかえり、一刀ちゃん」
一刀「ただいま戻りました」
詠「ああ~楽しかった!」
月「私もっ」
一行は部屋にお土産を置き、温泉へ
一刀「ふ~いい湯だね~」
詠「ええ」
月「また来たいですね。」
一刀「そうだな」
詠「・・・また、硬くなってるわよ」
一刀「HAHAHA男だからな!」
月「へぅ~///」
詠「しょうがないわね///」
さあ、ハッスルタイム!突入!
事後・・・風呂から上がり、食事を取り
就寝・・・再びハッスルしたとかしたとか・・・
翌朝
一刀「いや~良い旅行だったね」
詠「そうね。良い息抜きになったわ。」
月「お世話になりました。」
おば「いいのよ。また来てね。」
月「はいっ」
おじ「一刀よ!ここはお前の実家でもあるんじゃ!
何時でも帰ってこいよ」
一刀「おじさん・・・」
ちなみに、旅行費はタダです。
おじ曰く「家族からお金は取れん!」
家族即一致で可決された。
桃香父「一刀くん。元気でな」
一刀「ご飯、美味しかったです。何か懐かしい味がしたし」
桃香父「はははっそれはそうさ、あれは百刀さんのレシピから
作ってるからな。」
一刀「なるほどね。」
桃香母「ごめんなさいね。桃香が部屋に篭っちゃって」
一刀「いえいえ、じゃあそろそろ行きます。」
おじ「うむ!修行は怠るなよ」
一刀「はいっ!」
一刀達は駐車場へ向かった。
桃香サイド
桃香「・・・一刀さんが行っちゃう・・・
これでいいんだよ・・・この気持ちは忘れなきゃ」
おば「桃香。一刀ちゃんは帰ったよ。」
桃香は胸が苦しくなり・・・
おば「桃香。貴方は貴方に人生を送りなさい。
旅館の方は大丈夫だから」
桃香「でも!」
おば「一刀ちゃんの事が気になるんでしょ?
・・・うじうじしてないで進みなさい!」
桃香「!!」
おば「一刀ちゃんは良い子よ。いいじゃない
奥さんがいっぱい居るのだから。」
桃香は気づいた・・・
桃香「おばあちゃん・・・頼みがあるんだけど・・・」
おば「なんだい?」
桃香「私・・・
聖フランチェスカに編入したい」
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温泉編です。どうぞ。
ちなみに、人生を永遠類はユーザーのみなので
あしからず。