No.482766

貴方と人生を永遠に(華琳、月ファンは注意)

こんなんだったらどうなってたのか・・・

恋姫キャラが君が○む○遠になったら編です。

華琳、月ファンは結構きついかも。

2012-09-11 21:52:16 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:2370   閲覧ユーザー数:1860

貴方と人生を永遠に

 

丘の頂上

 

???「・・・きろ・・・」

 

一刀「・・・ん・・・左慈?」

 

左慈「おはよう。」

 

一刀「ああ、おはよう・・・」

 

ピンポンパンポーン

 

潤香「北郷一刀!三中左慈!職員室まで来い!」

 

左慈「どうする?バックレルか?」

 

一刀「そうだな・・・」

 

ボコッ

 

一刀「ぐへっ」

 

バタンッ

 

一刀「(じいちゃん・・・今そっちに・・・)じゃない!」

 

左慈「ボール?」

 

???「アチャー死ななかったか・・・さすがね」

 

一刀「華琳!」

 

華琳「あら?もう1球要る?」

 

一刀「ペチャパイ華琳が何用・・・ぐへっ」

 

バタンッ

 

一刀「(じいちゃん・・・今か・・・)じゃない!

 

何するんだ!」

 

華琳「こんな所に・・・もう1球・・・」

 

一刀「わっ悪かったって・・・何しに来た」

 

華琳「潤香先生に探してって言われてね。」

 

一刀「俺はこのままバックレルから無駄だな

 

・・・じゃあな。行くぞ!左慈!」

 

左慈「まっ待てって!」

 

ダダダダッ

 

華琳「待ちなさい!・・・この!」

 

ヒュッヒュッ

 

華琳は野球ボールを木の上から投げまくったが。

 

一刀「あたらんよ!ほいほいほいっと」

 

スカッスカッスカッ

 

左慈「俺が当たってるんだ!いてっ!」

 

華琳は携帯を取り出し

 

華琳「愛紗?そっちに行ったわよ!」

 

森を抜けようとした時

 

愛紗「逃がさん!」

 

愛紗は手錠を振り回しながら投げつけてくる。

 

一刀「左慈!頼む!」

 

左慈「俺!」

 

一刀「一番効く方法を教えてやる・・・って言うんだ」

 

左慈「わっ分かった」

 

愛紗は次々に投げつけてくる。

 

左慈「愛紗・・・お前は可愛い・・・」

 

愛紗「///」

 

愛紗は固まり・・・

 

一刀「今だ!」

 

2人はそのまま街へ

 

愛紗「しまった!・・・クッ」

 

しばらくして。

 

華琳「捕まえた?」

 

愛紗「ごめん・・・」

 

華琳「そう・・・弁当箱、どうするのかしらね・・・」

 

 

 

 

 

センター街

 

一刀「ふぅ~間一髪だったな」

 

左慈「・・・なあ・・・俺さ・・・

 

ふと、思ったんだが・・・」

 

一刀「何だ?」

 

左慈「明日・・・休みだよな?」

 

一刀「それがどうした?」

 

左慈「・・・弁当箱・・・カバンに入れパじゃないか?」

 

一刀「・・・HAHAHAHA気にしたら負けだぞ」

 

左慈「・・・今から戻って・・・」

 

一刀「左慈よ・・・苦労して脱出できたのだ・・・

 

水の泡だぞ?」

 

左慈「だがな・・・」

 

一刀「左慈よ・・・布で包んですし・・・

 

開けなければいいだけだ・・・購買でいいだろ?昼は」

 

左慈「・・・良いのかな・・・」

 

一刀「それより!今日はパチでメダル増やすぞ

 

臨時収入が入ったし、おごるぞ?」

 

左慈「それもそうだな・・・俺はスロで番長やるわ

 

今日は確か、高設定の日だしな」

 

一刀「じゃあ、俺は・・・戦国無双だな

 

先週は12連で止まったしな・・・」

 

左慈「行くか・・・」

 

一刀「だな。」

 

しばらく打って・・・左慈が初当たり頂を勝ち取り

 

連チャン中

 

左慈「今日は絶好調だな・・・」

 

頂ラーッシュ!

 

中!右!左!

 

ピピピピッ!

 

左慈「上乗せ来たぜ!」

 

しばらくして・・・

 

勝負じゃ!

 

教育的指導!

 

から、絶頂へ

 

左慈「やべ~来たぞ!」

 

メダルを増やしていく。

 

その頃・・・一刀も

 

デデデデデッピキーンッブォーンッ

 

全てを賭ける!

 

関ヶ原の戦い。

 

勇!

 

一刀「600円突っ込んでこれか・・・」

 

連チャンが続き。

 

2人は着々と増やしていく。

 

メダルを預け、解散した。

 

左慈「じゃあな~」

 

一刀「おう~」

 

俺の名前は北郷一刀。今は一人暮らしをしている。仕送りと、

 

株で生計を立てているこの頃・・・さっきの女の子は華琳

 

俺の幼馴染だ。何かと世話を焼いてくれてる。華琳は寮暮らしで

 

俺がフランチェスカに入学すると聞き、着いてきた。

 

まあ、ソロライフを送ってる訳でして・・・華琳はたまに御飯を作りに

 

来てくれる時もある。ちなみに、俺はめんどくさい事はやらない

 

主義だ。力は実家で鍛えたからそれなりに・・・頭は良いぞ!

 

 

 

ガチャッ

 

一刀「ただいま~」

 

一刀はそのままベッドに横になり、そのまま眠る。

 

 

 

月曜日

 

 

一刀「・・・新しい生命が生まれてたりしてな・・・」

 

左慈「・・・開けてみろ・・・」

 

一刀「いや・・・新しい生命体が生まれてる可能性がある。」

 

左慈「開けてみろって」( ̄ー ̄)

 

一刀「(ダメだ!誘惑に負けるな!)」

 

左慈「俺が開けるぞ?」

 

一刀「まっ待て!」

 

パカッ

 

一刀「・・・あれ?」

 

左慈「ほらな。」

 

一刀「・・・綺麗だな」

 

左慈「御坂が洗ってくれたんだ。」

 

一刀「・・・なるほどな」

 

愛紗「ほれ!」

 

愛紗は左慈に弁当箱を渡した。

 

左慈「おお~サンキュー」

 

一刀「存亡の危機だったな」

 

華琳「大げさね。」

 

一刀「華琳!・・・ありがとう・・・」

 

華琳「いいのよ。それより、潤香先生が呼んでるわよ」

 

一刀「やべっ!昨日の事かな・・・」

 

左慈「・・・素直に謝るか・・・」

 

一刀「・・・・」

 

華琳「それと、今週の日曜日、空けといてね」

 

一刀「何かあるのか?」

 

華琳「ええ。花火大会に行くわよ。」

 

一刀「そういえば・・・そんあ時期か・・・」

 

華琳「じゃあ、集合場所は駅前でいいかしら」

 

一刀「めんどい」

 

華琳「あら?誰が弁当箱を洗ってあげたのかしら?」

 

一刀「グッ・・・分かったよ!」

 

華琳「ふふっじゃあ、日曜日にね。」

 

一刀「へ~い」

 

 

 

 

 

 

7月14日

 

一刀「ここでいいよな?」

 

左慈「まさか・・・俺達騙されたとかな」

 

一刀「ははっ・・・考えたくないな・・・」

 

華琳「お待たせ。」

 

一刀「遅いぞ?ぺチャ」

 

ボコッ

 

一刀「グフッ」

 

華琳「女の子はね!時間が掛かるの」

 

左慈「はぁ~」

 

愛紗「・・・左慈・・・どうだ」

 

左慈「///まあ・・・良いんじゃないか」

 

???「こばんわ・・・ほら!お姉ちゃん!」

 

ドンッ

 

???「詠!・・・こっこんばんわ///白河月と申します」

 

一刀「あっはい・・・」

 

詠「お兄さんかっこいいですね。」

 

一刀「そうか?」

 

華琳「知らないの?ファン倶楽部まであるのよ?」

 

一刀「そうなのか?」

 

詠「はいっ!下級生の間では理想のお兄さんですって」

 

左慈「知らなかったのか?」

 

一刀「初耳だな・・・」

 

ドンドンッドンッドンドン

 

華琳「行きましょうか」

 

一刀「あっああ」

 

一行は神社に移動し・・・しばらくして

 

一刀「あれ?・・・はぐれたみたいだな・・・」

 

月「そうですね・・・」

 

一刀「・・・何か食べる?」

 

月「えっ?はっはい・・・」

 

焼きそばを買い・・・しばらく歩く事に

 

一刀「・・・」

 

月「・・・」

 

一刀「(何を話せばいいんだ・・・)」

 

ドンドンッ

 

月「へぅ!」

 

ギュッ

 

月がいきなり袖を掴んできた

 

一刀「・・・花火・・・怖いの?」

 

月「・・・はい・・・」

 

一刀「・・・じゃあ、何で来たの?」

 

月「・・・華琳・・・が」

 

一刀「あの、ぺチャめ」

 

ドンドンドンッ

 

月「へぅ!へぅ!」

 

一刀「・・・帰ろうか?」

 

月「フルフルフルッ」

 

一刀「・・・じゃあさ、どんな花火が好きなの?」

 

月「・・・蛇花火です・・・」

 

一刀「・・・(にょろにょろ~ぐちゃ・・・の?)」

 

月「なっなんか・・・健気じゃないですか・・・」

 

一刀「そっそうなの?・・・(どんな思考回路してんだ?)」

 

しばらくして

 

華琳「やっと見つけたわよ」

 

一刀「おい!華琳!この子を無理やり誘ったらしいじゃないか」

 

月「違う・・・」

 

華琳「・・・ごめんなさい」

 

一刀「もう、帰るか・・・」

 

左慈「そうだな。」

 

愛紗「じゃあ、ここで」

 

一刀「おう!また明日な」

 

2人はそのまま反対方向に行った。

 

詠「じゃあ、先輩!僕たちのここで」

 

一刀「ああ、気お付けてな」

 

詠「はい!」

 

月「ペコリッ」

 

月と詠は駅へ

 

華琳「私も帰るわ・・・あっ!」

 

一刀「おっと」

 

ぎゅっ

 

華琳は体制を崩したが一刀が支えてくれた。

 

華琳「///ありがとう」

 

一刀「いや・・・どうせ通り道だし

 

送ってくよ」

 

華琳「・・・ええ」

 

 

 

 

 

 

 

寮近く

 

華琳「ここでいいわ」

 

一刀「そうか・・・じゃな」

 

華琳「ええ。」

 

一刀はそのまま真っ直ぐ家に帰る事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月16日

 

一刀「しまった!遅刻だ!」

 

外は雨・・・

 

一刀「どうする・・・俺は男だ!

 

突撃!」

 

 

 

 

教室

 

左慈「びしょ濡れだな・・・」

 

一刀「まあ、仕方ないさ・・・俺の勝ちだ!雨よ!」

 

左慈「何と張り合ってんだよ・・・」

 

授業が始まる。

 

潤香「誰だ!服を乾かしているバカは」

 

華琳「目の毒なんですけど~」

 

周りからは笑いの嵐。

 

一刀「・・・ぺチャの癖に」

 

 

左慈「購買行こうぜ~」

 

一刀「ああ・・・あれ?・・・無い」

 

左慈「何がないんだ?」

 

一刀「財布が・・・無い・・・」

 

華琳「なんですって!いくら入ってたの?」

 

一刀「とても言えない金額だ・・・」

 

華琳「電話貸すから、キャッシュを今すぐ止めてもらいなさい!」

 

一刀「ああ!それもあが!」

 

ガラガラッ

 

???「失礼します。」

 

左慈「お~い~一刀~お前に用があるんだとよ」

 

一刀「?」

 

???「これ・・・先輩のですよね?」

 

一刀「俺の財布!」

 

華琳「中身を確認しなさい!」

 

一刀「ある!・・・713円」

 

華琳「は?」

 

一刀「だから!713円」

 

左慈「・・・」

 

華琳「人には言えない金額って・・・」

 

一刀「だから!人には言えない金額だって!」

 

華琳「・・・携帯返しなさい!」

 

ブンッ

 

???「それと・・・これを」

 

一刀「おお!牛丼タダ券!よかった・・・無事で」

 

???「あわわ・・・失礼します!」

 

タタタタッ

 

一刀「ありがと~」

 

左慈「誰だ?あの子」

 

一刀「知らんが・・・いい子だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月18日

 

廊下

 

一刀「トイレトイレ~・・・ん?」

 

ヒョイッ

 

ヒョイッ

 

ヒョイッ

 

ヒョイッ

 

一刀「あの~」

 

月「はい?」

 

一刀「白河さん?」

 

月「どうも・・・」

 

一刀「重たそうだね・・・持つよ」

 

月「いいんですか?」

 

一刀「男に二言はない」

 

2人は資料室に置きに行った。

 

一刀「これでよし」

 

月「ありがとうございます。」

 

一刀「きにすんなって・・・そうだ!トイレ!じゃあね」

 

月「はいっ」

 

タタタタッ

 

じょ~

 

 

一刀「ふぅ~間に合った~ん?」

 

ザバーンッ

 

華琳「・・・・」

 

一刀「水泳部の練習か~」

 

左慈「みたいだな。」

 

一刀「左慈?」

 

左慈「おお!すまん・・・御坂から伝言だ。今日の放課後

 

丘の上で待っててってさ」

 

一刀「なんで?」

 

左慈「さあ?俺は今日予備校だから帰るな」

 

一刀「そっか・・・分かった。じゃあな」

 

一刀は左慈に手を振り・・・そのまま丘に向かった。

 

 

 

丘の上

 

一刀「まだ・・・来てないよな・・・寝るか」

 

時間は過ぎ・・・夕方

 

ガサッ

 

一刀「・・・ん?かり・・・白河さん!」

 

月「・・・・」

 

一刀「どうして・・・ここに?」

 

月「私・・・貴方の事がずっと好きでした・・・

 

私と・・・付き合って下さい!」

 

一刀「えっ・・・(この前あったばかりだろ!

 

どうなってるんだ・・・白河さんが俺を・・・

 

ドッキリ?・・・でも・・・ここで断ると・・・

 

傷つくよな・・・可愛いし・・・付き合ってもいいかな・・・)」

 

月「・・・・」

 

一刀「いいよ・・・付き合おう・・・」

 

月「うれしい・・・です」

 

一刀「・・・そう?」

 

月「はいっ」

 

2人はそのまま帰宅した。

 

 

 

 

 

 

7月20日

 

一刀「図書室に返しに行くの忘れてたな・・・

 

ついでに、華琳に文句言ってやる!」

 

一刀は学校へ

 

一刀「ん?居た」

 

ザバーンッ

 

華琳「ふぅ・・・」

 

一刀「華琳!」

 

華琳「あら?一刀じゃない」

 

一刀「お前!謀ったな!」

 

華琳「ええ。月は内気な子だから・・・」

 

一刀「・・・そうか・・・付き合う事にした」

 

華琳「そう・・・よかったわね・・・」

 

一刀「ああ・・・」

 

華琳「一刀・・・悪いんだけど、着替え持ってきてくれない?

 

教室にあると思うから。」

 

一刀「しょうがないな・・・」

 

一刀は教室に向かった。

 

一刀「これか・・・何だ!これは!」

 

『何がエースだ。チビ』

 

『ペッタンコだから早いだけだっつーの』

 

『うざいから消えてくんない?』

 

赤文字で色々落書きや、服が破られてた。

 

一刀「くそ!・・・焼却炉だ!」

 

一刀は焼却炉で燃やし、自分のジャージを持ってった。

 

一刀「すまん・・・なかったからさ、これ」

 

一刀は自分のジャージを渡した。

 

華琳「・・・ありがとう」

 

一刀「俺は本返してくるから、校門で待ってろ。

 

寮まで一緒に帰ろうぜ」

 

華琳「・・・ええ。」

 

一刀は本を返して、校門に

 

一刀「待ったか?」

 

華琳「いえ・・・ありがとう・・・」

 

一刀「知ってたのか!?」

 

華琳「恨みを持ってない人間なんて居ないわ。」

 

一刀「そうか・・・行こう・・・」

 

2人は寮までゆっくりと歩いて行った。

 

 

 

 

 

7月21日

 

一刀「・・・デートって初めてだからな・・・」

 

月「お待たせしました。」

 

一刀「・・・行こうか」

 

月「はい」

 

映画を見て色々回り・・・帰宅する帰り道

 

一刀「(手を繋いだ方がいいのかな・・・よし!)」

 

にぎっ

 

月「いや!」

 

パシンッ

 

一刀「えっ・・・」

 

月「ごめんなさい!」

 

タタタタタッ

 

一刀「・・・・」

 

一刀はそのまま帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月25日

 

華琳「ちょっと!どう言う事!一刀!」

 

左慈「白河と何があったんだ!」

 

一刀「別に・・・」

 

華琳「・・・ちょっときなさい!」

 

くいっ

 

一刀「なんだよ!」

 

そのまま屋上へ連れて行った。

 

華琳「なんで月を避けてるの?」

 

一刀「別にいいだろ・・・」

 

華琳「よくないわ!私の親友なのよ!」

 

一刀「なら!何故くっつけようとした!」

 

華琳「それは・・・」

 

一刀「言えないじゃないか!」

 

華琳「何があったの?」

 

一刀「ただ、手を繋ごうとしただけなんだ!

 

なのに、なんで叩かれなきゃいけないんだ!」

 

華琳「一刀・・・あの子はね・・・高校入ってから

 

好きだったのよ・・・一目惚れってやつよ」

 

一刀「えっ・・・」

 

華琳「あの子内気でしょ・・・だからほっとけなかったの

 

・・・相談を持ちかけられてね・・・」

 

一刀「じゃあ何で!」

 

華琳「それは、いきなり繋がれると驚くでしょ・・・」

 

一刀「!」

 

華琳「あの子はね・・・高校に入ってからずっと

 

貴方の事ばかり目で追ってたのよ?」

 

一刀「・・・」

 

華琳「私は見ていられなくて・・・あそこに

 

呼び出したのよ」

 

一刀「知らなかった・・・」

 

華琳「貴方はどうなの?」

 

一刀「・・・俺・・・行ってくる!」

 

華琳「ええ。」

 

タタタタタッ

 

一刀は直ぐに月の元へ

 

華琳「・・・私・・・何やってるのかな・・・

 

あの2人なら、お似合いだと思う・・・

 

でも・・・私の気持ちは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラッ!

 

一刀「白河さん!来て!」

 

月「えっ」

 

ぎゅっ

 

一刀は周を気にしずに、そのまま連れ出し・・・

 

丘の上まで連れて行く。

 

一刀「・・・・」

 

月「痛いです・・・離してください!」

 

一刀は丘の上を目指し・・・

 

一刀「白河さん・・・聞いて欲しい事があるんだ」

 

月は耳を塞いだ。

 

月「嫌!聞きたくない!」

 

一刀「聞いてくれ!・・・ごめん!」

 

月「!」

 

一刀「俺さ・・・鈍感だからさ・・・

 

こんな奴だけど・・・もう一度

 

やり直せないかな・・・好きだ!」

 

月「嫌!」

 

一刀「・・・そっか・・・ごめん」

 

一刀は立ち去ろうとするが・・・

 

月「もう一度・・・最初から始めませんか・・・」

 

一刀「えっ」

 

月「もう一度・・・ここから・・・始めたいです」

 

一刀はそのまま月に抱きついた

 

一刀「ああ!始めよう!白河さん!」

 

月「月って呼んでほしいです・・・」

 

一刀「・・・月」

 

月「はい・・・」

 

お互いの気持ちを確かめ合うように・・・♥

 

 

 

 

 

 

8月2日

 

一刀「あち~」

 

♪~~

 

ぴっ

 

一刀「もしもし~月?」

 

月「うんっ今何してるの?」

 

一刀「あち~って連呼しながらくつろいでるよ」

 

月「ふふっ。今、家の近くまで来てるから

 

行ってもいい?」

 

一刀「おう!」

 

しばらくして

 

ピンポーン

 

一刀「どぞ~」

 

ガチャッ

 

月「お邪魔しま~す」

 

一刀「月~」

 

ぎゅっ

 

月「一刀ちゃん///苦しいよ」

 

一刀「何を言う!これぞ、愛のスキンシップじゃないか!」

 

月「もう~///おかず買ってきたから、御飯作るね。」

 

一刀「うんうん!お願い!」

 

月「ふふっ」

 

月はキッチンへ

 

一刀「月~明日どっか行きたい所はある~?」

 

月「そうだね~水族館に行きたい」

 

一刀「いいね~」

 

月が料理を並べる。

 

一刀「うまそ~ハンバーグ大好き!」

 

月「ふふっ召し上がれ」

 

一刀「いただきます!」

 

ぱくっ

 

一刀「うまーーーい」

 

月「よかった・・・」

 

御飯を食べ終わり、2人で抱き合いながら

 

テレビを見ていた。

 

一刀「月~大好き~」

 

すりすりすり

 

月「もう・・・///」

 

一刀「・・・いいよね?」

 

月「コクッ///でも、シャワー浴びなきゃ」

 

一刀「このまま、月の味を舐め回したい」

 

月「///」

 

2人は・・・・♥

 

 

 

 

 

 

 

 

8月3日

 

一刀「うわ~遅刻だよ!」

 

センター街を抜け、駅まで向かう。

 

華琳「一刀?」

 

一刀「おう!華琳じゃないか!どうした?こんな所で」

 

華琳「アクセサリーを買いに来たんだけど、

 

良い物がなくてね。」

 

一刀「なるほどな」

 

華琳「一刀が選んで」

 

一刀「でも、これからデートなんだ」

 

華琳「少しくらいいいじゃない。」

 

一刀「う~ん」

 

1直ぐに行く

 

2しょうがないから選んでやる。

 

一刀「しょうがないな・・・これなんてどうだ?」

 

華琳「却下」

 

一刀「これは?」

 

華琳「却下」

 

一刀は指輪を取った。

 

一刀「これは?」

 

華琳「・・・これ・・・いいわね」

 

一刀「・・・まあ、色々世話になったし

 

買ってやるよ・・・今日は誕生日だろ」

 

華琳「覚えててくれたんだ・・・」

 

一刀「当たり前だ。何年一緒にいると思ってるんだ」

 

華琳「そうね・・・」

 

一刀は会計を済ませる。

 

一刀「ほいっ」

 

華琳「ありがとう!」

 

一刀「今度の俺の誕生日が倍返しだからな」

 

華琳「分かってるわ。そろそろ行かなくていいの?」

 

一刀「そうだった!じゃあな!」

 

華琳」「ええ。」

 

一刀はそのまま駅のホームへ

 

一刀「しまった!・・・まあ、次でいいか

 

・・・ついでに、ネックレスも買ってきたし

 

・・・喜んでくれるかな?」

 

 

待ち合わせ場所へ

 

 

一刀「?事故かな・・・うわ・・・酷い」

 

一刀は月を探した。

 

一刀「月~」

 

トンッ

 

女子「はい?」

 

一刀「すいません」

 

一刀「何処にいるんだ?

 

・・・あれ?あのバッグ・・・」

 

男「バスが突っ込んだんだってな」

 

女「そうみたい・・・女の子、大丈夫かな?」

 

 

一刀は集まる民衆をかき分け事故現場へ

 

一刀「月~月~」

 

警官「被害者氏名確認・・・聖フランチェスカ在学の

 

・・・白河月氏と思われます・・・」

 

一刀「えっ・・・・」

 

ドンッ

 

一刀は跪いた・・・

 

警官「・・・君?関係者かい?」

 

一刀「・・・月・・・」

 

警官「君?」

 

一刀「月・・・ゆえーーーーーーーーーーーーーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手術室

 

華琳「はぁはぁはぁ・・・どう言う事・・・」

 

詠「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」

 

一刀「・・・・・・」

 

ランプが消えた。

 

月父「月の容態は、どうなんですか?」

 

医師「一命は取り留めましたが・・・

 

いつ目覚めるか・・・・」

 

月父「・・・ありがとうございます・・・」

 

月母「ここは、私の任せて一刀君は帰りなさい

 

・・・貴方達もね」

 

一刀「・・・・また、来ます。」

 

月父「ありがとう・・・一刀君」

 

一刀は左慈の手を借り・・・家に送られた。

 

一刀は日に日に窶れていった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月27日

 

学校

 

左慈「今日も来てないな・・・」

 

愛紗「でも、そろそろ出席日数がやばいわよ」

 

左慈「文部省のお墨付きだし・・・大丈夫だろ」

 

華琳「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

一刀の部屋

 

一刀「・・・・・・」

 

ガチャッ

 

華琳「一刀?入るわよ」

 

一刀「・・・・・」

 

華琳「うっ」

 

一刀の部屋は生ゴミの匂いで充満していた。

 

華琳「一刀・・・」

 

一刀「・・・・・」

 

華琳は自分の気持ちに正直になろうと・・・

 

一刀は私が守ろうと・・・そして・・・・

 

華琳「一刀!」

 

パシンッ!

 

一刀「・・・華琳・・・」

 

華琳「貴方は生きてるんでしょ!

 

・・・もう、見ていられないの!・・・

 

もう・・・嘘は付けないの・・・」

 

一刀「・・・かり・・・ん?」

 

華琳は服を脱ぎだした・・・

 

華琳「私は一刀が好き!好きなの!」

 

ぎゅっ

 

一刀「・・・・」

 

華琳「昔から好きだったの!

 

一刀のこんな姿・・・見たくないの・・・

 

・・・私が貴方の傍にいるから・・・」

 

一刀「・・・・・・」

 

華琳「・・・一刀・・・私をめちゃくちゃにして・・・」

 

プツンッ

 

一刀「華琳!」

 

華琳「好きなように・・・して・・・」

 

一刀は獣のように・・・・華琳を・・・・犯した・・・

 

そして・・・月日は流れる・・・

 

 

 

 

 

 

 

やわらかな 風に抱かれ

あなた 想う心 切なくなる

丘の上 ひとりきりで

季節見送っているの

青空の向こう

何がみえるのかな

勇気が欲しい

静かに祈っている

もう戻れない

あなたの腕に包まれていた

優しい日々

夏の 記憶かすかに 残ってる

小さな花火 消えない

今でも

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
5
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択