「主よ」
「どうした星」
「今夜、酒でも飲みませぬか?」
「今夜も、だろ?」
「そうとも言いますな」
「じゃぁ今夜も俺の部屋集合でいいか?」
「あい、今夜も良い場所を探しておきますぞ」
「警邏は行けよー、愛紗に怒られるぞー」
「さて今夜の酒はどの酒にしようか・・・」
「おっ!趙雲さん、いいところに!」
「ん?どうしたのだ」
「実はね今日いい酒といいメンマが手に入ってね・・」
「頂こう」
「星、何をしている」
「これはこれは、私はただここの店主と話していただけだぞ?」
「なにが 頂こう だ」
「くっ!聞いていたのか!」
ダッ!!
「あっ!?逃げるな!」
ダッ!
「うまく撒けたか?」
「おっ?星じゃないか」
「翠?こんなところで何をしているんだ?」
「馬を水遊びさせてたんだよ、そういう星はどうしたんだ?」
「愛紗と追いかけっこをな」
「あはは・・一体何をしでかしたんだ?」
「むっ、それではまるで私に非があるみたいではないか」
「じゃぁ何をしたんだ?」
「・・・警邏中に少し買い物を」
「酒か?メンマか?」
「両方だ!」
「胸を張って言うな!」
「むむっ!?メンマを馬鹿にするつもりか!?」
「そう言う意味じゃなーい!」
「星ぃぃいいい!!逃げるなぁぁああ!!」
「ひっ!?い、今なんか聞こえた気がするんだが・・気のせいか?なぁ星・・」
ヒヒーン・・・
「逃げ足速いな・・」
「予想外だ、まさかここまで追いかけてくるとは」
「くぅぅぅうう!今日こそは何を企んでいるか聞かせてもらうぞ!!」
「・・・これは中々諦めてくれなさそうだな」
(ひとまず身を隠そう)
「あら?星ちゃんどうして隠れているの?」
「あぁ、紫苑か?実はな・・・」
カクカクシカジカ・・・
「大変ねぇ・・で、どうしてその危険を冒しながらもお酒を買おうとしたのかしら?」
「むぅ・・なかなか痛いところを突くな」
「私の予想だと・・ご主人様と一緒にお酒を飲むからじゃない?」
「はははっ、紫苑には隠し事は出来ないな」
「星ちゃんもすっかり女の子ねぇ~いいわ、私も手伝ってあげるわ」
「手伝う?」
「えぇ、夜までかくまってあげるし、お酒とおつまみは好きなのを持っていくといいわ」
「いいのか?」
「いいのよ、頑張ってね!」
「ありがたい」
「星遅いなぁ・・・」
(忘れてる?いや酒の事を星が忘れるはずない)
「何か失礼な事を考えてはいないか?主」
「星!?い、いつの間に?」
「ついさっきですぞ、さぁ行きましょう!時間が惜しい」
ザァァァァァアア・・・
「ここかい?」
「うむ、滝壺に映る蛍の光・・中々おつなものだろう?」
「いいね、幻想的だ・・綺麗だな」
「ふふっ、喜んでもらえて何よりだ、しかし」
「?」
「お前の方が綺麗だよ・・ とか言ってくれるのかと期待してましたぞ?」
「言わなくても当たり前だろ?」
「むっ///」
「照れた?」
「照れてなぞおりませぬぞ、また主が女の扱いがうまくなっているなと思いまして」
「ん~・・ならどうやったら星は照れてくれる?」
「そうですな・・・」
星は少し考えたあとすぐに行動に出た
こうすればきっと照れますぞ?
とか言いながら座っていた俺の足の間に入って来て
こう言った
「愛していますぞ」チュ・・
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やる気のある時にやっておかないと
きっと放置しそう│ω≦)テヘペロ♪
ゴメンナサイ!!チョットダケ チョウシニ ノリマシタ!!