Side主人公
さっきまで『エク』との対話をさらに加速させて色々と話(一歩的に)したのだが、なかなか笑ってくれないんだわこれが
色々したんだぜホント
ヘン顔、一発ギャグ、落語、コント・・・色々したけどクスリともしやがらん
つらいぜ
「どうしたものか?」
「どうかしたのか?」
千冬さんなら言ってもいいかな?
「いやですね
昨日整備室で、ISのコアと対話してたんですが
そいつがかなりのひねくれ者で笑いやがりませんの」
「!?ISと会話したのか?」
「うぃ」
対話ってすごい事なのかな?
「千冬さん」
「なんだ?」
「対話ってそんなにすごい事なんっすか?」
「・・・はー」
いや額に手を当てて、こいつダメだみたいな顔しないでくださいよ
「ダメだなって思ってるんだよ」
「心の中を読まんでくださいよ!!」
「顔に出ていただけだ
で?
早く本題を言え」
「・・・えーとですね
笑わない奴をどうしたら笑わせる事が出来るでしょうか?」
「どんな理由で笑わないんだ」
「色々あったみたいで」
「その色々を訊いてみろ」
「それが答えてくれなくて」
「訊きだすまで頑張る事だな
でわ、風呂に入らせてもらうぞ」
「お先にどうぞ」
はーどうすればいいのかなホント
訊き出す・・・か
もっと仲良くならないとな
(聞こえてるか?)
(今までの事はほとんど訊いたさ)
(少しは教えてくれる気になったか?)
(・・・)
(これからしっかり仲良くなってやるつもりだからよろしくな)
(ふんっ
好きにしろ)
(お前って・・・)
コア&少年会話中
「いい風呂だった」
「おっ上がってきた
少しは仲良くなれたよ」
「?
あぁ、コアとか」
「そうそう」
「で訊き出せたのか?」
痛いところを突きますな
「いや、まだでせう」
くっ、つらいな
つら過ぎて口調が変になってしまった
「ふっ、そうだろうな
お前が真剣になっても訊きだせないんだ
もう少し粘ってみろ」
「はー
じゃ、風呂もらいますね」
「ああ、『ゆっくり』浸かってこい」
なんかやけにゆっくりを強調されたような気がするけど
まぁ、いいか
はぁ~にしてもいい湯だね~
疲れがいやされるわ
あれだけ、笑いをとろうと頑張ってあれだもんな~
むしろ、体より心が辛かったからな
(俺の声が聞こえたか?
おもに心の方)
(ああ、聞こえてるとも)
(じゃ、少しくらい話す気になった?)
(・・・)
(だんまりはないでしょ)
(・・・でわな)
(おい!)
はー
もう上がりますかね
・・・って酒臭っ!!
コツン
なんか当たったなって瓶か
なになに?
かみごろし・・・あぁ、神殺しかって神殺し!?
名前がすごいな
お酒の事はよくわからんが、このお酒はきっとすごいはずだ
って千冬さんはってうしrドサッ
「千冬様?
わたくしはなんで押し倒されているのでしょう?」
「察しろ」
「いや、察しろといわれましっ「ん」・・・ん」
最近このパターンが多いような気がするのは気のせいでせうか?
「考えごとをするな馬鹿者
わたしのことだけ考えていればいい」
「ちょ「ん」んん」
ちょっと舌が入ってきてますよ~
「「ん・・・くちゅ・・・んん・・・っは」」
「夜は長いんだ
少しは楽しませろ」
なんだろう
何かが崩れていく音がする気がする
Side主人公
昨日は晩は、色々とやられましたね
ええキスの嵐でしたとも
辛かったね、口の中が千冬さんの味で一杯!一杯!
朝からもちょいとヤバメな雰囲気が漂ってたんで逃げましたとも、なんで今学校なんでけど
学校が騒がしいんですよ
何だか転校生って声が聞こえるんですよ奥さん
どんな奴だろう
今からワクワク、ドキドキしてきたぞ
「紫野裂くん、転校生の噂ってしってる?」
「おうおうしっとるお」
「どんな子か知ってる?」
「それは知らないお」
「じゃ~、しーくんにいい情報を上げようじゃないか~」
「お、なんだ~い
のほほんさん」
「なんと!なんと!
その転校生は中国の代表候補生らしいのだ~」
「おお~!
そうなのか~」
なんか、のほほんさんと会話すると語尾がのびるわ~
にしても中国か~
あいつは元気にやってるのかね
「わたくしの存在を危ぶんでの転入かしら」
いや、君クラス代表じゃないでしょ
「このクラスに転入してくるわけでわないのだろう?
騒ぐ事のほどでもあるまい」
おお箒さんやCOOLだね~
「どんな奴なんだろうな」
「一夏さん、お気になるのですか?」
「ん?ああまぁな」
「・・・」
セシリアさんの機嫌が悪くなってるな
さすが、建設士
しっかり、きっかり仕事をするな
「槍
お前はどうなんだ?」
「主語抜かさんで下さい」
「お前は気になるかと訊いたんだ!」
「気になるか、気にならないかの、どちらかで言えば気になるが
それより、中国に行ったダチの事を思い出して気になった」
ホント元気なんだろうか?
「・・・女か?」
「んぁ?女子だけど」
「ほう?
一夏のクラス代表戦の為に鍛えなければいけないという時期に、女の事を気にしてる暇があるのか」
俺一夏の事鍛えるなんていいましたっけか?
「俺一夏の事鍛えるなんていいましたか?」
「・・・」
「!!わかりましたとも、鍛えればいいんでしょ!鍛えれば!!」
もうホント一夏の事を好きな女子には一癖も二癖もあるな
「はぁ~」
ちょ!なんでため息なのそこで!!
「一夏」
「なんだ?」
「しっかり鍛えてやるからな」
「おお!ありがとう」
この鬱憤をお前で晴らしてやる
「あの・・・槍さん?
目が怖いんですが」
「気のせいだよ気のせい」
ここは笑ってごまかすか
「目が笑ってないし!!」
「失礼な、しっかり笑えているだろう?」
「じゃ心から笑ってくれ!!」
「はーはっははははは」
「高笑いとかいいから!
それにやっぱり目が死んでるから!!」
「ふー
少しは落ち着いた」
「え!!
今まではなんだったんだ」
「それじゃ、今日の放課後から鍛えるからな」
「おう、よろしく」
「ある程度までは勝てるようにしといてやるさ」
「俺も負けたくないからやれるだけ頑張るさ」
「やれるだけでは、だめですわ!!
一夏さんには勝っていただきませんと!」
「男たるもの弱気でどうする」
「おりむーが勝つと~皆が幸せだお~」
皆の集中砲火でプレッシャーが若干がかかったのかね
少し顔が引きつったね
あれ?
これって脅し?
・・・気のせいか
「織斑くん頑張ってね~」
「フリーパスの為にも頑張ってね」
「今のところ専用機を持ってるのが一組と四組だけだから余裕だよ」
ほう、そうなのか
もしかして四組の専用機持ちって、更識さんかな?
「その、情報古いよ」
まさか、この声は
「二組も専用機持ちが、クラス代表になったの
そう簡単に優勝出来ないから」
「おお!リンリンじゃないか」
「その呼び方辞めてよ!!
・・・オホン!
中国代表候補生、『鳳 鈴音(ファン・リンイン)』
今日は宣戦布告に来たって訳」
アイツ似合わない事してるな
・・・にしても代表候補生か
代表候補生!?
アイツ何してんのホント
まぁ元気ならいいか
Side主人公
「リンリンちゃんや」
「リンリン言うなし!
・・・何よ」
「キャラにあってないポーズをしてるのはいいが
そろそろ、教室に帰った方がいいぞ」
「なんでよ!」
「いや、ここクラスの担任は」
バシィィィィィィィン
遅かったか
強く生きろ
「イタッ!
だれ・・・よ」
「ほうなんだその反抗的な態度は」
「すみませんでした」
その対応は正解だな
「・・・はぁ~
もうSR(ショートホームルーム)の時間だ
教室に帰れ」
「ち、千冬さん」
「織斑先生と呼べ
さっさと戻れ、そして入口を塞ぐな、邪魔だ」
「す、すみません」
もうやめて、リンリンのライフはもう0よ!
「またあとで、来るからね!
逃げないでよ 槍!!」
なんで、俺なのさ
普通は、思い人の名前を言うもんじゃないのか?
例えば、一夏とか一夏とか一夏とか
睨むなよリンリン
「さっさと戻れ」
「はっはい!」
アイツISの操縦者だったのね
初めて知ったわ
一夏も似たような事考えてんだろうな
「槍、今のは誰だ?知り合いか?
えらく親しそうだったな?」
おお怖いじゃないですか
でも、大丈夫
「早く席に座れ、馬鹿者ども」
こんなに久しい人ばっかと会うなんて、人生って不思議なもんさね
って、転生した俺が言っても意味ないかね
Sideout
Side箒
一体あの女子はなんだというのだ
槍の奴親しくしよって、まるで幼馴染と再会したみたいな反応をしよって
幼馴染はわたしだろう!
こっちはまともに、授業に集中出来ないのに
槍のやつ、普通に授業を受けよって
くそ
後で覚えていろ
・・・いや、弁当でも作ってやるとするか
うん、そうしよう
あいつもきっと、喜ぶだろう
「篠ノ之、答えは
「は、はいっ」
くそ槍のせいで、訊いていなかったじゃないか!
「答えは?」
「・・・き、聞いてませんでした」
バシィィィィン
くそ、これもすべて槍のせいだ!
Side主人公
「お前のせいだ!」
いや、何がですか?箒さん
「何が俺のせいでしょうか?」
「お前のせいだ!」
え!?同じ言葉を返された
もしかして箒さんはよくあるRPGの村人になってしまったのか!?
・・・そんな訳ないか
良し、理由をひねりだしてみよう
もしやあれか?
「もしかして、箒が授業で叩かれた件ですか?」
「・・・」
わぉ睨まれちゃったやい
「それ俺悪くなくない」
あれ、意味あってるよな
俺のせいじゃないって言いたいけどあってるよな
「・・・」
睨まんで下さい
「すまなかった」
「ふん」
不機嫌さんが治らないな
一体どうしたら治るのか
もしや、これは一夏と一緒に行動出来ないのが理由の一つになってるのか?
前にいるパツキン縦ロールのセシリアと喋ってる一夏を睨みながら
「一夏覚えていろよ」
「呼んだか?」
「・・・いや、気のせいだ」
「その間が気になるんだけど」
「気のせいだ」
そうだとも、気のせいだ気のせい
キニシタラマケサ
「槍さんや、目がやたらと怖いんですが!!」
「フフフ、ダイジョウブダイジョウブ
イタイノハ、キットサイショダケサ」
「槍!帰って来い!!」
「フベッ」
俺はいったい何をしていたのだろうか
やけにうなじが痛いのだがこれはなんだろうか?
「箒うなじが痛いんだが何か知ってるか?」
「い、いや何も知らないな」
「なんで、目をそらすんだ?
一夏は何か知ってるか?」
「いや、何も」
こいつも目をそらすか
「じゃセシr「時間もあれですし、早く食堂に行きませんこと!」・・・そうだな」
食堂でキリキリ吐いていただこうじゃないか
「待ってたわよ、槍!!」
なんで俺なんだ!
「通してくれるか?
食券が出せないんだが」
「う、うるさいわね
わかってるわよ」
「先に席取っててもらえるか?」
「・・・何でよ」
「話があるから待ってたんだろ?
それに二年ぶりだろ、元気してたか?」
「元気にしてたわよ
あんたこそ、刺されなさいよ」
「どういう事だ!!」
「元気で何よりだ」
「一夏の方こそたまには怪我病気しなさいよ」
「どういう希望だよ」
「じゃあっちの席取っておくから、必ず来なさいよね」
「おう」
刺されろってどういう事だよ
色々あって昔それに近い事された事あるけどな
「オホン
槍、どういう関係かしっかり喋ってもらおうか」
「一夏さん?
今の方とはどういう関係でして?」
わぉ、蛇に睨まれた蛙状態じゃないか
「席に行ってから、話すよ」
「やっと来たわね」
「じゃ失礼するぞ~
リンリンやいつ日本に帰って来たんだ
それと、代表候補生になったんだ」
「一気に質問しないでよ
アンタらこそ何ISを使ってんのよ
ニュースを見てびっくりしたじゃない」
「槍、どういう関係か教えてもらおうか」
「一夏さん、どういうご関係かはっきりさせてください」
「「おう」」
「「セカンド幼馴染だ」」
Tweet |
|
|
1
|
0
|
追加するフォルダを選択
IS 最速最高の元槍使い 20話~23話ぐらい