No.480351

一刀のとある日 ~祭とイチャイチャ編~

これは「好き好き愛紗先生!」のスピンオフ作品です。よって主役は北郷一刀となっております。それが嫌な方はブラウザの「戻る」ボタンを押してお戻り下さい。

2012-09-06 01:25:09 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4622   閲覧ユーザー数:3970

真・恋姫無双 番外編

 

この作品は恋姫無双の2次創作です。

 

作者の勝手な解釈もある為、若干キャラの性格等のズレが生じる場合が御座いますが

そこらへんはご容赦のほどを。

 

 

「それじゃあ、またな北郷!」

 

「ああ。気をつけて帰れよ~」

 

「お前さんもな~」

 

先ほどまで一緒に飲んでいた会社の同僚に、別れの挨拶をすると一刀は駅とは反対の方へと少しふらつきながら歩いていく。

 

「あ、そうだ。愛紗にも一応連絡入れとこう…『今終わって、これから向こうに行きます。お休み。』っと、送信(ピッ)。んで続いて『今からそっちに向かいますんでよろしく。』っと、これも送信(ピッ)。」

 

♪~

 

携帯が鳴り、ディスプレイを確認すると、愛紗からメールがすぐさまに返信が返ってくる。

 

「早いね~、なになに『お疲れ様でした。了解しました、お気を付けて。それではお休みなさい。彼女にもよろしくお伝えください。愛紗』」

 

愛紗からこんなにも早くメールが返ってくるのに驚いたが、ベッドの上で正座して一刀のメールを待っていたことが容易に想像出来た。

 

 

そしてとあるビルの一角にたどり着き、エレベーターに乗り目的の階で降り、目指す扉を開けると椅子に座り新聞を読んでいる祭がいた。祭は一刀の姿を確認すると立ち上がり出迎えてくれた。

 

「お帰り一刀。」

 

「ただいま、祭さん…平良(たいら)はもう寝た?」

 

出迎えた祭への挨拶もそこそこに、久々に目にする我が子の姿を一目みようと部屋中に視線を巡らせる。

 

「…なんじゃい、出迎えた妻よりも子供かい?さみしいいの~」

 

祭はそう言うと一刀の顔を両手で挟み、自分の方へと向ける。

 

「え?…アハハハハそんな事無いよ?」

 

顔を固定された為、視線を泳がせながら答える。そんな一刀に祭は顔を近づけ唇を奪った。

 

「ん…ちゅ…んちゅ…プハぁ」

 

「んん!?くちゅ…ちゅ…プハァ」

 

「これで許してやるか♪」

 

「…ありがとう」

 

なんとなく面白くない一刀は少々不貞腐れながら礼を言う。そんな一刀に内心苦笑しながら祭は風呂へ入るように勧める。

 

「まあそれより先に風呂に入ってきたらどうじゃ?多少涼しくなったからとは言え汗はかいておるだろう?」

 

「え…ああ、そうだね。そうさせて貰おうかな?」

 

「ああ、構わんぞ。」

 

祭にそう言われ自分の腕などを鼻に当てると確かに汗臭いと感じ、「じゃあ」と風呂場へと向かおうとしたが呼び止められた。

 

「ちょっと待て、飲んでばかりで腹は空いていないか?」

 

「ん~、ちょっとだけ。」

 

「では風呂に入ってる間に何か作っておこう。」

 

「よろしくぅ」

 

そう言って一刀は「祭さんの料理は美味いから楽しみだな~」などと呟きながら、先程とは打って変わって上機嫌になりながら風呂へ向かう。

そんな一刀を見ながら再度内心苦笑し、次の瞬間祭は妖しく微笑んだ…

 

「…ふふふ、最高の料理を馳走してやるぞ…」

 

 

「ぷは~気持ちいいーー!!」

 

汗を流し浴槽に浸かると思わず声が出る。そして浸かっていると扉の向こうから祭が声を掛けてきた。

 

「一刀、着替えはここに置いておくぞ。それと湯加減はどうじゃ?」

 

「うん、いい湯加減だよ。ホンット風呂って気持ちいいな~」

 

「そうかそうか。では儂も入るとしよう。」

 

「え…?」

 

扉の方を見ると磨ガラス越しに祭の服を脱ぐ姿が目に入ってくる。

 

「ちょ、ちょっと!祭さん!?」

 

狼狽えている一刀を他所に次々と着ている物を脱ぎ捨て、それが終えると扉を開けて浴室に入ってきた。

 

「今更何を狼狽えている?儂の体なぞ十分過ぎる程見ているであろうに。」

 

「い、いやそれでも心の準備はいるもんで…ってなんで!タオルも巻いてないで素っ裸なんですか!?」

 

「可笑しなことを言うなあ、風呂に入るのに素っ裸で何が可笑しい?」

 

「いや、可笑しくはないですけどせめて前を隠しましょうよ(ブクブクブク…)」

 

一刀はしどろもどろになりながら祭の身体から目を反らせ、湯船に顔を潜らせようとするも、頭を掴まれて引き上げら、そのまま抱きつかれた。

 

「やれやれ、そういう所は変わらんのう…アノ時とは大違いじゃ。」

 

「祭さんの裸は色々とやばいでんすよ。」

 

「ふむ、確かにヤバイ事になっているのう。」

 

祭は一刀の体に自分の体を密着させ、ある一点が自分の下腹部に当たるもの感じながらニヤニヤと顔を覗き込む。

 

「さ、祭さんの所為なんだからね?こうなったら責任とってよね?」

 

「もっちろんじゃ♪十二分に責任を取ってやろう、この体で♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

※このページは心の清い人しか見えません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ~、御馳走様でした!」

 

「お粗末さまでした。」

 

「祭さん。これ…何が入っていたの?」

 

風呂で盛り上がり、行為を終え風呂を上がった二人。そして一刀は祭の作った料理を今しがた食べ終えた所なんだが…一刀は自身の体の異常に気が付き祭に問いかける。

 

「これか?材料はアレとコレとソレと――」

 

「ちょっと待ったァ!それって全部「そう、全部お主の想像通りのものばかりじゃ!」やっぱりか~~!」

 

祭が指を折りながら名前を挙げたものはいずれも元気になる(あえてドコがとは言わないが)ものばかりで、先ほど散々頑張って、これ以上頑張れないと思っていた体の一部が(あえて(ry))まだ頑張りますとばかりにズボンを押し上げ再び主張していた。それを見た祭は、

 

「おお~思ったより効果が早く現れたな!これでまだまだ愉しめるなあ。」

 

「マジですか…?」

 

「大マジ!」

 

「……こうなりゃヤケだあ!」

 

一刀はそう叫ぶと祭に覆いかぶさっていく。

 

「はっはっはっ!今宵は愉しもうぞ!」

 

こうして二人は夜が明けるまで求め合った…

 

 

あとがき

 

お久しぶりで~す。

 

暑さと仕事で書く気力が湧かず、すっかり間が空いちゃいました。テヘペロ☆

 

本編の方の話がイマイチ浮かばず、こんな小ネタが浮かぶ体たらく…

 

本編で所々の場面はこうしようかな~と考えてはいるんですよ?(使う使わないは別として)

 

けど書く気力が湧かな~い。主に暑さと仕事の所為です。

 

でもまあ、これから涼しくなって来ると思うんで少しは更新速度が上がるかな?

 

そうなることを祈って今回はこれで!ノシ

 

ではではまた次回ぃ~


 
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