No.479714

デジモンクロスウォーズ 絆の将と魔道の戦士

第五話 ホテル・アグスタ 古代竜の襲撃

2012-09-04 15:38:01 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1712   閲覧ユーザー数:1708

リニアレールの襲撃事件から数日が経過したある日、機動六課のメンバーはヘリに乗ってある場所へ向かっていた。

「今回の仕事場所はここ、ホテル・アグスタ。」

リィンが展開したモニタに、わりと綺麗な大きめの施設の映像が映し出された。

「ここで行われる骨董品オークションの人員警護と、違法売買の取り締まり、それが今回の任務。」

なのはが搭乗している面子に仕事の内容を説明した。

「それで、何故人員警護を行うかというと、出品される骨董品をレリックと勘違いしたガジェットが攻めてくるかもしれないからです。」

その後リィンが、説明に付けたしをした。

「それで、これがレリック収集の大本とされている人物。」

その後、フェイトの展開したモニタには、不細工な訳でも気障っぽく見えるわけでも無いが、見ていると何かと腹の立つ顔の男が映し出された。

「ジェイル・スカリエッティ、違法な研究によって広く指名手配されているの。最もこの捜査は私がするんだけど。」

「とりあえず、みんなも顔だけは覚えててくれな。」

ここで、タイキに抱かれているピンク色のデジモン「キュートモン」が、

「ねえシャマル先生、下においてある荷物はなにっキュ?」

と、シャマルにたずねた。

「ああ、これね。隊長三人のお仕事服。」

と、シャマルは答えた。

 

 

 

 

数分後、機動六課メンバーはホテル・アグスタに到着し、前日から現場ではっているヴィータ、シグナム両副隊長と合流した。そして隊長三人は、

「こんにちわ、機動六課です。」

シャマルの言うお仕事服を着て、ホテルの中でも選ばれた人しか入れないオークション会場とその周辺に入っていった。いつもの制服では無く三人共ドレス姿なので、なんの違和感も無く入る事ができた。

 

 

 

その頃、リィンとスバル、は何をしていたかと言うと、

「リィン曹長、何しているんですか?」

スバルは自分の頭の上でパネルを操作するリィンに訊ねた。

「お仕事半分、趣味半分、この間の出動についての業務日誌を付けてるですよ。」

と、リィンは答えた。

スバル自身も、あの事件の後小さい出動が数回あったので、現場の空気には慣れたようだった。

 

 

一方ティアナは、自分が所属する部隊について考えていた。

「今の六課の戦力は無敵どころか無茶苦茶すぎる、隊長三人は普通にSランク越えの魔道士で副隊長でもAAランクは普通。スバルは訓練校は主席で卒業の優等生だし、父親と姉は管理局の歴戦の勇者。エリオはあの歳ですでにBランク所持で、キャロはたださえ珍しい召喚魔法の中でも強力で珍しい竜召喚士。」

そして、極めつけは民間協力者の工藤タイキである。彼はクロスローダーと呼ばれる不思議な機械を使い、デジモンと呼ばれる下手な召喚獣よりも強力な生き物を操り、挙句の果てには合体させて一つの戦士を生み出す。人を牽きつける魅力があるのか、デジモン達は皆彼を慕っており、凶暴すぎる為使役不可能とされるグレイモンですら彼には従うそぶりを見せている。

また、彼本人には魔道士ランクAAに相当するだけの魔力を持っており、持ち前の的確な判断力を用いて魔道士になれば、あっという間に出世街道をまっしぐらに進んでいくだろう。

「やっぱり、この部隊で凡人なのは私だけ。」

今になって考えれば、自分だけがこれといって飛び出た才能や特技がない事を改めて実感した。

「でも関係ない、私はここで証明する。ランスターの弾丸は何でも貫ける。」

ティアナはクロスミラージュを見つめてこう思った。

 

 

 

一方、ホテルの中に入ったなのは、フェイト、はやてはというと。なのは、はやてはオークション会場のホールに、フェイトは外の廊下にいた。

「さすがに会場内の警備は厳重だね。」

ちらほらと客の入りだしたホールを見渡しながら、なのはははやてに言った。

「これなら、大抵のアクシデントには普通に対応できそうやな。」

はやてもなのはと同じように周りを見渡したら、出来る事なら何も起こらないことを祈った。

 

そしてフェイトは、廊下を歩きながら怪しい人物が居ないか確認していた。

「オークション開始まで後どれくらい?」

「2時間と23分です。」

バルディッシュの答えを耳で聞きながら、フェイトは会場へと戻っていった。

 

 

 

 

一方、ホテルより数百メートル離れた森の中に、黒いコートを着た背の高い男と黒いローブを身につけた少女が居た。

「どうしたルーテシア?お前の探し物はここにはないのだろう。」

男はルーテシアと呼んだ少女に言った。

「でも、ドクターの探し物があそこにあるって。」

少女がこう言うと、彼女に連絡があった。

「ごきげんようルーテシア。ゼストやアギトも一緒かね。」

ルーテシアが開いたモニタに映ったのは、他でもないジェイル・スカリエッティだった。

「ごきげんようドクター、探し物?」

「ああ、先ほども話したがあの建物に私の探し物があるから、探して持ってきて欲しいんだ。」

挨拶もそこそこに、スカリエッティは単刀直入に話題に入った。

「いいよ。」

ルーテシアは即答した。

「ありがとうルーテシア、今度お茶とお菓子でも奢らせてくれ。」

スカリエッティがこう言うと、ルーテシアの手の甲に付いている宝石のような物が一瞬光った。

「君のアスクレピオーズに詳しいデータを送っといた。」

すると突然、

「お話中失礼します。」

新しいモニタが開いて、紫色の髪の女性が映し出された。

「ウーノか、どうした?」

思わぬ乱入者に、ルーテシアでは無くゼストが答えた。

「そちらに”彼”は来ていませんか?」

ウーノと呼ばれた女性は単刀直入にこう訊いた。

「すまないが見ていない。」

ゼストは即答した、

一方ルーテシアは、指に止まっている画鋲に羽が生えたような生き物に少し話しかけた後、

「私の虫達が探してくれるって。」

と、ウーノに言った。

「では、よろしくお願いします。」

ウーノはこう言うと、通信を切った。

「では、健闘を祈っているよ。ルーテシア。」

そに続き、スカリエッティも通信を終えた。

「行くのか?ルーテシア。」

ルーテシアが脱いだローブを預かりながら、ゼストは訊いた。

「ゼストやアギトはドクターの事を嫌ってるけど、私はドクターは嫌いじゃないから。」

そう言うと、ルーテシアの周りに小さい虫が大量に現れた。

 

 

 

そして、ゼストとルーテシアがいた場所から更に数百メートル離れた場所では、他よりも少し高い木の上に竜を模ったプロレスで使うようなマスクを身につけた少年が居た。

「折角だし、俺達も参加しよう。」

数百メートル遠くにて交わされた会話を傍受していた彼がこう言うと、

「なら私が行くぞ。」

彼の腰から女性の声が響いた。

「いいのか、お前が行ったらホテルと一緒に探し物はおろかこの辺り一体が消し飛ぶだろ。」

その後すぐに、馬鹿にするような声が響いた。

「五月蝿い!ちゃんと手加減できるわ!それに、少し戦場を引っ掻き回すだけで良いんじゃろ。」

女性の声がこう反駁すると、

「そういう事、それじゃあよろしく。」

少年はこう言って、腰につけていた水色の機械を掲げた。その瞬間、途轍もない生き物が姿を現した。

 

 

 

「それで、これをこうするの。」

「うーん、全然わからないっキュ。」

屋上で警備にあたっていたシャマルとキュートモンは、余りにやる事がないのであや取りをしていた。

箒をつくり、次に星をつくろうとしたら、

「敵反応?!今も増大中。」

自分の指輪型デヴァイス「クラールヴィント」に反応があった。

「みんな!敵よ!」

シャマルはデヴァイスを通して副隊長とフォワードに連絡した、

 

 

 

「スターズ3、了解!!」

「スターズ4、了解!!」

警備をしていたスバルとティアナは、連絡が来るなりすぐさま現場へと向かっていった。

 

 

一方、青い大型犬「ザフィーラ」と地下駐車場を警備していたエリオとキャロにも連絡が来た。

「では我が先行して厄介な敵を潰す。お前達は入り口前を固めるんだ。そこが護りの要となる。」

ザフィーラは、二人に的確な指示を出した。しかし、

「え、ザフィーラって喋れたの?!」

突然の襲撃より自分が喋れることのほうが余程驚きだったようだった。

 

 

 

副隊長が先行していってから少したった所で、驚くべき事が起こった。突如入り口を固めるフォワード四人とタイキ達の前に魔方陣が現れ、そこからガジェットが大量に現れた。

「空間転送?!サーチャー作動させます。」

ロングアーチスタッフからの連絡が入りタイキも行動を開始した。

「リロード!モニタモン!」

すると、クロスローダーの中から緑色の忍装束を身に付け、背中にリュックを背負った、頭部がテレビの形をした忍者型デジモンが現れた。

「このあたりに魔道士が居るみたいだから探して姿を写してきてくれ。」

「分かりましたな。」

タイキの指示を受けた三人のモニタモンは、ガジェットのレーダーの隙をくぐり抜けて森の中へ入っていった。

「さて、いっちょやるか!」

シャウトモンがいつものようにマイクを構えながら言ったとき、現場指揮を担当しているシャマルから連絡が入った。

「更に巨大な敵反応が接近中!」

その報告が来た瞬間、体長は以前見たギガシードラモンには劣るも、それでもなお巨大と言っても過言ではない黒い竜型のデジモンが現れた。

「な、何あれ。」

「フリードどころかボルテールより大きいかも。」

突然の巨大な襲撃者に、ティアナとキャロは驚きを隠せなかった。しかし、

「「か、か、か、格好いい!!」」

スバルとエリオは目をキラキラさせて喜んでいた。

「あ、あの、エリオ君。なんで喜んでるの。」

と、キャロが訊くと、

「だってドラゴンだよ、ドラゴン!この世にドラゴンとメカに興奮しない男子は居ないよ。」

エリオは若干興奮気味だった。

「な、あれはインペリアルドラモンじゃ!」

しかし、クロスローダーから出てきたジジモンは驚きを通り越して驚愕といった様子だった。

「インペリアルドラモン?」

みんな聞いたことの無い名前を聞いたので、そろってジジモンに聞いた。

「昔デジタルワールドに存在した究極の古代竜型デジモンじゃ。生き残りがおったのか!」

タイキは突然の強敵に対応する為、クロスローダーを掲げると、

「リロード!クロスハート!!」

リリモン、ナイトモン、ポーンチェスモンズ、リボルモン、ベルゼブモン、ディアナモン、メデューサモン、そしてバグラモンとの最終決戦の後仲間になった、ブルーメラモン、ルーチェモン、ピノッキモン、スパーダモンを出現させた。その後、

「シャウトモン、バリスタモン、ドルルモン、スターモンズ、スパロウモン、デジクロス!!」

再びクロスローダーを掲げ叫んだ、

「シャウトモン×5!!」

シャウトモン×3以降の一本角の生えた頭部から、三日月形の角が生えたトゲトゲした頭部に変わり、左腕にスパロウモンの胴体、背中にスパロウモンの翼がついたデジモンが現れた。

「×5、上空で奴を牽制してくれ!」

「応よ!!」

タイキの指示と同時に、シャウトモン×5は空へ上がりインペリアルドラモンと交戦を開始した。

 

 

 

 

「フラウカノン!!」

「ジャスティスブリッド!!」

「グランドクロス!!」

一方地上では、フォワード四人とクロスハートのデジモンで守りを固めていた。リリモン、リボルモン、ルーチェモンの放った光弾がガジェットへ飛んでいき、敵を打ち抜くかと思ったら、ガジェットは紙一重で攻撃をかわした。

「え?いきなりどうしたの?」

「どうやら、自動操縦から手動操縦に変わったようですぞ!」

リリモンの驚きに、ナイトモンが答えた。

そんな中、後ろで援護に徹していたティアナは、

(そんな事は関係ない)

と考え、一度に大量のカートリッジを消費し、自分の周りに弾丸のカーテンを展開した。

「?!無茶よティアナ!一度にそんな量を放つなんて。」

現場の指揮をしていたシャマルは、突然のティアナの行動に驚き、ティアナに声をかけたが、肝心のティアナはそれを聞かず、全ての弾丸をガジェットに放った。

飛んでいった弾丸は、ガジェットに次々と命中していったが、たった一発だが先行して敵に当たっていたスバルめがけて飛んでいった。

突然の事にスバルは驚いた、自分の元にめがけて弾が飛んでくるのだから。シャマルの連絡でフォワードの戦いぶりを見に来たヴィータが全速力で向かうもとても間に合わない。もう駄目だ、と思った瞬間、タイキは、

「デジメモリ!スレイプモン!オーディンズブレス発動!!」

クロスローダーに、赤い鎧を装備した馬の姿をした騎士の絵が書いてあるメモリを突き刺した。すると、スバルの目の前に絵に書かれた騎士が現れ、左手に装備された盾で飛んできた弾丸を防ぎ、更に発生した冷気でガジェット全てを凍りつかせ身動きを封じた。

 

 

 

 

「気候すら操る聖盾ニフルヘイム、弾丸一発を防ぐには贅沢すぎるな。」

一方、上空でシャウトモン×5と戦っていたインペリアルドラモンは、地上での戦いを眺めながら言った。

「おいおい、戦っている最中に余所見かよ!!」

シャウトモン×5は、スターソードでインペリアルドラモンを斬りつけながら言った。

「まあ、今の私の力は全力のおよそ3%だ、これくらいの余裕はある。」

対するインペリアルドラモンは、巨大な爪で剣を受け止めながら答えた。

「冗談だろ!インパクトレーザー!!」

「ポジトロンレーザー!!」

シャウトモン×5は、持ち前のスピードで距離を取り、左腕に装備された銃からレーザーを発射するも、インペリアルドラモンは背中の砲台から発射されたレーザーでかき消された。

「メガデス!!」

続いて、インペリアルドラモンは口から暗黒物質の含まれた火炎を吐き出した。炎に飲み込まれたシャウトモン×5はそのまま墜落し、タイキ達の元に落ちてきた。

「×5?!」

タイキは落ちてきたシャウトモン×5を見た後、上空のインペリアルドラモンを見た。奴は攻撃しようとしてはいるが、何かを気にしているのか上空を旋回し、牽制と様子見に徹している。

(ひょっとして)

と、タイキは思うと、

「ディアナモン、地下駐車場を見に行ってくれるか。こっそりと。」

と、ディアナモンに耳打ちした。ディアナモンは、わかりましたと手振りで合図し、そのままこっそり地下駐車場へ向かっていった。

その後、上空のインペリアルドラモンを見て、

(×5Bじゃ奴の不意を突くことはできない。×5のスピードを損なわず一撃の威力を上げるには…)

と考え、あたりを見回した。そして、ヴィータがガジェットをハンマー型デヴァイス「クラーフアイゼン」でぶん殴っている所と、その隣で「ブリッドハンマー」を放つピノッキモンが目に入った。

「これだ!!」

と、タイキは叫ぶと、クロスローダーを掲げて、

「シャウトモン×5、ピノッキモン、デジクロス!!」

と、叫んだ。すると、シャウトモン×5とピノッキモンが合体し、背中の翼が×の字型に変わり、スターソードがピノッキモンのハンマーを取り込んで変形した武器「スターハンマー」を装備したシャウトモン×5が現れた。

「クロスアップ!シャウトモン×5!!」

そして再び、インペリアルドラモンへ向かっていった。

「ポジトロンレー…!!」

インペリアルドラモンは背中の砲台から発射するレーザーで迎え撃とうとしたが、スピードアップしたシャウトモン×5の攻撃をくらい未遂で終わってしまった。

「いくぜ!ネオメテオバスターアタック!!」

インペリアルドラモンへの攻撃の後、素早くさらに高い場所まで飛んだシャウトモン×5は、ハンマーを掲げ急降下を開始した。そのまま背中に突っ込み、インペリアルドラモンの巨体を地面に叩きつけた。

「やったか?」

発生した砂煙が晴れた時、インペリアルドラモンは姿を消していた。

「何?!いねえ!!」

「恐れをなして逃げちゃったんでしょうか?」

ヴィータ、キャロの両名はあたりを見回しながら言った。

「いや、目的がすんだから撤退したんだろう。奴の狙いはどう考えても俺たちの気を引くことにあった。」

「え?」

タイキの分析には、皆が驚いた。

 

 

 

 

その頃、警備が手薄になった地下駐車場では、人間の大人と同じくらいの大きさの生き物が、トラックから荷物を小脇に抱えて出てきた。足元にはこれまで警備をしていたが、その生き物に倒されたのだろう人間が数人いた。

早速生き物は荷物を持ってこの場から去ろうとした。しかし、

「動かないで、動いたら粉々にするよ。」

突如背後から発生した冷気に動きを止められてしまった。ディアナモンが現れたのだ。

「逃げたいのならご自由にどうぞ。でもそれは置いて行ってもらうよ。」

二人の間に緊張感が走ったその時、

「クラクラクラ!!」

どこからかクラゲのような白い生き物が飛んできてディアナモンに張り付いた。

「あ、何なのよコイツ。え?、ちょっと待ってそこはダメ!!」

クラゲのような生き物が何をしたのかは不明だが、とにかく謎の生き物はディアナモンから逃げ出した。

 

 

 

 

「うん、とりあえず襲撃者の殲滅には成功したみたいだね。」

「そうやな、私らの出番は無かったな。」

会場内のなのはとはやては、外の部下からの報告を見ながら言った。すると、舞台の上の演台に司会者が現れ、

「それでは、オークション開催に当たりまして、鑑定にあたって頂く考古学者の先生に挨拶を頂きたいたいと思います。ユーノ・スクライア先生です。」

件のオークションも、襲撃者が居なくなったところで始まった。

 

 

 

 

その頃、会場からしばらく離れた場所では、

「どうだった?」

竜のマスクを被った少年は、水色の機械に語りかけた。

「とりあえず、例のブツはちゃんと回収できたようです。途中妨害に入った者を妨害した時、俺の仲間が数体けがをしましたが、まあそれくらいです。」

水色の機械からは、報告をするような台詞が響いた。

「そう。」

少年はこう言った後、ホテル・アグスタの方角を向いて言った。

「工藤タイキか、もっと面白くなるといいな。」

 

 

 

 

カットマン

「カットマンと!!」

 

モニタモンズ

「モニタモンズの!!」

 

全員

「デジモン紹介のコーナー!!」

 

モニタモンズ

「さて、今回のテーマはキュートモン。」

 

カットマン

「キュートモンは大きい耳を持ち、耳当てが特徴のデジモンだ。得意技は手で触れた部分の傷を瞬く間に治療する「キズナオール」とてつもない音程の歌で敵を攻撃する「ハイパーソニックウェーブ」だ。」

 

モニタモンA

「案外いたずら好きな性格で、時々いたずらのため人前に出てくるんですな。」

 

モニタモンB

「それより、シャマル先生とはどんな関係になるんですかな。」

 

全員

「確かに~?」

 

全員

「それじゃあまたね。」

 

 

次回予告

失敗をおかし、すっかり調子が落ちたティアナ。ドルルモンは彼女をどう見るのか。

次回「ティアナの失敗、ドルルモンの過去」

 


 
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