No.477029

恋姫✝外史 第20話

ミドラさん

夏休みも終わりに近づいてきてます。テスト週間が始まってますが、こういう時はよくネタが出るものです…
今回も楽しんでいただければと思います。
それでは、チートな一刀のハイスピードストーリーの始まりです。

2012-08-29 14:31:51 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2653   閲覧ユーザー数:2336

愛紗は敵将である文醜と一騎打ちを、鈴々は顔良との一騎打ちをそれぞれしていた。

「先手必勝!ご主人様の為にも、仲間の為にも私は負けん!」

愛紗は一刀との手合わせなどで鍛えた速さで猛攻を仕掛ける。相手も将の一人、巧く防いで反撃の機会を狙う。そして愛紗が大振りの一撃をする動きを見せ

「そこだっ!」

しかし愛紗は相手の攻撃を誘って死角にまわり、そのまま武器を何もない方向に吹き飛ばす。

「ああっ!」

そして武器を飛ばした上で愛紗は予め渡されていた頑丈な縄で動きを封じて捕らえる。

「敵将文醜を捕らえたぞ!」

一方の鈴々はとにかく力で顔良を圧し続ける。

「うにゃにゃにゃにゃにゃー!」

顔良も押し負けてはいるが一度もダメージを受けてはいない。それどころか徐々に鈴々の攻撃を見切り始めている。鈴々の心に不安が過ぎるが

「敵将文醜を捕らえたぞ!」

愛紗の声が戦場に響く。顔良は見方が討ち取られて動揺したのか一瞬動きが止まる。

「今なのだ!」

鈴々は隙を逃さず武器を吹き飛ばし、更に愛紗と同じく頑丈な縄で縛る。

「敵将顔良、張飛翼徳が捕縛したのだ!」

一刀は珍しく本陣でおとなしく待機していた。周りが逆に不審に思うほど。そして敵将を討ち取った二人が帰ってくる。

「おかえり、愛紗、鈴々。二人はゆっくり休んでくれ。それと、春蘭、秋蘭、星、出番だよ」

「ああ」「任せろ!」「御意に」

捕らえた敵将――文醜・顔良のコンビに一刀が質問をする。

「さぁ、質問の時間だ。袁紹は何を思って俺たちの領地に来たのかな?」

「そんなもん教える訳ねーだろ!」

「文ちゃん!今私たちは捕虜なのにそんなこと言ってたら…」

「答える気がないなら良いよ。俺はそんな事にはこだわらないからね。逃げ出したり仲間に手をかけるようなら容赦も情けも捨てるけどね」

一刀はそう言って捕虜を置いて立ち去った。

「袁紹、お前は調子に乗りすぎだ…ここからは俺も出陣させてもらおう。王者の一騎打ちと行こうか…なんにせよ、ここで勢力を全て奪い取らせてもらう」

一刀はどこからか取り出した太刀を持って袁紹軍の本陣に駆け出す。途中で邪魔をする兵は全てなぎ払い、突き進む。

「邪魔だ!!!」

兵士を全てなぎ払い、本陣に辿り着く。袁紹自身は身辺警護の兵を叱りつけているだけで何もしていない。一刀は袁紹の目の前に飛び出し、

「劉備軍副大将、天の御使い北郷一刀が一騎打ちを申し込む。袁紹軍の大将よ!受けて立つか!」

後書きのコーナー

何かが違う気がする(オイ

袁紹軍との戦いはいよいよ最後となります。一刀は一騎打ちを申し込みましたが、袁紹はどう出るか…次回をお楽しみに(笑)

ここが違うよーというものはコメント欄に記入しておいてくださると助かります。

(このこと言うの久々ですけど)


 
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