「というわけでっ!織斑君クラス代表決定おめでとう!」
「「「「「おめでとう!」」」」」
ぱん、ぱぱ~ん。とクラッカーが乱射される。
「何もここまでしなくても・・・」
「何いってんの織斑君。」「そうだよ。」「いや~、これでクラス対抗戦も盛り上がるね~。」
「ほんとほんと。」
さっきから言ってるのは2組の皆さんでは・・・
「人気者だな、一夏。」
「そう見えるか?」
「ふん。」
そこへボイスレコーダーを持った二年生が駆け寄ってくる。
「はいはーい、新聞部の黛薫子でーす。ハイこれ名刺ね。早速だけど織斑君にインタビューしま~す。」
「はい、なんでしょう?」
「ずばり、クラス代表になった感想をどうぞ。」
「まあ、言うとなればひとつ、『諦めるな』です。」
「お、イイ感じだね~。」
薫子は一夏の言葉に目を光らせた。
「んじゃ最後に専用機持ちだけで写真撮ろうと思うから2人とも並んでくれる?」
薫子の言われたとおりに二人は並ぶ。
「あの、撮った写真はもらえますの。」
「もちろん。」
「わかりましたわ。」
「それじゃあ撮るよ~。35×51÷24は~?」
「74.375.」
「せ、正解。」
パシャ
「な、なんで皆さん入ってますの。」
「まま、いいじゃん。」「セシリアだけ抜け駆けはずるいよ。」「そうそう。」
「ねえ、織斑君。ウルトラマンの写真見せて。」
「ん、いいぞ。」
「わー、すごいね。」「角度とかもいいしね。」
「そっか。」
こうしてパーティーは終った。
薄暗い森の中一夏はペドレオンクラインと戦闘していた。
「キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ。」
「喰らえ。」
一夏はブラストショットのバレルをスライドさせてペドレオンに衝撃弾を撃ち、ペドレオンを消滅させた。
「一体どれだけ出たら気が済むんだよ。」
翌日
「おはよー、織斑君。ねえ聞いた転校生の噂。」
「転校生?この時期にか。」
「なんでも中国の代表候補生なんだって。」
「どんなやつなんだろうな。」
「気になるのか一夏。」
「ああ。」
「今のお前に女子を気にしている余裕があるのか?来月にはクラス対抗戦があるんだぞ。」
「そうですわ。そのためにもより訓練をする必要がありますわ。」
「わかってる。」
「がんばってね、織斑君。」「フリーパスのためにもね!」「今のところ専用機持ってるクラス代表って一組と四組だけだから余裕だよ。」
「その情報古いわよ。」
その声のする方に皆は振り向く。
「2組も専用機持ちがクラス代表になったのよ。そう簡単に優勝できないから。」
「お前・・・鈴か?」
「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音。久しぶりね、一夏。」
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一夏のクラス代表歓迎会を行っているときに・・・・