No.474552

ガンダム学園で僕と握手 010 逆襲のアムロ<1st・Z・逆シャア・?>

レイガンさん

宇宙暦0093.シャアはアクシズの光に包まれ意識を失った。だが、気がつくとシャアは見知らぬ世界にいた!その世界は、歴代のガンダムのキャラクターたちが学園を中心に生活している世界だったのだ!シリアス成分は少な目で、ほぼギャグのバカコメディ。キャラ崩壊なんて日常茶飯事!作品は1stなどの宇宙世紀作品を始め、平成4作品とSEEDや00などオールです。<>内に主な登場作品を記載しています。

2012-08-24 02:09:34 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2647   閲覧ユーザー数:2619

アムロ・レイはわめいていた。

「おかしいじゃないか!!」

「…」

「聞いてくれブライト!」

「なんだ一体。(こいつめんどくさいんだが)」

「俺の出番少なくないか!? Zの主人公カミーユはすでにキャラが立ってる! バナージは2話もメイン回がある! シャアも出番多いしな! しかも一番不憫な主人公のシンも結構出てるじゃないか!」

ブライトは面倒くさそうにアムロを見る。

「Wの主人公は影も形も感じられないぞ」

「それがどうだというんだ! 俺は出番が欲しいんだ!!」

「あーそうか。あ、俺は用事思い出した。カイにでもその話はしておくんだ」

ブライトはそそくさと立ち去って行った。

「エゴだよそれは!」

「(お前が言うな)」

クラスメイトがアムロを見て誰もがそう思った。

「情けない奴」

「シャア!!」

そんなアムロに、・たまたま前を通りかかったシャアがアムロに近づいた。

「もうお前は出てくるな! 俺の出番が減るだろ!」

「貴様ほどの男が、何て器量の小さい!」

「俺と戦いたいがためにアクシズを落としたお前が言えることか!」

「アクシズは私の母親となってくれる女性だった。それを押し戻したお前に言えたことか! …って何かおかしいぞアムロ!!」

「おかしいのは最初からだろ!!」

「それを言ってはいけないことを分かるんだよアムロ!」

「解ってるさ! だからクラスメイト達に俺達の仲の良さと誠実さを見せなきゃならないんだろ!!」

「そんなこと言ってる割には、作品ごとに毎回女が違うじゃないか。ええ!?」

「俺はマシーンじゃない! 一人の女性を愛するなんて出来ない相談だ!! ってか貴様が言うなシャア!!」

「何の話だ」

「ララァ、ハマーン、ナタリー、レコア、クェス、ナナイ…あと酒場にいた何とかって女性!! みんなお前が手を出した女性だ!! これをどう説明するんだシャア!!」

「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でもそれ以下でもない」

「歯ぁ食いしばれ!!」

「カミーユ!?」

またもカミーユが介入してきた。

「そんな大人、修正してやる!!」

そして修正という名の暴力という名のテンプレートが発動した。

「これが若さか…」

シャアの眼には微かに涙が浮かんでいた。

 

 

 

 

「シャアはダメだ。とんでもないクズだ」

アムロは自分のことを棚に上げて廊下を歩いていた。

「あらアムロ」

「チェーンか。今日もチャーミングすぎるね」

「ア、アムロ…照れてしまいます」

「自信もっていいよ。君は美しい女性だ」

アムロはチェーンと談笑してその場を去った。

「やっぱり綺麗な女性とお話をするのは落ち着くな」

「アムロ!!」

「ベルトーチカか!」

ベルトーチカはアムロに会って早々に抱きついた。

「こらこら、みんなみてる」

「構わないわよアムロ。私はあなたの恋人なのよ」

「ははは…照れるなぁ(やばい。3股かけてるなんて言えん…)」

アムロ、クズ発覚。

「ちょっと今は急いでいるから、またあとで」

アムロは逃げるようにその場を去った。

ベルトーチカは積極的なため、アムロの3股がバレかねないからだ。

「ふっ…たった3股か」

シロッコがそう呟いていたとかいないとか。

「アムロ?」

「セイラさん!」

さらにアムロはシャアの妹であるセイラにも出会った。

「君は諸事情で僕の年下に設定されてしまったけど、元ネタのためにさん付けして呼ばないといけないセイラさん!」

「説明が長いわアムロ、何でフラフラしてるのかしら?」

「ちょっと出番が欲しくてね」

「出番?」

「いや、何でもないよ。久しぶりに二人で出掛けないかい?」

「あら? アムロから外出を誘ってくるなんて珍しいわね。インドア派でしょ?」

「ああ。でも外に出たい気分なんだ」

「そう。じゃあとりあえずこれを説明してくれるかしら?」

「ん? げえええええええ!!!!」

セイラがアムロに差し出したのはアムロがベルトーチカやチェーンとデートしてる写真や、キスショットであった。

「これはどういうことかしら?」

「ご、合成写真じゃないの?」

「私が撮影したんですよ。言い訳なんて見苦しい! この軟弱者!」

パチンと左ほおにビンタをされたアムロ。

「な、殴ったね…」

「3股なんて…何て汚い…そんな大人! 修正してやる!!」

そして何故かカミーユに追い打ちで殴られるアムロ。

何故付いてきたし。

「二度もぶった…親父にもぶたれたことないのに!!」

そこでアムロはセイラの遥か後ろでシャアがニヤニヤしながらこっちを見ていることに気が付いた。

「シャア…!! まさかお前の差し金か!!」

「どちらがクズかはっきりさせただけだ」

「貴様…!!」

「やるのか?」

「止めてください!!」

セイラが二人の間に割って入った。

「二人が(どちらがクズだか)戦う意味なんてないでしょ!!」

「くっ…ならば同志になれ!!」

シャアがアムロをクズ同志に誘う。

「兄さん!! アムロ!! もう私は二人と絶交です!!」

「セイラさん!?」

「アルテイシア!?」

セイラは二人の前から立ち去って行った。

「…」

「…」

「シャア。やっぱり俺を一番理解してくれるのはお前かもしれない」

「それでこそ私のライバルだ」

アムロとシャアはお互いに握手を交わす。

「…」

「…」

「「ってイイ話風に終わらせようとするなーーーーーー!!」」

二人は急いでセイラに謝りに行くのであった。

 

 

 

 

オペレーション・メテオ。

この世界ではどんな意味を表すかは全く分からない。

でもかっこいいので言ってみた。

「任務…了解…!」

一人の男の子がニュータイプ高校に向かっていくのだった。

 

 

 

 


 
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