No.473383

IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 自己紹介と再開ーSelf-introduction and resumptionー

ザルバさん

IS学園に入学しいた一夏。そこで幼馴染の箒と再開する。

2012-08-21 17:42:46 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4750   閲覧ユーザー数:4541

「全員揃ってますねー。それじゃあSHRはじめますよー」

 女性副担任でさっき自己紹介した山田真耶先生は黒板の前でにっこりと笑っていた。

「(流石に、これはきつい。)」

 一夏は1人全員女子のクラスにいた。

「それでは皆さん、一年間よろしくお願いしますね。」

「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いしますね」

 結構緊張しているな・・・・山田先生

「えっと、出席順で・・・・織村君。」

 ん、俺か。

「はい、」

 一夏は立ち上がり、黒板の前に立つ。

「織斑一夏です。得意分野は家事全般と料理です。趣味は時々カメラで写真を撮ることです。よろしくお願いします。」

「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」

・・・・・・あれ・・・しっぱいs「「「「「「キャ~~~~~~~~~」」」」」」うお、何だ急に

「結構イケメン。」「かっこいい。」「家事も出来るなんて。」「婿に欲しいタイプ。」

・ ・・・・結構・・・元気なんだな・・・・

バシン

 一夏は殺気を感じ取り反転して左手で受け止める。

「まったく、お前は満足に自己紹介もできんのか。」

「千冬姉。」

バシュッ

 千冬は左から右に出席簿を振る一夏は右手で受け止める。

「学校では織斑先生だ。」

「はい、織斑先生。」

「織斑先生、もう会議は終わられたんですか?」

「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてすまない。」

「いえ、副担としてこれくらいは・・・」

「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦士に育てるのが私の仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ないものは出来るまで指導してやる。私の仕事は弱冠十五才を十六才にまで鍛えぬくことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな。」

 怖い人だな・・・・みんなもきょ「キャーーーーーーーーーーーーーーーー!」またか

「本物の千冬様よ。」「私、お姉さまに憧れてここに来たんです。」「ずっとファンでした。」

「私、お姉さまのためなら死ねます。」

 ・・・・・・危ないな・・・・色々と・・・・・

「・・・毎年、よくもこれだけの馬鹿者が集まるもんだな。感心させられる。それおも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集中させてるのか?」

 もしそれが本当だったら最悪だな

「きゃああああああああああああっ!お姉さま!もっと叱って!罵って!」「でも時にはやさしく。」「そしてつけあがらないように躾をして~!」

 元気でなによりですね。皆さん。

「でもちょっと待って、織斑君てもしかして・・・・」「千冬様の弟!」「じゃあ彼が・・」「世界で唯一『IS』を使える男・・・」「いいな~、代わってほしいな~。」

 一夏はあたりを見渡した。その時幼馴染の箒の姿があった。

 あれって・・・箒か

「さて諸君、SHRは終わりだ。諸君らにはこれから半月でISの基礎知識を覚えてもらう。

その後の実習だが、基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいか、いいなら返事をしろ。よくなくても返事をしろ、私の言葉には返事しろ。」

 思いっきり手なずける気だな・・・これ

 一夏はそう思いながら席に着いた。

 

 授業時間、山田先生は一夏に声を掛けた。

「・・あの、織斑君。わからないところとかありますか?」

「大丈夫です。前もって予習しておいたんで。」

「そうですか。でも無理しないでくださいね。」

「はい。」

 

 休憩時間、周りの女子からの視線が痛い中、一夏は考え事をしていた。

 ここでも・・・ビーストが出るんだろうか・・・・・もしそうなら・・・ここの皆も守らないとな

「ちょっといいか。」

 考え事をしている一夏に箒が話しかけてくる。

「ここでは話しづらいから外でな。」

「ああ、わかった。」

 そのまま一夏と箒は教室を出て屋上に向かった。

 

「久しぶりだな、箒。もう6年も経つんだな。」

「あぁ、そうだな・・・・」

「でも箒ってすぐわかったぞ。」

「え・・・・」

「ほら、髪型一緒だし。」

「よく覚えているものだな。」

「忘れないだろ、幼馴染のことくらい。」

「そ、そうか。」

「そういや、去年の剣道の全国大会での優勝おめでとう。」

「何故知っている!」

「新聞で知ったからな。」

「何故新聞を読んでいる!」

「社会の勉強のために・・・」

「そうか・・・しかしお前は変わったな。」

「そうか?」

「ああ。身体が締まっている。今でも剣道は続けているのか?」

「いや、千冬姉の助けになろうと中学ではバイトしてた。」

「そうか。」

「でも「将来の彼女のために取っておけ」て言われて意味なかったんだけどな。」

「いかにも千冬さんらしいな。」

「あ、そうだな。」

「そろそろ戻るか。」

「そうだな。」

 一夏が戻ろうとしたときであった

 

    ドクンドクン

 

 自分の胸元で鼓動を感じ取る。一夏は制服の内ポケットからエボルトラスターを取り出す。

「ビーストが出るのも近いな。」

 一夏はエボルトラスターを内ポケットにしまい、教室へ戻った。

 


 
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