No.469598

転生者による変革11話

観月 衛さん

11話です

2012-08-13 18:08:17 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:5712   閲覧ユーザー数:5292

リヴァイヴside

 

 

 

「堅苦しい挨拶はこのくらいにして、とりあえず二人ずつに分かれてスターズとライトニングについてもらいたいんやけど。」

 

 

「残念ですがそれはできません。」

 

 

「!?何でですか?」

 

 

なのはが今の事に対し質問をする。

 

 

「我々は、レリック絡みでネオジオンが介入してくるとゆう情報を手に入れレリック担当のこの部署に配属されたに過ぎない。」

 

 

ティエリアが答えた。

 

 

「ゆえに、我々に関してはアロウズとしての分隊にしてもらう。」

 

 

「・・・わかったでもこの部隊にいる内はうちに従ってもらうで!」

 

 

「わかりました。」

 

 

「了解です。」

 

 

「…了解」

 

 

「僕は、辞退させてもらう。」

 

 

「!?なんでや!」

 

 

「僕たちは、一人々人に本局から独自行動の許可を持っている。」

 

 

「「!?」」

 

 

それを聞いたなのはとはやては聞いて驚く。

 

 

「つまり、one・man・army・・・たった一人の軍隊って意味だね。」

 

 

フェイトが意味を理解し2人に説明するように言う。

 

 

「その通りだ。」

 

 

「そんなかっt「免許があると言ったはずです!」」

 

 

なのはが異論を唱えようとしたがティエリアによって遮られる。

 

 

「それに3人はどう知りませんが、僕は貴方達となれ合うつもりも親しくなるつもりもありません。」

 

 

「「!?」」

 

 

ティエリアが衝撃の一言を言った。

 

 

2人は驚いたがフェイトや僕たちは、呆れている。

 

 

待ったくこんな喧嘩を売るような真似して

 

 

「話すことがこれ以上ないならこれで失礼する。」

 

 

ティエリアが部屋を出ていく。

 

 

「すいません部隊長、彼人見知りであまり心を開かないんです。」

 

 

アニューがフォローを入れる。

 

 

「まあ世の中いろんな人がいるからな平気やで。」

 

 

気分は最悪だろうなティエリア

 

 

彼女・・・高町なのはは、何も変わって無かったんだから・・・

 

 

リボンズside

 

 

どうもリボンズです。

 

 

あ~今日ファーストアラートですね。

 

 

なんか実感わきません。

 

 

そういえばレリックの回収ジェイルに頼まれてましたね。

 

 

ディバインにでも回収させますか・・・いや

 

 

そうだこの際彼を呼ぼう最近開発したアレの実験もかねて。

 

 

ふふふ

 

 

 

 

 

~Side ティアナ~

 

 

「はい、整列!」

 

 

高町教導官の掛け声に、私達はいったん集まった。

 

皆の様子を見ると、全身汚れだらけで、肩で息を切らしている。

 

私も似たようなものだけど、訓練校に入る前の経験があるから、そこまで酷くはない。

 

 

「じゃあ、本日の早朝訓練ラスト一本!皆、まだ頑張れる?」

 

「「「「はいっ!!」」」」

 

ラストはシュートイベーションで、教導官の攻撃を誰一人非弾せずに5分間逃げ切るか、一撃を加えるか。

 

5分間も逃げ切る自信なんて、少なくとも私には無い。

 

「このボロボロの状態で、教導官の攻撃を捌き切る自信、ある?」

 

「無いっ!!」 「同じくです。」

 

それに答えたのはスバルとエリオだ。

 

ここまでくると、いっそ清々しい。

 

「じゃあ、なんとか一発入れよう!」

 

「はいっ!」

 

 

兎に角、これでやるべき事は決まった。

 

あとは、作戦を考えてそれを実行するだけ。

 

 

 

「準備はいいみたいだね?それじゃあ、レディ・・・ゴー!!」

 

 

教導官の初撃を回避した私達はそれぞれが配置につく。

 

 

 

《スバル、ウィングロードを展開して!シルエットとオプティックハイドで隙を作るから!》

 

《了解っ!!》

 

《エリオとキャロは指定のポイントで一旦待機っ!意識を逸らせている間に、強化魔法で一気に勝負に出てっ!!》

 

《《はいっ!!》》

 

 

 

 

案の定、幻影の私とスバルに向かって攻撃をしかけた。

 

これで、ほんの僅かだけど隙が出来る。

 

 

「うおぉぉぉぉぉ!!」

 

不可視の魔法で姿を消していたスバルが、教導官に迫る。

 

でも、それもあっさり防がれる。

 

分かっててはいても、やっぱりレベルの差を感じてしまう。

 

 

「はっ?!」

 

逆にスバルは隙が出来てしまい、攻撃されるも、何とか回避。が。

 

回避後の動きが甘い。そのせいで魔力弾に追尾されてるし。

 

 

「スバル馬鹿っ、危ないでしょ?!」

 

「ご、ゴメン~!」

 

 

ったく、作戦の第一段階はクリア出来たとはいえ、アレじゃ意味が無いじゃない!

 

《待ってなさい、今射ち落とすから・・・。》

 

 

狙いを追尾弾に絞り、トリガーを引く!

 

 

 

パシュンッ!!

 

 

 

「えっ?!」

 

ちょっ、ここにきて不発?!

 

 

「わぁ~、ティア援護~!!」

 

「このっ、肝心な時に・・・!!」

 

急いでカートリッジを入れ替えた私は、今度こそ追尾弾を射ち落とした。

 

あとは、あの二人に任せるしかないわね・・・。

 

私は教導官を牽制しながら、その時を待つ。

 

 

 

 

私とフリードの攻撃をかわした教導官は、エリオ達に気付いた。

 

ここでやらなきゃもう後が無いっ!!

 

「エリオッ、今っ!!」

 

 

 

 

「ストラーダッ!!」

 

《メッサーアングリフ!》

 

 

教導官と接触したエリオは、反動で飛ばされた。

 

 

「外した・・・?!」

 

もしそうだとしたら、万事休すね・・・。

 

 

 

煙が晴れると、そこには変わらず教導官が飛んでいた。

 

やっぱりだめだった・・・?

 

 

《Mission Complete.》

 

「お見事!ミッション・コンプリート!」

 

教導官とレイジングハートがそう告げた。

 

 

「本当ですか?!」

 

思わずエリオが聞くと、胸の少し上の辺りを指差した。

 

そこには確かに、バリアを抜いてジャケットまで届いた証拠があった。

 

 

「「わぁ・・・!!」」

 

エリオとキャロが嬉しそうに笑う。

 

まぁ、今回の大手柄が自分達なんだから当然よね。

 

そうして、一旦訓練は終わった。

 

 

 

 

 

バリアジャケットを解いた教導官に、お褒めの言葉を貰った私達。

 

「ティアナの指揮も、だいぶ筋が通ってきたみたいだね。

 

指揮官訓練、受けてみる?」

 

 

これだけの訓練をしておきながら、更に訓練を勧めるとは・・・。

 

流石は《管理局の白い悪魔》。容赦が無い。

 

そう思った事を悟られないように、今は訓練だけで手一杯である事を告げ、断った。

 

スバルが隣で笑うが冗談じゃない。こっちは死活問題だ。

 

 

 

 

そんな事をしていると、キャロ達が何か焦げ臭いと言う。

 

匂いの発生源を探すと、それはすぐに見つかった。

 

「ちょっとスバル、あんたのローラー。」

 

「え・・・?うわぁ、ヤバッ!!」

 

見ると、ローラーから煙が出ていた。酷使し過ぎたのだろう。

 

それは私のアンカーガンも同じだけど・・・。

 

 

その事を教導官に伝えると。

 

「皆だいぶ慣れてきたみたいだし。・・・そろそろ実戦用の新デバイスに切り替えかな?」

 

「新、デバイス・・・?」

 

私達には、何の事だか良く分からなかった。

 

 

~Side Out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-隊舎前-

 

 

訓練を終えたなのはとフォワード陣は、その後の説明をしながら歩いていた。

 

「じゃあ、一旦寮に戻ってシャワーを使って、着替えてロビーに集まろっか。」

 

「「「「はいっ!」」」」

 

「?あの車って・・・?」

 

 

そんな話をしていると、前方から黒い車が走ってきた。

 

 

彼女達の前に停まった車の中にいたのははやてとフェイトだ。

 

聞くと、その車はフェイトの物らしい。

 

「皆、訓練のほうはどないや?」

 

「あ~・・・、あはは・・・。」

 

「頑張ってます。」

 

はやての問いに、スバルとティアナが答えた。

 

 

 

「ゴメンね、エリオ、キャロ。私は二人の隊長なのにあんまり見てあげられなくて・・・。」

 

フェイトは二人に申し訳なさそうに言う。

 

「あ、いえ、そんな・・・。」

 

「大丈夫です。」

 

二人は笑って返事をするが、やはりフェイトは心配そうだ。

 

 

「四人とも良い感じで慣れてきたよ。いつ出動しても大丈夫!」

 

そんなフェイトの不安を払うようになのはは続けて言った。

 

「そうかぁ。それは頼もしいなぁ。」

 

四人を見ながら、励ましも込めてはやては言う。

 

四人とも、まんざらでもなさそうだ。

 

 

それから、フェイト達はそれぞれが向かうべき場所に行くために、その場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-シャワールーム-

 

 

「スバルさんのローラーブーツとティアさんの銃って、御自分で組まれたんですよね?」

 

スバルに頭を洗って貰いながら、キャロが二人に尋ねる。

 

「私はね。でもティアは確か、訓練校に来る前に作ったんだよね?」

 

「そうよ。訓練校には杖しか無いのを聞いていたからそれでね。組み立てたってわけ。」

 

「私はベルカ式な上に、戦闘スタイルがあんなだし。」

 

「そのせいで訓練校じゃ目立っちゃってね。」

 

当時の事を思い出しながら二人は語った。

 

「あ、もしかしてそれでスバルさんとティアさんは友達になったんですか?」

 

「腐れ縁と私の苦悩の日々の始まりって言って。」

 

「えへへ~。」

 

 

それから二人を残して先にあがったティアナは、髪を乾かしている。

 

その首筋の裏には、小さな紋章が刻まれている。

 

 

 

 

 

一方、その頃エリオはというと。

 

 

 

「はぁ。皆、まだかなぁ?」

 

「キュクルー」

 

 

 

エリオとフリードが黄昏ていた。

 

 

なのはSide

 

 

えーと。ここはヘリの中。

 

 

空を飛べない皆の代わりに運んでくれる六課の大事なヘリ。

 

 

で。今この内部は現在非常にみんな、緊張しています。

 

 

「え、えーと。ぶっつけ本番になるけど。訓練どおりやれば、大丈夫だからね」

 

「「「はい!」」」「は、はい!!」

 

 

キャロは俯いてしまっている。

 

 

私は、ここで降りて、敵を迎え撃たなければならない。

 

 

けど、その前に。

 

 

「大丈夫だよ」

 

「え……」

 

「一人じゃないよ。皆もいる。念話で私たちにも繋げる。だから、怖がらなくていいよ」

 

「あ、はい!」

 

 

うん。いい返事だ。

 

 

「それじゃあ。頑張って」

 

「「「「はい!!」」」」

 

「うん。じゃ、スターズ01、高町なのは。行きます!」

 

 

私は飛び立った。

 

 

 

~Side フェイト~

 

 

フォワード陣は、初の任務だ。

 

 

ガジェットに負けないくらいの実力を持っていても、その場の雰囲気に呑まれるかもしれない。

 

 

あの子達の負担を少しでも減らせるように、上空の敵は何としても抑えないと。

 

 

リボンズの計画では誰かが回収する予定だけど

 

 

でも、心配なのはそれだけじゃない。

 

 

・・・なぜだか分からないけど、酷く胸騒ぎがする。

 

 

一刻も早く現場に向かわないと。

 

 

「バルディッシュ!!」

 

《Yes,sir.》

 

 

バリアジャケットを纏った私は現場へと向かう。

 

 

 

 

フォワードside

 

 

 

現場に降下する前に、フォワード陣は任務内容の最終チェックをしている。

 

 

その顔は真剣そのものだ。

 

 

だが、初の実戦の雰囲気に呑まれている訳では無い。

 

 

程よい緊張感が漂っている。

 

 

今回、彼女達に与えられた任務は、全てのガジェットの破壊と、レリックの確保。

 

 

リインは彼女達の顔色を伺いながら、説明を続ける。

 

 

「スターズ分隊、ライトニング分隊、二人ずつのコンビでガジェットを破壊しながら車両前後から中央に向かうです。」

 

 

レリックを乗せた7両目の重要貨物室を目指し、どちらかの分隊が確保すればミッションクリアとなる。

 

 

「「「「はいっ!!」」」」

 

 

リインの指示に、4人は返事を返す。

 

 

そこには、先ほどまでの不安は既に無い。

 

 

「で。私も現場に降りて管制を担当するですぅ!」

 

 

最後に、リインは笑顔で締めくくる。

 

 

 

それからすぐに

 

 

 

「さーて新人ども。隊長さん達が空を抑えてくれているお陰で、安全無事に降下ポイントに到着だ。準備はいいか?!」

 

 

ヴァイスは、彼女達に最後の確認をする。

 

 

それに彼女達ははっきりと答えた。

 

 

「スターズ3、スバル・ナカジマ。」

 

「スターズ4、ティアナ・ランスター」

 

「「行きますっ!!」」

 

 

最初に降りたのはスターズ分隊。

 

 

それを確認したヴァイスは、続けてライトニングに確認を取る。

 

 

キャロは、少し不安が抜け切らなかったのか、表情があまり良くない。

 

 

「一緒に行こうか?」

 

 

それに気付いたエリオが優しく声をかける。

 

 

一瞬キョトンとするも、すぐに笑顔になり、二人と一匹は飛び降りた。

 

 

「ライトニング3、エリオ・モンディアル。」

 

「ライトニング4、キャロ・ル・ルシエとフリードリヒ」

 

「キュクー!」

 

 

「「行きますっ!!」」

 

 

 

ヒリングside

 

 

 

ヒリングは現在リニアレール内にいる

 

 

 

「・・・・っで、この車両の中にレリックがあるんだったわね。」

 

 

 はぁ、めんどくさ・・・・・・・よく見たらフォアード達が戦っているのが見える、空はフェイト達か

 

 

「まぁ、ガジェットに気が向いてるうちに・・・・・」

 

 

 列車の中にあるレリックを列車のなかに出来ているスキャナを使い、詮索する 

 

 

「アッ、この危険な反応は・・・・レリック発見~♪」

 

 

「取り合えず厳重に封印しいて。」

 

 

ヒリングはレリックを厳重に封印した。

 

 

「さてリボンズが呼んだ彼が来る前にさっさと撤退しますか。」

 

 

ヒリングは光学迷彩を展開し撤退していった。

 

 

 

 

なのはside

 

 

 

何とか新型ガジェットを撃破して後はレリック回収だけなんだけどいきなり、ロングアーチから再び通信が来ました。

 

 

『こちらロングアーチ緊急事態!その空域にあ、アンノウンが3機接近中です!は、はやい・・・』

 

「ええ?!」

 

『先頭の一機は後続機のさっ3倍の速度で接近中です。』

 

 

今度は何!?もしかしてまた新型!?

 

 

『アンノウン、肉眼で補足まであt・・・・』

 

「?!ロングアーチ?どうしましたこちらスターズ1応答願います・・・通信できない!?」

 

 

どうなっているの!?

 

 

「なのは!」

 

「フェイトちゃん!」

 

「大丈夫?」

 

「うん私は大丈夫だよ。でもいきなり通信が切れt「なのは!」!?」

 

 

フェイトちゃんが何かに気づき私もその方向を向く

 

 

「何アレ?」

 

 

その方向には3機の人型のロボットがオレンジ色の光を放出しながら此方に向かって接近してきます。

 

 

「・・・!?いけない!ヴァイス聞こえる?」

 

 

フェイトちゃんが突然ヴァイス君を呼びました。

 

 

『なんとか。どうやら至近距離なら通信可能みたいです。』

 

「そう、なら急いで通信可能な位置までフォワードのみんなを避難させてロングアーチとコンタクトを」

 

『フェイトさんどうs「急いで!」!?了解っす。』

 

 

フェイトちゃんがすごく慌ててます。

 

 

「どうしたのフェイトちゃん?」

 

「・・・なのは今向かってきてる機体には真剣に戦わないとすぐに堕とされるよ。」

 

「急にどうしたのフェイトちゃn「あの機体はシナンジュ・・・赤い彗星(・・・・)だよ。」!?」

 

 

なのはは、その名前を聞いて驚愕した。

 

 

「赤い彗星ってあの?」

 

「うん…反管理局組織、通称ネオ・ジオン、その総裁でS級次元犯罪者シャア・アズナブル大佐…別名赤い彗星。」

 

「…聞いたことあるよ。たった一人で2隻の次元航行船を沈めたって言う・・・赤い彗星のシャア。」

 

「そう・・・!?来るよ!」

 

 

その言葉で私とフェイトちゃんはデバイスを構えましたその瞬間赤い機体シナンジュが急接近してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見せて貰おうか。管理局の白い悪魔と金の閃光の腕前とやらを。」

 

 

 


 
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