No.469027

魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ー新たなスタートー

DevilStrikerさん

六話目です。どうぞご覧下さい

2012-08-12 12:35:38 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2485   閲覧ユーザー数:2433

「まずはこの部隊のみんなに挨拶せなあかんなぁ」

 

はやての一言によって今機動六課の面々の前で挨拶する事になったバルダ。

だがこんな多人数の前で自己紹介をするのは当然初めてで、ただ今絶賛緊張中である。

 

「大丈夫ですよ。リラックスしてください」

 

リインが鼓舞するように言うがバルダからすればプレッシャーを与えているようなものである。

 

「う~んこれはあかんな…みんな!とりあえずこっちから自己紹介しよか!」

 

これはいかんと思い、はやてが助け舟を出した。

 

「初めまして、と言ってもさっき自己紹介したばっかりだったね。私は高町なのはって言います。みんなはなのはさんって呼ぶからそれでいいよ」

 

「あたしもさっき会ったな。あたしはヴィータ、よろしくな」

 

「私、スバル・ナカジマって言います。君を保護したの私達なの。よろしく!」

 

「私もその一人。私はティアナ・ランスターよ。まあ、よろしくね」

 

「なのはと同じく私も自己紹介したけど……フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです。一応君の保護責任者なのでこれからもよろしくね」

 

「シグナムだ。まあよろしく頼む」

 

「君もフェイトさんの保護を受けてるんだね。僕はエリオ・モンディアルだよ」

 

「私はキャロ・ル・ルシエと言います。この子はパートナーのフリードリヒ。フリードでいいよ」

 

「キュクル~」

 

「バルダです。よろしくお願いします」

 

こんな感じで自己紹介は終わった。そして今度はフォワードメンバーから質問責めを食らい、答えれるものだけ答えた。

それから数十分後フォワードメンバー達はこれから訓練だということで訓練所へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう、疲れたな」

 

バルダがそこら辺のベンチに座っていると…

 

「バルダ、ちょっと部隊長室まで来て…ってどないしたん?」

 

「…いや、何でもないですよ?」

 

はやてがモニターで部隊長室に来るよう連絡しようとしたが、当のバルダはびっくりしてひっくり返りそうになって妙な空気が流れる。

 

「…まあ、ええか。とにかくバルダ、至急私のとこに来てな。ちょっとやってもらうことがあるで」

 

「わかりました」

 

 

 

ーー数分後、部隊長室…ーー

 

 

 

 

「で、何をするんですか?」

 

バルダは怪訝そうな表情で聞いた。

 

「うん、今からちょっとした検査を受けてもらおうと思うてな」

 

「検査?何の??」

 

「リンカーコアという魔力を生み出す器官があるか検査するんやけど…あ、リンカーコアは魔法を使うには必要不可欠なものなんや」

 

「へぇー」

 

「やから後でシャマルがおる医務室にいってもらうけど、場所覚えてるる?」

 

はやてが心配して言ったが、

 

「いやさっきこの施設の見取り図をリインさんから見せてもらったからもう全部覚えたよ」

 

と軽く答えるバルダ。

 

「そ、そか」

 

はやてはバルダの記憶力に驚いている。

 

「ええ、俺は記憶力はかなり自信あるんで。それじゃ行ってきます」

 

そう言ってバルダは部隊長室を後にし、シャマルの待つ医務室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやてに言われたとおりバルダはシャマルの元へ行き、リンカーコア検査を行って貰った。

そして今はそれも終わり、場所は再び部隊長室へ。バルダ達はシャマルに検査の結果を聞こうとしていた。

 

「それでは検査の結果を発表しようと思いまーす」

 

 

 

 

―――――――――――

 

バルダ  

 

リンカーコア    有り

 

魔力資質    SSS

 

魔法    ミッド式・近代ベルカ式

 

レアスキル    不明

 

PS.尚、異常なエネルギー反応有り

 

―――――――――――

 

 

 

 

「なんやて!?魔力資質トリプルS!!?私らより上やんか!!」

 

「それにレアスキルもよくわからないらしいし」

 

「すごいね~…」

 

「これは将来化けるな」

 

「えらいもん拾ったな、あたしたち…」

 

上から順にはやて、なのは、フェイト、シグナム、ヴィータが驚いていた。

 

「……??」

 

だがバルダは話についていけてなくキョトンとしている。するとはやてが

 

「なあバルダ。六課に来おへんか?」

 

と、勧誘してきた。 しかしバルダは今は往くところが無いので

 

「いいですよ」

 

軽くOKした。 こうして、バルダの機動六課での生活が始まったのだった。

 


 
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