第30話 LG、終盤戦です
Side兵藤 一誠
おい総司、何のんびり紅茶を飲んでいるんだ?
まあいいや、無視だ!無視!!
とりあえずさ、これは大切なゲームなんだろう?いきなり戦いを放棄されると俺もどうしたらいいか分からなくなるんだが……
「あ、総司は兎も角として、そっちの『僧侶』さんはバトらないのか?」
「あー、気にしないでくれ。あの子は特殊だから。今回の戦いもほとんど観戦しているだけだ」
「な、なんだ、そりゃ!」
観戦ってどういうことだよ!大事なゲームだって言うのに!
総司ならまだ分かるんだけどな、あいつは一応ピンチの時に力を貸すと言う事になってるし
「彼女は―――いや、あのお方はレイヴェル・フェニックス。ライザーさまの妹君だよ
特別な方法でライザーさまの眷属悪魔とされているが、実の妹君だよ」
…………へ?
あの美少女ちゃんが?あの焼き鳥の?え?えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!
俺は思わず総司と紅茶を飲みながら話している焼き鳥の妹の方を見る
何か自己紹介してるな
それにしても自分の妹を眷属にして、バトルに参加させているなんて!
「ライザーさま曰く、
『妹をハーレムに入れることは世間的にも意義がある。ほら、近親相姦っての?憧れたり、羨ましがる者は多いじゃん?まあ、俺は妹萌えじゃないからカタチとして眷属悪魔ってことで』
だそうだ」
……あの焼き鳥は、本当の変態でバカだったのか!呆れてものも言えないぜ
「イッセー先輩は人のこと言えません」
心を読まれた……だと!?子猫ちゃんの仙術は化物か!
「いやいや、口に出てるぞ
ニ対一はきついと思うが行くぞ!リアス・グレモリーの『兵士』と『戦車』よ!」
『戦車』のイザベラが一歩目に出たかと思うと俺に殴り掛ってくる
俺はそれを躱してイザベラの腹の方に向かって一発入れようとするが躱されてしまう
「うん。この程度の打撃は躱すか。それにカウンターを入れてくるとは
どうやら見くびり過ぎていたようだな。こちらも全開で行くぞ!」
さっきよりも遥かに速い速度で俺に殴り掛ってくるイザベラ
だけどそれでもエルシャさんのスピードに比べたらどれほどのものかぁぁあああッッ!!
「何!?」
俺は連続で殴りかかってくるイザベラの攻撃を全て躱しつつカウンターを入れていく
まさか全て躱されるとは思わなかったのか隙が出来たその時
「私がいるのを忘れてませんか」
子猫ちゃんがイザベラの右側から殴りかかる
「ガハッ!」
それが見事にクリーンヒットして空中で回転しながら遠くへ飛ばされていく
俺と子猫ちゃんは
空を舞っているイザベラに近づいて
【Boost!!】
ちょうど倍加もしたし一気に決めるぜ!
【Explosion!!】
「食らいやがれぇぇええええええッッ!!」
倍加した力を解放して右側から殴りかかり
子猫ちゃんも同時に左側から殴りかかる
すると攻撃が同時に炸裂して見事に俺と子猫ちゃんの前の方に飛ばされていく
更に赤龍帝の籠手から解放された力が発射されて吹き飛ばされたイザベラに向かって行く
空を舞っているイザベラでは避けられるわけも無く見事に当たる
ゴォォォォォォォンッッ!!
地を響かせる轟音!巻き起こる突風と共に赤い閃光が俺たちを襲う!
すげえ!これが俺のドラゴンショットの威力なのか!?
見事にヒットした周りが更地になっている
子猫ちゃんもその威力に驚いて口をあんぐりとあけてる
そしてその瞬間アナウンスがされた
『ライザー・フェニックスさまの「騎士」一名、「戦車」一名、リタイヤ』
『騎士』ってことは木場もやったのか!
俺が木場の方を見ると物凄い熱気を放つ剣とそれよりも長い近づいただけで凍えそうな剣を持っている木場の姿があった
此方を向いてニコリと笑っている
やっぱり木場もやったのか!よし!!
Sideout
Side木場 裕斗
ブゥン!
少し彼女の事を甘く見ていたかな?
まさか『光喰剣(ホーリー・イレイザー)』を霧散させられるとはね
光を喰らう僕の創った魔剣だけど相性が悪かったみたいだね
「剣の腕は確かのようだが私に貴様の神器は通用しない!」
僕に剣技で押されていたからか嬉しそうな顔をしている
だけどね、何か勘違いしてないかい?
「では、僕もこう返そうかな。残念だね。僕の神器はこれで全てではないんだ」
「何?戯言を。グレモリー家の『騎士』よ、見苦しさは剣士としての本質を曇らせて―――」
「折角だから見せてあげるよ。僕の本当の切り札を」
「!?」
「―――凍えて燃えよ」
僕の手に持つ刀身を無くした剣に冷気が集まり剣の形を取る
そして暗器をして持っておいたもう一つの刀身が無い剣を出すとそれには炎が集まって行く
僕は妖夢師匠との修行の合間に見つけ出したもう一つの戦法を見せてあげるよ
そう、二刀流というもう一つの切り札をね
「氷炎の双剣(フロストアンドフレイム・ツインソード)
どんな炎だろうと凍えさせる氷の魔剣と全ての炎を吸収しその力とする炎の魔剣の双剣」
命名は総司くんだよ。遊戯王のカードから取ったらしいんだけどね
良い名前だったからそのまま利用させてもらってるよ
「バ、バカな!神器を二つも有するというのか!?」
投げやりになってか炎の剣を横なぎに奮うカーラマイン
バキ、バキバキ……キュイーン!
氷の魔剣に触れた炎は凍りつき砕けていき炎の魔剣に触れた方は吸収されていく
しかし、諦めない姿勢は凄いと思うよ。剣を捨てて腰から短剣を抜く彼女の姿を見て僕は素直に心から称賛した
僕も同じ場面にあったらかなり応えると思うからね
「我ら誇り高きフェニックス眷属は炎と風と命を司る!受けよ!炎の旋風を!」
その攻撃は不味そうだね
彼女が天に短剣を掲げると炎の渦が現れる
イッセー君たちの戦いの邪魔になりそうだし此処は一気に決めさせてもらうよ!
「行くよ!―――――斬符『十字斬・氷炎の型』―――――!!」
僕は腕をクロスさせてから一気に剣を奮う
すると氷の斬撃と炎の斬撃が十字架のような形を取ってカーラマインに向かって行く
カーラマインが短剣を天に掲げて炎の渦が発生したがそれさえも切り裂いて彼女に斬撃は向かって行く
「なんだと!?切り裂かれた!!
う、うぅ、うあああああああああああああああああああ!!!」
僕の放った斬撃は見事に彼女に当たる
すると彼女は光となって消えて行った
『ライザー・フェニックスさまの「騎士」一名、「戦車」一名、リタイヤ』
どうやらイッセー君の方も終わったようだ
僕はイッセー君の方を向いて笑い、それから近づいて行った
Sideout
Side龍道 総司
「ここね」
「あれ?イザベラ姉さんとカーラマイン姉さんは?」
「まさか、やられちゃったの?」
俺は目の前に現れた三人に対して構える
そしてイッセーたちも俺のもとに近寄ってきた
「総司!そいつらは?」
「焼き鳥の残りの下僕だよ
『兵士』二名、『僧侶』一名、『騎士』一名だ」
俺はイッセーの問いに答える
それを聞くとイッセーと木場、白音は構える
そりゃあ残りの戦力が全て集まっているからな
朱乃先輩はおそらくリアス先輩の所だろう
だとしたらおそらくはリアス先輩、朱乃先輩、アーシアは焼き鳥のぶつかっているのか?
「皆!遅れたわね!」
俺がそんなことを考えていると聞き覚えのある声が後方からしてくる
この声は!
「部長!それにアーシア!!」
後ろを向くとそこにはリアス先輩とアーシアがいた
朱乃先輩がいないと言う事はもしかして
「ライザーとは朱乃が戦っているわ
今のうちに残りのライザーの下僕を倒すのよ!」
朱乃先輩が焼き鳥と戦っているのか……たぶん大幅に削るので精いっぱいだろう
堕天使の力を解放したとはいえ相手は出来そこないとはいえ不死身だ
なら、やる事は決まってるな!俺がそう思ったとき
「イッセー、裕斗、子猫、総司、ここは私たちに任せなさい」
そう言いながら俺たちの前にリアス先輩が出てくる
その後ろにはアーシアの姿もある
「これでもくらいなさい!」
「パチュリーさん直伝!―――――日符『ロイヤルフレア』―――――!!」
リアス先輩は破滅の魔力を放ちアーシアは火球を放つ
突然現れたリアス先輩たちの攻撃を防げずもろに食らった焼き鳥の残りの眷属は…
『ライザー・フェニックスさまの「兵士」二名、「僧侶」一名、「騎士」一名、リタイヤ』
リタイヤした
Sideout
Sideリアス・グレモリー
「どうやら順調のようね」
「はい、リアス」
「部長さん、その通りですね」
朱乃もライザーの『女王』を倒して戻ってきたしそろそろ私も進まないとね
そう、私が思っていた時だった
「なかなかお前の下僕たちもやるじゃないか」
「ライザー……」
私たちの前にライザー・フェニックスが現れた
どういう風の吹き回しかしら?あなたが前に出てくるなんてね
「なかなか善戦しているからチャンスをやろうと思ってな
お前と俺の一騎打ちで勝負を決めてやろうと思ってな」
「笑わせてくれるわね。そんなこと受ける訳ないでしょ」
そんな事したってあなたが有利になるだけじゃない
そうね、ここは………
「朱乃、ライザーは任せたわ!
私とアーシアはイッセーたちの所に向かっている残りの下僕を倒してくるわ!」
「分かりましたわ!」
「ま、待て!俺の好意を不意にするつもりか」
何処が好意なのか知らないけどそんなものは受け取らないわ
今はイッセーたちの所に向かって下僕を始末させてもらうわ!
私たちがイッセーたちのもとに向かうとグレイフィアからのアナウンスがあった
『ライザー・フェニックスさまの「騎士」一名、「戦車」一名、リタイヤ』
イッセーたちがやったのね!
残りのライザーの僕は『兵士』二名、『僧侶』二名、『騎士』一名ね
その事を聞いて内心喜びながらも気を引き締めてイッセーたちのもとに向かった
そして調度イッセーたちの前に行くと残りのライザーの眷属と対峙しているイッセーたちを見つける
私とアーシアはイッセーたちに走りながら近寄って行きみんなに話しかける
「皆!遅れたわね!」
「部長!それにアーシア!!」
イッセーたちは私たちの姿に反応する
「ライザーとは朱乃が戦っているわ
今のうちに残りのライザーの下僕を倒すのよ!」
私はみんなに呼びかける
すると頷いてイッセーたちは前に出ようとするけど此処は私とアーシアでやらせてもらうわ
流石に消耗しているでしょうしね
「イッセー、裕斗、子猫、総司、ここは私たちに任せなさい」
私とアーシアは手をイッセーたちの前に飛び出てライザーの下僕に向けて手をかざす
そして急な私たちの出現に驚いていたライザーの下僕に向かって攻撃を放つ
「これでもくらいなさい!」
「パチュリーさん直伝!―――――日符『ロイヤルフレア』―――――!!」
それが見事にヒットし
『ライザー・フェニックスさまの「兵士」二名、「僧侶」一名、「騎士」一名、リタイヤ』
ライザーの下僕は『僧侶』一人を残して倒しきった
でも、残りの『僧侶』はレイヴェルだったはずだから無視していいわね
あの子はどうせ観戦しているだけでしょうし
「さあ、朱乃を助けに行くわよ!」
私が皆にそう声をかけた瞬間
「その必要はないぜ、愛しのリアス」
『リアス・グレモリーさまの「女王」一名、リタイヤ』
ライザーが現れて朱乃がやられたというアナウンスが入った
朱乃、あなたの犠牲は無駄にはしないわ!絶対にライザーを倒す!!
Sideout
Side龍道 総司
『リアス・グレモリーさまの「女王」一名、リタイヤ』
朱乃先輩がやられたか
それにしてはライザーはかなり元気な気がするぞ
今の朱乃先輩なら三落ちどころか十落ち位は余裕でさせられると思うんだが
……そうか!フェニックスの涙を使ったのか!
「行くわよ皆!相手が不死身とはいえ何度も倒せばいつか倒れる!
その時が来るまで倒し続けるのよ!!」
そのリアス先輩の声と共に戦いが開始された
長い長い戦いだ
白音が仙術で殴りライザーを吹き飛ばす
しかし復活したライザーも攻撃してくるのを白音は避ける
今度は木場が斬撃を飛ばせばその炎を持って相殺してくる
イッセーが殴ったりドラゴンショットを放てば避けるなり炎で相殺するなりする
リアス先輩は破滅の魔力を放てば避けられる
おかしい……俺はその時そう思った
そして戦いの合間にようやく何故そんな事になっているのかが分かった
どうして、あそこまでこの人数のこれだけの威力の攻撃に対抗できているのかを
あれは、焼き鳥本人の力だけではない。火力が前とは違い過ぎる
それに首に61の数字が見えたからだ
俺はイッセーたちの戦いを見ておりピンチになったら手を出すつもりだった
だから注視していたため分かったがあれは間違いない!
それに気づいた時にはイッセーも、木場も、アーシアも、白音も、リアス先輩もかなりのダメージを受けていた
そこで俺は前に出ることにした。流石にこれは見過ごせない!
相手は焼き鳥だけではない!『№61 ヴォルカザウルス』もいる!!
№61 ヴォルカザウルス
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/炎属性/恐竜族/攻2500/守1000
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できない。
まあおそらくはOCG効果ではないだろうけどOCG効果だったら今思い浮かべた通りのものだ
「さて、そろそろ俺が出るか。リアス先輩たちは休んでいてくれ」
「はぁはぁ……まだ俺は……」
「休んでおきなさいイッセー、その体ではこれ以上は危険よ」
イッセーが俺の言葉を無視して出ようとするのをリアス先輩が止める
そうすると渋々だが引き下がるイッセー
さて焼き鳥、貴様の№は狩らせてもらう!
「お前が相手か。悪魔でもないのにしゃしゃり出やがってウザいんだよ!
火の鳥と鳳凰!そして不死鳥フェニックスとたたえられた我が一族の業火!
その身で受けて燃え尽きろッッ!!」
「それなら俺はこいつで相手をしてやるよ!
俺が創った持ち主に勝利を与える究極の聖剣の力!
その欲に塗れた身に受けて蒸発しやがれッッ!!」
俺はスキマから『偽・勝利の聖剣(エクスカリバー・イミテーション)』を取り出す
「燃え尽きろッッ!マグ―――――
「光の中に消えろッッ!約束された(エクス―――――
―――――マックスゥウウウウウウウウ!!」
―――――勝利の剣(カリバァアアアアアアアアアアアア!!」
焼き鳥の凶悪な炎攻撃と俺の放つ『偽・勝利の聖剣(エクスカリバー・イミテーション)』の強大な光の力が拮抗しあう
それはだんだんと俺が押していきそして……
「ば、バカな!?この俺の炎が!ヴォルカザウルスと俺の炎が押されるだと!?
ふざけるな!そんなことがあり得るわけがない!!
もっとだ!もっと力をよこせぇぇええええええええええ!!」
焼き鳥の届くかと思った瞬間に力が急激に上がり押し返し始める
今度は逆に俺の方が追い詰められていく
だが、その時思わぬ増援があった
【Dragon booster second Liberation!!】
『相棒!新たな力が解放されたぞ!』
「使い方は分かってる!総司!受け取れぇぇえええええええええッッ!!!」
【BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!】
【Transfer!!】
そうか!これは『赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』か!
籠手で高めた力をほかの者や物に譲渡し力を爆発的に向上させる赤龍帝の籠手の第二の力
この土壇場で目覚めるなんて……さすがだイッセー!
赤龍神帝の籠手を使った時のように聖剣の力が強化されていく
そして聖剣は一層の輝きを放ち焼き鳥とヴォルカザウルスの放つ炎を飲み込んでいく
そしてついに……
「そ、そ、そそ、そんな馬鹿なァァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
焼き鳥本人を飲み込みその後ろの方まで光を届かせた
そして光が消えるとそこには倒れている焼き鳥の姿があり
『投了(リザイン)を確認。リアス・グレモリーさまの勝利です』
俺たちの勝利を告げるアナウンスが鳴り響いた
直後に俺は聖剣をスキマの中にしまい後ろを振り向く
「やったなみんな!」
俺のその言葉にみんなは頷いて喜んだ
Sideout
Side姫島 朱乃
『やったなみんな!』
私は医務室で皆さんが勝利したところを見て安心していた
リアスを守れたことが何よりも嬉しかった
大事な親友をあの焼き鳥から守れたことが
だけれどもひとつ疑問に思う事がありますわ
「あのときライザーの首に出ていた数字は一体?」
あれはどうみても遊戯王ZEXALに出ていた№に心の闇を増幅されていたものが持っていたものでした
まさかとは思いますがあれは本物の№?
「そんな馬鹿な事があるのでしょうか?」
「あるんだよねえ、それがさ」
「!?」
私が独り言をつぶやくと隣から聞き覚えのある声がしました
私が声のした方向に顔を向けると……
「魅魔さま!」
「いい戦いだったよ、最後の焼き鳥との戦いはしょうがないよ
あれは本物の№で自身をドーピングしていたからね」
ッ!?それじゃあまさかあれは本物の№!?
そんな馬鹿な事があるのですか!?フィクションの世界の物が現実にでてくるなんて!
「此処だけの話だが世界の境界線を越えて闇のカードがこの世界に来てるんだよ
だからデュエルモンスターズでも力を付けるんだよ
それが私からの罰だよ」
分かりましたわ。精進させてもらいます
私は最後にそう魅魔さまに返すと総司くんが創るようなスキマが魅魔さまの後ろに現れてその中に魅魔さまは消えて行った
Sideout
Tweet |
|
|
5
|
0
|
追加するフォルダを選択
そして終盤戦へ