No.468013

魔法少女リリカルなのはStrikers ~蒼き剣聖~

白の牙さん

第03話

2012-08-10 03:22:35 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7536   閲覧ユーザー数:7146

 

 

 

 「八神部隊長、彼を連れてきました」

 

 二人の少女に連れてこられた施設で刹那は二人に案内され、ある部屋についた

 

 「どうぞ」

 

 奥から声が聞こえるとドアが開き二人が入ったので刹那もそれに続き中に入った

 

 「起動六課部隊長の八神はやてです。よろしゅう」

 

 「六課前線部隊スターズ部隊隊長の高町なのはです。さっきは挨拶もしないでごめんね」

 

 「同じくライトニング部隊隊長のフェイト・T・ハラオウンです。さっきは問い詰めるようなことをしてごめんなさい」

 

 「如月刹那だ。見ての通りにただの旅人さ」

 

 「如月刹那?」

 

 「どうしたのなのは?」

 

 刹那の名前を聞いたなのはは何かを思い出していた

 

 「刹那君って呼んでもいいかな?」

 

 「どうぞご自由に」

 

 「じゃあ、刹那君。私達どこかで会ったことなかったかな?」

 

 「いや、そんなことはない・・・・待てよ、よく見たらどこかで見た顔だなどこでだっけ?」

 

 なのはに言われ、刹那も必死に過去の記憶を思い出していた

 

 「「う~~~~ん」」

 

 刹那となのはが必死に思い出していると

 

 『マスター、4年前の空港火災の時ここにいる3人と出会ってますよ』

 

 エクシアがそういうと

 

 「あ~~~あの時か!」

 

 刹那は思い出し、手を叩いた

 

 「あの時は助けてくれてありがとう刹那君」

 

 なのはも思いだし、刹那にお礼を言った

 

 「私からもありがとう、危ないところを助けてくれて。刹那って呼んでもいいかな?」

 

 「ああ。構わない」

 

 フェイトも助けられたことを思い出しお礼を言った

 

 「私もやありがとな刹那君。それと・・・」

 

 「それと?」

 

 「この話が終ったらあの時の説教の続きやーー!!」

 

 はやては指を刹那に突き付け言った

 

 

 

 

 「つまり、刹那君はミッドの森に転移したあと、この石を見つけてそしたら襲われたっちゅーことでええんやな?」

 

 「ああ、それであってる」

 

 「しっかし災難やな~~転移した早々に戦いになるなんて」

 

 「それには同意する」

 

 刹那はため息をついた

 

 「それと話は変わるんやけど、刹那君のデバイス私の方で少しの間あずからせてもらってもええか?デバイス所有権を持ってない人がデバイスを持つのは禁止されとるんや」

 

 『(どうするんですかマスター?)』

 

 エクシアが念話で刹那に話しかけてきた

 

 「(常用なところだけ強力なプロテクトかけておけ)」

 

 『(解りました)』

 

 「ほい」

 

 刹那はエクシアを指から外しはやてに渡した

 

 「ん、確かにあずからせてもらったで」

 

 「っで、俺はこれからどうなるんだ?さすがにエクシアを置いてここからいなくなれないしな」

 

 刹那が聞くと

 

 「今調べたんやけど、刹那君ってミッドでの戸籍ないやろ?だからしばらくの間うち等の所に住んでええで。幸い部屋が余っとるからな」

 

 「そんじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうわ」

 

 そして、話が終るとはやてが立ち上がった

 

 「さて、話も終わったことやし・・・説教の時間やーーー!!」

 

 はやては刹那にあの時の説教をしようと動き出した

 

 「っは、されてたまるかよ!」

 

 だが、そんなはやてよりも早く刹那は立ち上がり、部屋から逃げ出した

 

 「逃がさへんでーー!!」

 

 そして、はやては刹那を追いかけて行った

 

 二人の追いかけっこは2時間続いた

 

 「ぜぇ、ぜぇ、も、もう一歩も動けへん」

 

 休憩もなしに走り続けたはやては体力がなくなり動けないでいた

 

 「なさけねぇな~~」

 

 刹那は木に寄りかかってはやてを見ていた

 

 「せ、刹那君の体力が異常なんや。一体どんな鍛え方しとるんや?」

 

 「至って普通の鍛え方だが?ほらとっとと戻るぞ」

 

 刹那はそういうが

 

 「動けない人にそう言うか普通?」

 

 はやてはじと目で刹那をにらんだ

 

 「はぁ~~、少し我慢しろよ」

 

 そういうと、刹那ははやてを抱え立ち上がった

 

 「な、何するんや!?」

 

 「うん?動けないから抱えてやったんだろうが?文句があるなら残していくぞ」

 

 「い、いや文句はないんやけど・・・///」

 

 はやては顔を赤くしていた

 

 「じゃあ、そのままじっとしてろ」

 

 微笑んでそういうと

 

 「///」

 

 はやての顔はさらに紅くなった

 

 

 

 「あらあら、はやてちゃんあんなに顔を赤くして。ふふふ、今夜はお赤飯かしら?」

 

 そんな二人を遠くで見ていた医務官は微笑ましそうな表情で見ていた

 


 
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