No.467494

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #9

tokkeyさん

この作品はオリジナル主人公を軸とした外史です
オリ主・チート・ご都合主義などが苦手な方はご遠慮下さい
別に大丈夫だという方は駄文にお付き合い下さい

夏ばてと熱中症には気をつけてくださいませm(_ _)m

2012-08-09 02:08:44 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:10782   閲覧ユーザー数:9506

~人物紹介編~

 

 

姓名 太史慈(たいしじ) 字:子義(しぎ)

 

真名 木通(あけび)

 

武器 基本は弓による射撃、接近戦は小刀による二刀流

 

容姿 この話現在 低めの135cm程度

   栗色の髪を肩位まで伸ばしてる程度 

   前髪のみ眉辺りでパッツンとしたおかっぱ

   一人称は「ぼく」

   男勝りっぽいが実は料理・家事などは得意

   褒められる事などになれてないせいかツンツンしてしまう

   後で反省はするが、中々直らないようだ

   何よりお母さん想いの良い子

 

他の補足は話の中でできたら・・・

気になることがあればコメントお願いしますm(_ _)m

 

 

~第8話 †旅行記2 大史慈・前編† ~

 

 

 

大史慈こと子義嬢とすごした半年ほどの話をしようか

 

 

 

まず最初に子義嬢に連れられて北海の孔融(こうしょく)が治める都市へときた

モノの売買や仕事などをするなら、この辺で一番マシらしい

子義嬢はとりあえずイノシシを売るらしいので、ついていくことにした

 

 

「な、なんで着いて来るのよ!僕の役目は終わったんだから

 さっさと仕事でもなんでも探してくればいいじゃないの」

 

「なんとなく?子義嬢みたいな子にイノシシもたせるわけにはいかんでしょ?」

 

「子義嬢っていうな、馴れ馴れしい!」

 

「子義嬢じゃダメか・・・それじゃ子義ちゃん?」

 

 

そういってイノシシを担いでない方の手で頭を撫でながら聞いてみるが

あぅ・・・あぅぅ・・・と口をパクパクさせている、可愛いねぇ~

ちなみに子義嬢もイノシシを軽く担ぐ姿を見たときは軽くショックを受けたもんだ

お?復活しそうだな

 

 

「す、好きに呼べばいいじゃない、ふん!早く来ないとおいていくわよ!」

 

 

いー!っと歯を見せながら走っていく

やれやれ、活発なお嬢さんだなぁと俺も着いていく

しかし、それなりに栄えてるせいか市場も活発だなぁ

まだまだ黄巾の乱が始まる予兆みたいな荒れ具合はなさそうで平和だな

っと遠くで睨んでるお嬢さんのところに早くいかないとな

そんなこんなで目的の売る場所に到着

それなりに大きい店で繁盛してそうな食い物屋だ

いつも子義嬢は鹿やイノシシ・熊などを狩ったらここで売るらしい

 

 

「おじさーん、また獲物取れたから買い取ってー」

 

「お、嬢ちゃんまた取れたのか・・・相変わらずすごい子だね」

 

「でしょでしょ?ふっふーん♪」

 

 

なんていう会話をかわしてる・・・が

確かに見た目は穏やかな恰幅なおっさんだけどな

さてさて、俺の予想が外れなきゃいいけど

 

 

「今回はどれ位で買い取ってもらえるの?」

 

「そうだねぇ最近は需要が少ないからこんなもんだけど

 嬢ちゃんは良い肉ばっかりもってきてるから色をつけてこんなもんでどうだい?」

 

「え?こんなに色つけてもらっていいの?ありがとうおじさん!」

 

 

うん、俺の予感的中

この親父、子供だからって足元みてんな

少なくとも倍以上の値段で買い取ってもらえると俺は思うが

 

 

「子義嬢、いくぞ安すぎる」

 

「え?ちょ、ちょっと待ちなさい!おじさんごめんなさい!」

 

 

そういって俺はイノシシを担いで他の場所へ移動する

ちらっと後ろを伺うと顔をしかめて舌打ちしてるし

ったく世間知らずの嬢ちゃん相手に汚いやつらだ

 

 

「なんてことしてんのよ、いつも贔屓にしてくれてるおじさんだったのに

 二度といけないじゃない!馬鹿!阿呆!白いくせに黒い奴!」

 

「はいはい、すいませんねー

 でもな子義嬢こいつはもっと良い値段で売れるからみてなって」

 

 

ぎゃーぎゃー言ってる子義嬢をほっといて俺は近くの店に入る

そして、値段交渉とイノシシ肉の臭みの消し方や鍋の方法を教えて

店から出てきて、子義嬢に成果をみせる

 

 

「ほれ、受け取りなさい

 子義嬢はまだまだ子供だから足元見られてたんだよ

 これが本来のお金だ、まぁ次からは他の店に売るか

 俺が入ったこの店に売ればいい

 事情は話したから俺の名前出せばちゃんとした値段で買い取ってくれるぞ」

 

「あ、ありが・・・とぅ・・・(それと、ひどいこといってごめんなさい)」

 

 

小声だがちゃんとお礼を言ってくれてるようだ、最後の方は聞き取れなかったけど

そんな子義嬢に俺は頭をポンポンと2回軽く叩いて「きにすんな」と言っておいた

イノシシも売ったし、落ち着いた所で俺は仕事探すかなぁと思っていたが

お腹空いたので、子義嬢が奢ってくれるというので大衆食堂っぽい所でご飯を食べた

 

 

「は、白(はく)!」

 

「子義嬢、どうした?」

 

 

ご飯を食べ終えて、仕事探しもいいけど宿考えてなかったなぁと思っていたら

子義嬢に声をかけられた

 

 

「あ、あのね・・・迷惑じゃなかったらでいい・・・んだけど・・・」

 

 

なんかしおらしいな、こういう子義嬢も可愛いな・・・違う違う

 

 

「迷惑とか思わないけど、なんかあった?」

 

 

「お、お礼をしたいの!だからお母さんにも会って欲しいから

 僕のおうちにきて・・・くれない?」

 

「ん?ああ・・・そりゃかまわんけど

 いいのかい?もしかしたら俺は悪い奴かもしれないぞ?」

 

「僕は白を信じてるから大丈・・・夫だよ?」

 

 

必殺の上目遣い!ふと思ったがこの時代の女性は本当に可愛い子や美人多いよな

まだ子供なのにこの破壊力将来が恐ろしい!

 

 

「了解了解、俺の負けです

 お嬢様についていきますよー」

 

 

俺は照れを隠す為におどけて、子儀嬢の手を取り歩き出す

 

 

「ば、馬鹿!いきなりなにを・・・もう!

 そっちじゃないってのこっち!!」

 

 

子義嬢の顔が真っ赤なのは見てみぬ振りしておこう

しかし、この子力が半端なく強いよ

だって俺引きずられてるもん

 

 

「ちゃんと歩くからひきずらないで!」

 

「知らない、聞こえません」

 

そんな感じで、とりあえず子義嬢のおうちにいくことになりました

 

 

 

途中を色々飛ばしてしまうが

結果として決まった事を言うと

 

 

子義嬢のお母さんには非常に感謝された、ちょっと身体が弱いので

子義嬢に迷惑ばかりかけて、申し訳ないということを子義嬢が寝た後に涙流しながら聞かされた

後、御願いで出来る限りでいいのであの子の兄代わりになってほしいとも言われた

ちなみに家は北海の都市から結構離れた(馬でも休憩入れながら2時間ほど位)

小さな集落の一軒家とも言うかは微妙な小屋だった

狩猟や農業で生計立てる方々ばかりであるが

子義嬢の所は父親が賊に殺された為にお母さんが頑張ってたが身体壊して今に至るそうだ

俺は条件を出す事で、お母さんの話を承諾した

 

条件1 ここで一緒に住まわせてもらうこと

条件2 子義嬢に武術等の訓練をつけさせてもらうこと

条件3 長くても半年しかいないこと

 

お母さんはそれを承諾してくれて、次の日の朝に子義嬢にも話してくれた

話を聞いた子義嬢はびっくりしたようだが

「お、おかあさんの為であって白の為じゃないんだからね!

 勘違いでもしたら追い出すからね!?」と言ってくれた

やっぱり可愛いなぁと思いつつ

今後の半年を楽しみにしてる自分がいた

 

 

 

 

あとがきっぽいもの

 

 

おかしい・・・俺の妄想だと1話で終わらせるつもりだったのに!

子義嬢が思った以上に可愛いのが仕方無いと思いつつも

自分の文才のひどさがやっぱり原因なのかなと反省もしてます・・・

子義嬢の真名についてはまぁ・・・ネタばれしちゃって申し訳ないです

他に何か気になることがあればコメントをお願いしますm(_ _)m

 

今回も駄文を最後までみていただきありがとうございます!!


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
24
5

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択