No.465012

IS 二性の転生者は天才の義妹 七話

ユウさん

すいません一話入れ忘れてますた

2012-08-04 21:51:00 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1536   閲覧ユーザー数:1477

「ふう、終わった」

 

どうも、結歌です。

 

たった今、世界に出回る最後のコアが完成しました。

 

はぁ、これからは逃亡生活になるんですね。

 

ちなみに、最後のコアが見つかることになるテレビの取材は明日なので、逃げ始めるなら今日の夜かな。

 

一応お姉ちゃんと話して、連れて行ってもらえるようにはなってるので、その時になったら教えてくれるでしょう。

 

「お姉ちゃん」

「ん?なんだい」

「千冬さんに言わなくていいの?」

「いいんだよ。言わなくても、私とちーちゃんは繋がっているのだからね。ははは」

 

あ、そうですか。

 

「じゃあ、早めにコアと一晩中考えてた、懇親のボケをここにおいて」

「ボケじゃないよ!ただの置手紙だよ!」

「でも、ボケ要素あるんでしょ?」

「もちろんだぜ!」

 

はあ、こんなのが明日、世界に流れるのか。

 

全世界もため息だよ。

 

「で、いつんなったら行くの?」

「うーん、今日の深夜二時くらいかな」

「なぜ、その時間?」

「面白そうだから」

 

どこがですか。

 

「じゃあ、その時間までにいろいろすませなきゃね」

「いろいろ…すませる……だ、だめだよ!結ちゃん!そんなこと!あわわわ」

 

なに想像してんだ?このバカは。

 

すますって、準備のことだし。

 

「じゃあ、私は一回帰るから」

「帰る!?まさか、箒ちゃんと!?」

 

あー、何も聞こえない、何も聞こえない。

 

 

深夜二時

 

 

うーん、やっとか、長かった。

 

今日はろくなアニメはやってないし、準備もすぐおわちゃったし、暇だったわー。

 

「結ちゃん、そろそろ行くよー」

「はーい」

 

やっとか。

 

携帯倉庫を数個リュックサックに詰めて、私は家を出た。

 

次の日、篠ノ之束と篠ノ之結歌の両名が失踪したことが、全世界に知れ渡った。

 

 


 
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