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No.461354
大崎巧実さん
冷たい冬が終わり『彼』は眠りにつく。 その代わりに目覚めた『彼女』は眠る彼に寄り添って静かに空を見上げた。 「テッドさん、花が咲き始めましたよ」 『冬』を司る彼が『春』に咲く花を見る事は出来ない。 それでも彼女は言う。
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自分は見る事の叶わない、雪のように。 次に巡る己の季節まで眠り続ける彼に向かって。 ++++++++++++++++++++++++++++++++ お友達と話をしていたら仕上がった代物。 二人は四季を司る精霊みたいなもの。 自分の季節になったら起き出して季節を動かす。その季節以外では眠り続けるのが通常。 だから冬のテッドさんと春のイアたんが出会えるのは季節が切り替わる僅かな時間だけ。 でも幸せなひととき。そんなイメージ。
2012-07-28 22:08:00 投稿 / 1280×1024ピクセル
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冷たい冬が終わり『彼』は眠りにつく。
その代わりに目覚めた『彼女』は眠る彼に寄り添って静かに空を見上げた。
「テッドさん、花が咲き始めましたよ」
『冬』を司る彼が『春』に咲く花を見る事は出来ない。
それでも彼女は言う。
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