どうも結歌です。
わたしは小学生になりました。
え?話がいきなり飛んだって?
だって、特に何も無かったんですから、仕方ないじゃないですか。
で、今は篠ノ之道場で剣道の稽古をしています。
道場って言っても門下生が三人しかいないんですがね。
三人の内二人は分かりますよね、もちろんわたしと箒ちゃんです。
もう一人は原作の主人公キング・オブ唐変木の織斑一夏君です。
お姉さんの影響で剣道を始めたそうです。
さすがシスコンですね。
「お姉ちゃん、もうそろそろ終わりにしましょう」
確かに、もうそろそろ千冬さんが迎えに来る頃ですね。
ちなみに、今お父さんは用事で出掛けているので、時間が来たら終わらせて、と頼まれました。
「そうですね。もうそろそろ終わりにします」
ちなみにわたしは、剣の才能を神様に貰ったのでこの中で一番強いです。
「ふう、疲れたぜ」
「一夏ー」
ちょうど良かったですね。千冬さんが迎えに来ました。
「ちょうど良かったですね。今終わったところです」
「そうか。よし一夏帰るぞ。二人ともありがとな」
「はい。お疲れ様でした一夏君」
「バイバイ一夏」
「おう、じゃあな箒、結歌さん」
何で箒ちゃんは呼び捨てなのに、私はさん付けなの?まあいいか。
「箒ちゃん帰ろうか」
「うん」
相変わらず箒ちゃんは可愛いな。
「「ただいま」」
私たちは家に入ると同時に、元気よく叫ぶ。
「お帰り、箒ちゃん、結ちゃん」
「ただいま、姉さん」
「ただいま、お姉ちゃんって、また部屋にこもってたでしょ」
「うん、まあね、あはは」
お姉ちゃんは視線をさまよわせながら、答えた。
お姉ちゃんはここのところ、ずっとこんなんです。
学校から帰って来たらずっと部屋に居ます。
「いっつもいっつも、なにやってんの?」
「二人にはまだ早いよ」
早いってことは、たぶんISのことでしょうね。
「そうなんだちゃんと寝てね」
「わかってるよ」
わかっているんでしょうか?目下にすごいクマが出来てます。
「じゃあ、ご飯できたら呼ぶから」
「うん、分かったよ」
「箒ちゃん行こう」
「うん」
「バイバイ」
私たちはお姉ちゃんと別れ、台所に向かいます。
今日はお母さんにお料理を教えてもらうからです。
「「お母さん、ただいま」」
「おかえりなさい。じゃあ二人とも、手洗って来てね」
「「はーい」」
ちなみに、お母さんは優しい人です。
それに料理も上手です。わたしもこんな大人になりたいですね。
「お姉ちゃんいこ」
「うん」
数十分後
「ゆいちゃん、ご飯できたから、お姉ちゃん呼んできて」
「はーい」
私は手を拭いてお姉ちゃんの部屋に向かいます。
ちなみにお姉ちゃんの部屋はわたしの部屋の隣です。
コンコン
「お姉ちゃん、ご飯できたよ。お姉ちゃーん?」
ドアをノックし、呼びかけても返事がない。
寝てるのかな?
「お姉ちゃん入るよ」
お姉ちゃんの部屋は薄暗く、本やら何やらで散らかってます。
パソコンの前にお姉ちゃんはいました。
「お姉ちゃん?」
何かに真剣になっててわたしの声に気づいてないようです。
パソコンを覗くと何かの数字の列があります。
「これは何かのプログラム?でもいろいろ間違えてる、かな?」
「ッ!?結ちゃん!?結ちゃんこれ分かるの?」
「え!?あ、うん。少しだけ」
これはISのプログラム?神様にISの技術もらって良かった。
「本当だ。……すごいね、結ちゃん!」
まあ神様のおかげだけど。
ああ、お姉ちゃんにナデナデされてる。気持ちいいなぁ。
「そうかなぁ、えへへ」
「そうだよ」
「あ、それよりご飯だよ。いこっ」
「うん」
私は次の日から、ISの作成を手伝わされることになるのでした。
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