No.455120

転生者による変革6話

観月 衛さん

6話目です

2012-07-18 15:11:46 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:6246   閲覧ユーザー数:5811

どうもみなさんリボンズです。

 

 

早速ですが問題が発生しました。

 

 

Asの進行速度が速すぎてアレの完成が間に合いません!

 

 

現在は、フェイトが魔力を収取され仮面の男の話をし終ったぐらいです。

 

 

不味い、非常にマズイ!

 

 

原因はわからないが、このままだと、なのは側に恩を売ることができない!

 

 

「これは、どうすべきか・・・」

 

 

「このままだとフルボッコタイムに間に合わないよ?」

 

 

くっ

 

 

 

 

 

 

 

・・・こうなったら奥の手だ!

 

 

もう原作もへったくれもない!

 

 

「・・・プランを変えるよ。」

 

 

「どうするつもり?」

 

 

「まずアレはこのまま完成させここミッドに置く。そして・・・」

 

 

少しリボンズは沈黙した。

 

 

「僕は、ヴェーダを使ってリーンフォースを生存させる。」

 

 

「「「「「「「「「なっ!?」」」」」」」」」

 

 

その場にいた全員が驚愕し

 

 

「そんなことをすれば我々の計画の障害となる。」

 

 

ティエリアが反発した。

 

 

「そんなこと僕は、認めない!!」

 

 

「だけどそれしか手がないのもまた事実ですよ。ティエリア。」

 

 

「ガンダムを出せば問題ないはずだ!」

 

 

「それこそ問題よ!ガンダムを始めとするMSはストライカーズまで出せないんだから。」

 

 

「光学迷彩を展開させれば・・・」

 

 

「それでもガンダムの砲撃ではトランザムを使ったとしても、アルカンシェルと同等の出力は、出せない。」

 

 

「くっ・・・・・・わかった。それが命令なら従う。」

 

 

「すまないね、ティエリア。」

 

 

「…わかっては、いるつもりだ。」

 

 

「代わりにと言っちゃなんだけど、君には、あることをやってもらうよ。」

 

 

「あること?」

 

 

「ああ、それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                     ・・・だよ。」

 

 

「・・・了解。」

 

 

そう言うとティエリアは部屋から出ていった。

 

 

「…良いんですか?ティエリアにあんな役回りをさせて。」

 

 

「いや、逆にいいんだ。」

 

 

「どうゆうことですか?」

 

 

「ティエリアは、性格が昔のままでも記憶はちゃんと対話した時までのがある。」

 

 

「だからこそ、うってつけですか。」

 

 

「そおゆうことさ。さて、それじゃあ僕もアースラに行くとするよ。」

 

 

「はい。」

 

 

「お土産の翠屋のシュークリームよろしくね。」

 

 

「あっ私とアリシア達の分もお願いします。」

 

 

「あの~私もお願いします。」

 

 

「僕は、いいや。リヴァイヴは?」

 

 

「いいえ僕も結構です。」

 

 

「・・・わかったよ。」

 

 

・・・なんか最近みんなのキャラ崩壊が酷くないか?

 

 

まあいい。とりあえずは、あの一斉砲撃を見れるからよしとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ進行速度が速くなったんだ?まさか脳みそ共がヴェーダのターミナルを本局に導入したのか?

 

 

 

それとも・・・

 

 

 

 

 

 

「…一度局のデータを洗い浚い見ておく必要があるな・・・」

 

 

 

 

「すまないな。水を差してしまうんだが時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ。時間が無いので簡潔に説明する。」

 

 

クロノは視線を黒い球体に向け

 

「あそこの黒い淀み。闇の書の防衛プログラムが後数分で暴走を開始する。僕らはそれを何らかの方法で止めないといけない。停止のプランは現在二つある」

 

 

皆が上にいるクロノに注目する。

 

 

クロノは待機状態のデュランダルを取り出した

「まず一つは、極めて強力な氷結魔法で停止させる。二つ、軌道上に待機してあるアースラの魔導砲『アルカンシェル』で消滅させる」

 

クロノやアースラの皆では他に案が浮かばなかった。

 

 

「これ以外に他にいい手はないか?」

 

 

クロノが他に意見を求めた。シャマルが手を挙げた。

 

 

「えーと…最初のは多分難しいと思います。主のない防衛プログラムは、魔力の塊みたいなものですから」

 

「凍結させてもコアがある限り、再生機能は止まらん」

 

シグナムもシャマルの意見に付け足しつつ渋い顔で言った。

 

 

「アルカンシェルも絶対ダメ!こんな所でアルカンシェル撃ったら、はやての家までぶっ飛んじゃうじゃんか!!」

 

ヴィータはアルカンシェルに反対する。

 

「そ…そんなに凄いの?」

 

なのはがユーノに尋ねた。

 

「発動地点を中心に、百数十キロ範囲の空間を歪曲させながら、反応消滅を起こさせる魔導砲。っていうと大体わかる?」

 

ユーノが説明した。

 

「あの、私もそれ反対!」

 

「同じく!絶対反対!!」

 

アルカンシェルの説明を聞いた、なのはとフェイトも反対した。確かにそんなものを撃ったら、はやての家どころか街まで消滅してしまう。

 

「僕も艦長も使いたくないよ。でもあれの暴走が本格的に始まったら被害はそれより、遥に大きくなる」

 

「はい、みんな!あと十五分しかないよ」

 

エイミィが通信で伝えた。

 

「何かないか?」

 

守護騎士達に尋ねた。

 

「すまないが、無い。あまり役に立てそうも無い」

 

悔しそうにシグナムが言った。

 

「暴走に立ち会った経験が、我等には殆どないのだ」

 

と、ザフィーラが言った。

 

「でも、何とか止めないと・・・。はやてちゃん家が無くなっちゃうの嫌ですし・・・」

 

シャマルもそう訴える

 

「いや・・・、そういうレベルの話しじゃないんだがな・・。戦闘地点をもっと沖合いに出来れば」

 

若干ズレた考えにクロノが苦笑する

 

 

「海でも空間歪曲の被害は出る」

 

ため息を付きたくなる。だが、シグナムの言い分ももっともだ

 

 

そこで今までの成り行きを見ていたアルフが──

 

 

「ああ!なんかゴチャゴチャ欝陶しいなぁ!みんなでズバッとぶっ飛ばしちゃうわけにはいかないの?」

 

 

焦れた感じにそんな事を言った。

 

 

「ア…アルフ。これはそんな単純な話じゃ…」

 

 

ユーノが言った。みんなは考えた。そして、なのはの口が開いた。

 

 

なのは「ずばっと・・・ぶっ飛ばす・・・」

 

 

はやて「此処で撃ったら被害が大きいから撃てへん」

 

 

フェイト「でも、此処じゃなければ・・・・」

 

 

「「「・・・・あ」」」

 

 

「クロノ。アルカンシェルってどこでも撃てるの?」

 

 

フェイトが尋ねた。

 

 

「どこでもって…例えば?」

 

 

「今、アースラがいる場所。宇宙空間」

 

 

なのはがそれに付け足す

 

空を見上げながら、なのはが答えた。話を聞いていたエイミィは、得意げな笑みを浮かべた。

 

 

「管理局のテクノロジー、ナメてもらっちゃ困りますなぁ」

 

そして右手の親指を立て

 

 

「撃てますよ。宇宙だろうが、どこだろうが!」

 

自信満々に答えた。

 

 

「オイ!ちょっと待て君ら!ま…まさか…!」

 

 

三人の意見にクロノは驚いた。なのは、フェイト、はてやは笑みを浮かべて頷いた。

 

 

「なんとも、まぁ…すごい発想ね」

 

 

リンディは驚き半分呆れ半分の、複雑な笑みを浮かべた。

 

 

「計算上では実現可能というのが、また恐いですね。クロノ君。こっちのスタンバイはオーケー。暴走臨界点まであと数分!」

 

 

エイミィはキーボードを操作しながら言った。

 

 

「個人の能力頼りで、ギャンブル性の高いプランだが…やってみる価値はある」

 

 

クロノが皆に言った。僅かでも可能性があるなら、それに賭けるしかない。

 

 

「防衛プログラムのバリアは、魔力と物理の複合四層式。まずはソレを破る」

 

と、はやてが言い

 

「バリアを抜いたら本体がむけて、私達の一斉攻撃でコアを露出」

 

と、フェイト。

 

「そしたらユーノ君達の強制転移魔法で、アースラの前に転送!」

 

空を見上げながら、なのはが言った

 

 

「あとはアルカンシェルで蒸発・・と」

 

リンディが言った。

 

 

グレアムは、アリアとロッテと共に現地の様子をモニターで見ている。

 

「提督、見えますか?」

 

「ああ、よく見えるよ」

 

「闇の書は呪われた魔導書でした。その呪いはいくつもの人生を喰らい、それに関わった多くの人に人生を狂わせてきました。あれの御陰で僕も母さんも・・・他の多くの被害者遺族もこんな筈じゃない人生を進まなくならなくなった。それはきっと貴方もリーゼ達も無くしてしまった過去は変えることが出来ない。・・・・・・・・・・だから、今を戦って未来を変えます」

 

 

「アルカンシェル、チャージ開始!」

 

 

局員「はい!」

 

リンディの指示に局員が応える。アルカンシェルの発射準備をする。

 

 

 

 

 

黒い淀みの周りにうねっている触手状の生物?が動き回る

 

そこにエイミィからの通信が

 

「暴走開始まで後二分」

 

シャマルがなのはとフェイトの治療をしていると

 

 

 

黒い淀みの周りの触手の間をぬって何本も黒い柱が上がる

 

 

「始まる」

 

 

クロノの言葉で皆、戦闘体勢をとった

「夜天の魔導書を呪われた闇の書と呼ばせたプログラム・・・・闇の書の闇・・・」

 

 

黒い淀みをみて呟くはやて

 

直後、闇色のドームが弾ける・・・その中から出てきたのは、見るも醜悪な巨大な怪獣が姿を現す、頭頂部にあたる部分に上半身だけの女性がくっ付いている生物だった・・・・

 

 

――アァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!

 

 

防衛プログラムが悲鳴?を上げる

 

 

「チェーンバインド!!」

 

 

「ストラグルバインド!!」

 

 

まずはアルフ、ユーノのバインドが防衛プログラムの周囲にある触手を締め上げ、動きを止める。だが、触手の数は多く全然減らない

 

 

「縛れ、鋼の軛!でぇぇええや!!」

 

 

ザフィーラは白のベルカ式魔法陣を目の前に展開し、そこから現れた魔力の鞭が前方の触手を薙ぎ払う

 

そして、その薙ぎ払われた大きな触手の残骸である肉の塊は重力に従い海へと落ちていく

 

その大きな肉の塊はボトボトと辺りの海に落ちていく。海面に浮かんでいる鈴を上から押え付け、どんどん沈ませていく・・・・

 

 

――アァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!

 

 

防衛プログラムは再び声を上げている。

 

おそらくちゃん効いてはいる様子だ

 

 

「ちゃんと合わせろよ、高町なのは!」

 

 

「ヴィータちゃんもね!!」

 

 

物理と魔法の複合バリアを破壊する担当は・・・

 

鉄槌の騎士であり永遠の幼女の称号を持つ事になるヴィータ

 

 

未来のエース・オブ・エースであり現在の悪魔高町なのは。近い内に魔王の称号が付くのは時間の問題だろう

 

 

「鉄槌の騎士ヴィータと鉄の伯爵グラーフアイゼン!!」

 

 

[ギガントフォルム]

 

アイゼンにカートリッジをロードさせ大槌のギガントフォルムに変形させ

 

 

「轟天・・・爆砕!!」

 

 

アイゼンを頭上に振り上げると、同時に防衛プログラムと変わらない大きさまで巨大化した

 

 

「ギガントシュラァァァァァァァァァァァァク!!!」

 

 

振り下ろされたアイゼンは防衛プログラムの最初のバリアをガラスの様に叩き割った。防衛プログラムはアイゼンに叩き衝けられ少し海に沈んだ

 

 

「高町なのはとレイジングハートエクセリオン…行きます!!」

 

 

[ロードカートリッジ]

 

足元にピンク色の魔法陣を展開しレイジングハートを掲げ、カートリッジを4発ロードする

 

 

羽を広げたレイジングハートを頭上で何度か回して構える

 

 

「エクセリオン…バスタァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

 

なのはがエクセリオンバスターを撃つ時、防衛プログラムが鉤爪状の触手を伸ばし攻撃してきた

 

だが、それは目標を逃がさないために不可視型のバインドであるバレルショットにより弾かれた

 

「ブレイク──」

 

レイジングハートの穂先から4つの砲撃が発射され、バリアに命中する

 

 

 

 

更に中央からも砲撃が放たれる。

 

 

「シュゥゥゥゥゥゥト!!」

 

 

合計で5つの砲撃が一つになり二層目のバリアを打ち破る

 

 

――アァァァァァァァァァァァァッ!!!

 

 

「次、シグナムとテスタロッサちゃん!」

 

 

シャマルの指示が暴走プログラムの上空背後にいるシグナム達に伝えられた

 

 

「剣(つるぎ)の騎士シグナムが魂、炎の魔剣レヴァンティン」

 

 

シグナムがレヴァンティンを鞘から抜き

 

 

「刃と連結刃に続くもう一つの姿」

 

 

鞘を柄頭に併せ、カートリッジをロードする

 

 

[ボーゲンフォルム]

 

 

弓となったレヴァンティンの弦を引き、矢を形成。目標を補足。そして更にカートリッジを1つロードする。

 

足元に展開した赤い魔法陣からはシグナムの変換資質である炎が燃え上がる

 

 

「翔けよ、隼(はやぶさ)!!」

 

 

[シュツルムファルケン]

 

 

木曜を補足しつつ限界まで魔力を込めた矢を放つ

 

バリアに当たると同時に大爆発を起こし三層目のバリアを砕けた

 

 

 

「フェイト・テスタロッサ、バルディッシュザンバー・・・行きます!!」

 

 

足元に金色の魔法陣を展開させ、カートリッジを2発ロードさせる

 

すると身の丈を超える大剣となったバルディッシュが現れる。そのバレディッシュを身体を回転させながら振り抜く

 

 

「ハァッ!!!」

 

 

振り抜いたバルディッシュの刃から真空波が出現し触手を切り裂いて、闇の書の闇を竜巻の様に包み込む

 

更にフェイトがバルディッシュを天高く掲げるとそのバルディッシュの刃に雷が落ちる

 

 

「撃ち抜け、雷神!!」

 

 

[ジェットザンバー]

 

 

フェイトが振り下ろすと魔力刃は防衛プログラムに向かって伸びていく。一瞬でバリアを粉砕し、そのままの勢いで本体を切り裂いた

 

 

 

───アァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!

 

 

防衛プログラムは悲鳴らしき物を上げながらも新たな触手を生やし、その先に魔力を溜め砲撃を撃とうと魔力を集束しているが

 

 

「盾の守護獣ザフィーラ、砲撃なんぞ・・・・撃たせん!!」

 

 

いち早く気付いたザフィーラは魔法陣を展開、今度は海中から何本もの白い柱?が突き出てきて触手を突き刺し、切り裂き、本体を串刺しにした

 

 

「はやてちゃん!」

 

 

シャマルが上空で待機しているはやてに指示を飛ばす。

 

 

「彼方より来たれ、やどりぎの枝。銀月の槍となりて、撃ち貫け!」

 

 

はやては夜天の書を広げ詠唱する

 

足元に白いベルカ式の魔法陣を展開し、杖を上に掲げる。それと同時に防衛プログラムの上空にも同じ魔法陣が展開してその周囲に白い魔力球が6つ、中央に1つの合計7つ現れた。

 

 

「石化の槍、ミストルティン!」

 

 

杖を振り下ろすと同時に上空にある魔法陣から最初は周囲にあった6つの魔力球がその後に中央から1つ…計7つの光の槍が防衛プログラムに突き刺さった。

 

――アァァァァァァァァァァァ・・・・

 

防衛プログラムの着弾地点から徐々に石化していき、頭頂部全てが石に変わった・・・・だが、完全に石化が出来ていない部分がまた再生した。再生後の姿はもはや原形を留めていなかった

 

「うわっ・・・なぁ!?」

 

 

「何だか・・凄い事に・・」

 

 

そのおぞましい変貌に嫌悪感を露わにするアルフとシャマル

 

 

「やっぱり、並の攻撃じゃ通じない!ダメージを入れた傍から再生されちゃう!」

 

 

「だが、ダメージは通ってる・・・プランの変更は無しだ!!」

 

 

エイミィの言葉にクロノは力強く言った

 

 

クロノは自分の手に握ってあるデュランダルを見る

 

 

「行くぞ、デュランダル」

 

 

[OK Boss]

 

 

「悠久なる凍土・・凍てつく棺の内にて、永遠の眠りを与えよ」

 

 

足元にミッド式水色の魔法陣を展開、クロノから冷気が発せられる。その冷気は防衛プログラムを中心に海も凍らせた

 

 

「凍てつけ!!」

 

 

[エターナルコフィン]

 

防衛プログラムにデュランダルを突きつけると、防衛プログラムは凍りついた。だが、まだ諦め悪く抵抗しようとする防衛プログラム。氷を砕き再び再生を始めようとするが

 

 

 

「いくよ、フェイトちゃん!はやてちゃん!」

 

「うん!」「うん!」

 

 

[スターライトブレイカー]

 

「全力全開!!・・・・スターライトォォオオオオ」

 

 

なのはが魔法陣を展開し、環状魔法陣が辺りを取り巻き、レイジングハートの先端にピンク色の魔力が溜まっていく

 

 

「雷光一閃!!・・・・プラズマザンバァァアアアア」

 

フェイトがバルディッシュと構えると魔力刃の部分に再び金色の雷が込められる

 

 

「ごめんな・・・お休みな・・・」

 

はやては涙ぐみながらも防衛プログラムに別れを告げ、決意を固めた顔で魔導書を広げた

 

「響け終焉の笛!!ラグナロク!!」

 

杖の先端部に白色の魔力が集まっていき、目の前には白色のベルカ式魔法陣が現れる

 

 

3人の魔法に大量の魔力が込められる。そして・・・

 

 

「「「ブレイカァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」」」

 

 

 

――ドコォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!

 

 

 

放たれた。

 

 

一斉に放った・・・・・その砲撃は、防衛プログラムを同時に捉え大爆発を起こした・・・・

 

 

 

 

 

 

 

アースラSide

 

 

 

「コアの転送・・来ます!!転送されながら生体部品を修復中!凄い早さです」

 

 

局員の一人がアースラ全体に向けて報告する

 

「アルカンシェル、バレル展開!」

 

報告を聞いたエイミィがコンソールを叩きアースラのバレルを展開させる

 

先端部分から3つのリングの輪のが出現し真ん中に白い魔力が溜まっていく

 

 

「ファイアリングロックシステムオープン。命中確認後、反応前に安全距離まで退避します。準備を!」

 

「「了解!!」」

 

こうしている内にも転送された防衛プログラム(と鈴)は宇宙に転送される

 

 

リンディの前に丸い鍵穴が出現する。そして、真剣は表情で指令を出す。闇の書のコアが視認出来る距離まで来ると、アースラ内に緊張感が出てくる

 

 

リンディは数秒考え、一度深呼吸し

 

 

「アルカンシェル発射!!」

 

 

鍵穴に鍵を差し、回すとアースラの先端にある魔力球はリンディの言葉と共に一直線にコアに向かって行った

 

 

「コアの消滅を確認!」

 

 

「再生反応ありません。」

 

 

「えーと、・・・取り敢えず、現場のみんな。お疲れ様」


 
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