この作品は真・恋姫無双の二次創作です。
原作とかけ離れるかも知れませんが
大目に見てください。
華雄視点
(河内のやつ部屋に来いと言っていたが一体何の用だろう、まさか/////
いや、そんな出会ってまだ少ししたばかりなのに)
そう思いながら体を悶えさせていた。
それを見ていた霞が、
霞「はぁ~。華雄っち、なにしとんねん?」
と後ろから声をかけた。
「はうっ!な、何でもないぞ。ちちちょ張遼何故ここに?」
霞「たまたまや、たまたま。通りかかったらなにやら一人悶えとる奴がおったからな、まさか華雄っちとは思わんかったが、なにを想像しとんの?」
「だからなんでもないと言っているではないか」
霞「ふぅ~ん、(ニヤニヤ)そうかい、これから陸っちの所にいくんやろ?良いことしてもらうんかぁ~?」
真っ赤になって大声で怒鳴った。
「う、うるさい!そんなわけあるか!私はもう行く!ついてくるなよ!!」
霞(ニャハ、面白そうだからついてったろ)
「絶対来るなよ!!」
もう一度念を押す。
霞「へいへい」
そう言いながら後ろを忍び足で着いていった。
「河内!来てやったぞ、入っていいのか?」
陸「おう、いいぞ入ってくれ」
ガチャ
扉を開け陸の部屋に入った。
霞視点
(いったいなにすんやろな?告白とか?)
そう思っていると月と詠が通りがかった。
詠・月「霞(さん)そこで何してるの(ですか)?」
「しーっ!華雄っちがもしかしたら告白されるかもしれんのや」
月「こ、告白ですか////」
詠「悪趣味ね」
「そや。良いことが聞けるかもしれんでニャハハ」
二人には霞に猫の耳としっぽが出ているように見えた。
「まぁまぁそう言わんと詠っちもこっちきてみぃ」
真「あっ、姐さん、そこでなにしとるん?」
月(ドキドキ////)
「しーっ、真桜もこっちきなや」
「よく来たな、さぁ座ってくれ」
華「いったい何の用だ?」
「そうだな、何から話したらいいだろうな」
華「な、なにをもったいつけている、さっさと言え!」
「?何怒ってんだ」
華「怒ってなどいない!」
「ふぅ~んそっか、実はなお前と戦った後から考えていたんだが実はお前のことを」
華「ま、まて!心の準備がまだ…ふぅ~」
深呼吸ひとつ。
「なんだよ、まだ途中だろ、大体心の準備ってなんだ?」
華「つ、続けていいぞ」
「それでな、お前のことを見て、素晴らしいとおもったんだ、だから…」
華「ち、ちょっと待て!私達はまだ出会ったばかりだろう、お互いを知った上で告白されればいいのだが」
「はぁ~?なんだ告白って何言ってんだ?俺はお前がもっと強くなる手助けをしようと思っただけだが。でこんなもんを作ったんだ。ほれっ、これをやるよ」
華「へっ?」
霞「だああ~告白ちゃうんかい!」
霞がツッコミながら扉を開けた。
月「えっ?えっ?」
詠「はぁ~バカ…月、もう行くわよ」
なにがなんだかわからずとまどう月を
詠は呆れながら連れて歩いていった。
真「そんなこったろうと思たわ」
「霞、月、詠、真桜、なんだいったい? 」
霞「いやぁ~陸っちが、華雄っちの事連れ込んでなにすんのかな、思うて」
「なにもしねぇよ!!はぁ~俺はなこいつが今よりもっと強くなる可能性を秘めている
と思ってここに呼んだんだ、華雄もっと強くなりたいだろ?」
と問いかける。
華「当たり前だ、私は強くなって月様を守るのだ」
「よし!ならさっき渡したそれを頭にはめてみろ」
華雄は陸から渡された輪のような物を頭にはめてみた。
華「つけたぞ……なんだこれは、取れなくなったぞ」
「それは……、ん~物は試しだ、霞、ちょっと華雄を怒らせてみな」
霞「うーん、なら華雄っちあんた、ホンマ猪やなもうちっと頭使いなや」
霞がそういうと華雄は激高し、
華「な、なんだと!!……うぐっ、いたたたたっ!なんだこれはぁ、頭が締め付けられる!!」
「とまぁ、そんな訳で冷静さを欠けばこの様に頭を締め付ける仕組みだ、華雄、お前は頭に血がのぼらず、心を静かに持てばきっと恋より強くなれるはずだ」
華「う、ううっ、わかった。ようは落ち着けばいいのだな」
そう言ってと華雄は目を瞑る。
霞「うわ~、めっちゃ痛そうやな」
「クククッ、ところで霞、真桜?そう言えばなんでそんなとこにいるのかな?まさか、盗み聞きしてのか?」
ジト目で睨んでやると、
霞「ギクッ、いややな~たまたま通りかかっただけやないか、なぁ真桜?」
真「そ、そや、姐さんの言う通りやで、という訳でほな」
華雄はまだ目を閉じている。
霞と真桜は逃げようとするがそこで二人に向かって何かを投げた。
霞・真「「ん、なんや?」」
投げた物は丁度二人の手におさまった。
ビリビリビリッ
霞・真「「みぎゃあぁぁ」」
「あ、それな、かなり痺れるから気をつけろ」
霞「酷いやないの~陸っち……ガクッ」
真「なんでウチまで……ガクッ」
「ふん、阿呆どもが」
華「ん?二人ともどうしたのだ?」
そこへようやく落ち着いた華雄が側にきて聞いた。
「ん、ああ、二人には個人的にお仕置きをな」
華「なんだそうか、まぁいい、この頭の輪っかはようするに怒らなければ締まらないのだな」
(なにげにスルーしたな)「ああ、そうだ、お前なら必ず強くなる、だから頑張れ」
華「わかった!それではな」
そう言って華雄は意気揚々と自分の部屋に戻っていった。
「ほら、お前らもとっとと戻った、戻った」
うぅ~まだ痺れとるわ。そういいつつ霞も真桜もフラフラになりながら戻っていった。
数日後、再び霞に挑発され華雄は頭を押さえていた。
(まだまだだな、て言うか、いい加減学習しろよ)
と思う陸だった。
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董EXラストです。