No.452133

真・恋姫無双~科学無双  董EX1話

今日も投稿できました。

2012-07-13 17:35:16 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2302   閲覧ユーザー数:2112

この作品は真・恋姫無双の二次創作です。

 

原作とかけ離れるかも知れませんが

 

大目に見てください。

 

詠「ねぇ、あんたたち二人は何が出来るの?」

 

「ん?何とは?」

 

詠「だから、警備とか調練とか賊の討伐の事よ、いくら月の恩人とは言えダタでここに居させてあげるほど余裕はないのよ」

 

真「うちは警備なら出来るで。」

 

詠「なら真桜には華雄と一緒に警らをやってもらうわ。それであんたはなにが出来るのよ?」

 

「俺か?んーぶっちゃけなにもやりたくないんだが、強いて言えば月の相談役?」

 

詠のこめかみに青筋が浮かんだ。

 

そして「あんた強いんだから武官やりなさい。」「いやだね。」「じゃあ文官」「それも嫌だ」「じゃあ何やるのよ」と押し問答が続いている。

 

月(相談役…………それはいいかもしれません)

 

月は、ぼーっとしながらとそう思っていた。

 

「しょうがないな、じゃあ俺は生活必需品に関する物を受け持とう、武器とかは作らないがな」

 

華「なんだ、武器の開発とかはしてくれないのか、金剛爆斧の改良とかしてくれると思ったのだが」

 

陸と詠の会話に華雄が割り込む。

 

「悪いがある人との約束でな、そう言うのは作らない事にしているんだ」

 

華雄はその言葉にがっくり肩を落とした。

 

詠「生活必需品って例えばどういう物よ?」

 

「ん~お前ら普段は竹簡と筆を使ってるだろ、あれ多いと重くないか、いちいち墨を摺るのも面倒だしな、紙は使わないのか?」

 

詠「紙なんて高級品は勿体ないから、滅多に使わないわ、筆はそれしかないでしょ」

 

「そうか、ならこれならどうだ、これは鉛筆というものだ、紙は、うーん、そうだな、俺が出してやろう」

陸は目を閉じ右手に意識を集中した

 

「ほら、紙だ」

 

詠・月・優「「「!!」」」

 

「この出した紙にこの鉛筆でこうすると」

 

唖然とする三人の前で陸は紙に字を書き始めた。

 

詠「すごいわね。でもあんたそれどうやって出したの?」

 

「ああ、俺は材料だけなら自分で出すことが出来るんだ、まぁ特技みたいなもんだ、それよりこれで書いてみな?ほら月」

 

月は陸から鉛筆と紙を受けとるとすぐに書き始めた。

 

月「……すごいです、墨を使わないで書けるなんて」

 

詠「もうひとつえんぴつというものはあるかしら?ボクにも貸しなさい」

詠も陸から鉛筆を受けとると月と同じく紙に書き始めた。

 

華雄は興味なさげに

 

優「私にはあまり必要ないものだな」

 

と言った。

 

「なに言ってんだ?お前は報告書とか書かないとダメだろ………」

 

陸の言葉に対し優葉はそれもそうだなと呟き、陸から紙と鉛筆を受け取った。

 

真「はかせ~ウチのは?」

「………なに言ってんだ、お前には作り方教えてやるから自分でなんとかしろ」

 

真「そんな~」

 

真桜は陸にそう言われると材料と見本を受け取った。

 

詠「これはすごいわね、他にはなにか作れるものはあるの?」

 

「あるぞ。調査してなにが必要かどうか確かめてみよう」

 

月「それでは陸さん、その様にお願いできますか」

 

詠「わかったわ、月のいう通り、ボクからもお願いするわ」

 

「了解した」

 

電灯 そろばん 鉛筆削り 時計 バインダー 小型カッター

石鹸 出来たものを詠の所へ持っていく。

 

詠「いろいろあるのね。どう使うかわからないものもあるけど」

 

「それは今から説明する」

 

陸が説明をしている間に床に転がった石鹸を月が拾おうとすると

 

「きゃっ」

 

ぬるっとした感触に驚き手元が滑った、すると放物線を描き石鹸は詠の顔にヒットする。

 

詠「~~~」

 

月「詠ちゃんごめんね、大丈夫?」

 

と駆け寄る月。

 

詠「痛いわね、なにこの硬くてヌルっとしたの?」

 

「それは石鹸といって衛生面、主に汚れを落としたりするものだ。滑るのはさっき試したからだ。えと水はあるか?っとここじゃダメだな、厨房に行こう」

 

そして三人で厨房に向かう。

 

「月、手を出してくれ」

 

水を少量石鹸に付け泡立てると手を出すように言い泡を手のてらに乗せ、月の手をこすり合わせた。

 

月「へぅ。あ、あの。」

 

詠「何ドサクサに紛れて月の手を握ってんのよ」

 

ゲシッ

 

そう言って陸の脛を蹴る。

 

「痛っ、すまん月、嫌だったか?」

 

月「へぅ。い、いえ大丈夫です、それになんかいい匂いもします」

 

「清潔になるので病の予防にもなるぞ、手だけじゃなくにも体をにも使える」

 

詠「えっ、体にも?(………月と洗いっこ////)」

 

詠は、それを想像して顔を赤くした。

 

「そうだが、どうした?なんか顔が赤いが何を妄想してんだ?」

 

詠「な、なんでもないわよ。ねぇ、あんたそれ、大量に作れるの?」

 

ごまかしながらそう言った。

 

「ああ、作れるぞ」

 

詠「じゃあ、頼むわね。」

 

「わかった。それと詠、月と洗い合うのもいいがやりすぎるなよ、じゃあな、ハハハハハ」

 

笑いながら、足早に去っていった。

 

詠「なっ////バカー死ねー(なんでバレてんのよ)」

 

詠の罵声が厨房に響きわたった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、大量生産した石鹸は女性陣には大好評だった。

 

ある人物がそれを使っていたずらをしまくっていたとかいないとか………。

 

 

 

 


 
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