ここではないどこかの世界……そこには世界樹という大きな樹があった。この樹は世界に大きな恵みをもたらし、人々の生活を豊かにしていた

しかしその恵みを独占しようとする国が出てきてしまった。これにより争いが起こり、戦いが止まることはなかった

これに困った神や精霊、世界樹の守り手と神子は対策を考えた

そしてあるルールが作られることになった。各国から代表を何名か出し、とある世界に送り、その世界の人とパートナーとして協力し、お互いに競わせる

最後まで勝ち残った代表者とパートナーに対して願いを一つ叶え、その国に世界樹の恵みを普通よりも少し多く与えることにした

この決まりに従わない場合、その国への恵みを減らすという戒めも作った

こうして決められた戦いに最初は反対する者もいたが、改良を重ね、今では世界中のほとんどの人が納得をした

そして、この戦いを人々はこう呼んだ

世界樹大戦と……

この物語は様々な世界で絵本や伝承として語り継がれることになった

そして今、新たな舞台で世界樹大戦がはじまろうとしていた

インフィニット・ストラトスと呼ばれるものが存在する世界で物語が始まる……