はるか昔、
人は栄え、自然と共生していた。人にはある神がいた。
それは聖なる生き物『龍』。天、地、火、水、黒の五龍は終わらせる者。
世の終わりの時、先を予言する
「未来は残酷だな。」
「科学の道か」
「人間は争いを絶えずやってる」
「木は切り倒され、山は削られている」
「川や海は汚染されている」
「このままでは自然と動物は破滅するだろう。人間も含めてな」
「どうする?」
「我等がまた生まれるとは限らない」
「そうなれば世に終わりを告げる者がいなくなる」
「しかたない。こうなれば一人の人間に我等の力を与え、子々孫々まで
受け継がせよう。」
「だが我等の力は強大だ」
「人間が扱えるか?」
「扱える者が現れるまでじっと待つことにすれば」
「それしかないか」
「では始めよう」
後に世の終わりと世の始まりであるこの事を
後にビッグバンと呼ばれる。
そして龍の力を扱える者は現れず、時だけが過ぎた。
だがついに産まれた。
それぞれ特殊な力を持った別々の一族の間に産まれどちらの力も
濃く受け継ぎ龍の力も扱える素質を持った少年が。
名は『飛闇 審冶(ひやみ しんじ)』
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ビッグバンの前の世に神として崇められていた龍。
その龍の力と特殊な二つの力を持つ少年は武偵となった。
彼は友になり、時には敵となり、時には武偵法9条を破る。
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