No.451461

緋弾のアリアの世界に姉妹で逝こう!2

re-kuさん

ひょんなことで死んでしまったとある姉妹が『緋弾のアリア』の世界で生きていく物語。妹は百合百合のハーレム作りで姉は裏の闇の仕事をして妹と仲良く暮らせるようにがんばって仕事をして、安全で平和な世の中を作る努力をすると言った物語。原作キャラ達との絡みもばっちりあり、いろんな敵と戦う羽目になっていきます。

2012-07-12 04:39:34 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1043   閲覧ユーザー数:1010

 まぁ、いろいろとありましたけど今回は私について話したいと思います。

 私がこの世界『緋弾のアリア』の世界に転生するときに頂いた特典というやつの紹介からやらせていただきますね。

 

 私はもう死なないように、あまり死ぬ事がない力が欲しいと言いました。その結果、私は人間じゃ無くなったみたいです。

 

 何故かと言うと、私はこの世界の|吸血鬼((ヴャンパイア))という種族としてこの世界に生まれてきたようです。で、『できるだけ強くしてください』と願ったので相当凄い事になってしまいました。

 

 この前に、吸血鬼の力を試そうと思っていろいろとやってみました。

 凄いのは、自分の身体能力がかなり上昇しているのと何か変な力が使えるようになりました。

 

 恐らくですが、この世界でいう超能力の一種かと思います。

 

 その超能力とは火を操る能力らしいです。

 これは、自分の中にある精神力を消費することによって生み出される仕組みらしいですが、私の場合は精神力で炎を作り出すのも出来ますが、ライターの火に少し力を加えると強力な火炎放射として使えたりします。

 

 これだけ凄い力があれば簡単に死ぬことはなさそうですね。

 

 で、私が三つ目にした願いは吸血鬼の知識でした。

 

 それで判ったことは、私の吸血鬼としての身体は魔臓という吸血鬼にだけ存在する臓器の力で太陽やニンニクに十字架など苦手な物を克服しているみたいです。

 更に、その魔臓を壊されない限り、どれだけ怪我をしてもすぐに怪我が治るという素晴らしい力がありました。

 

 それと、私にも弱点はあります。私の身体の中には魔臓が四つあります。何処にかと言うと、胸の真ん中と左横腹と左太ももと右横腹にあります。それらの魔臓を同時に破壊されると怪我を癒す力も超能力を使う力も身体能力の発揮も出来なくなります。

 

 もし、そんな事があったら簡単に殺されるという事がわかりました。

 

 それと、もう一つだけ弱点があるらしいです。それは、銀という金属には身体は弱いみたいです。

 まぁ、銀で傷を負わされれば、その部分だけ治りが遅いという事と超能力が使えなくなるだけなのでそれほど心配することなんてないからいいです。

 

 ふぅ、これで私の事は説明しましたね。

 え?名前はって?

 

 私の名前は 夢村 楓 です。なんとでもお呼びください。かえででも良いですし、夢村でも構いませんので。

 

 因みに、この世界に来る前の世界、つまり前世では22歳独身をやってました。仕事は高校の教師で担当は理科と社会でした。

 

 で、今は15歳フリーをやっています。学校は行ってません。ていうか、行くだけのお金が既に存在しません。

 この世界での親はいませんから、神様に支給されたある程度の生活費と二階建ての一軒家だけで今までやってきましたが、そろそろ底を尽くみたいです。

 

 

「こうなったら武偵でもやろうかな?」

 

 

 武偵というのは武装探偵の略で凶悪化する犯罪に対抗するために新設された組織で武偵免許を持つ者は武装を許可され、逮捕権を有するなど警察に準ずる活動が可能になるみたいです。

 

 簡単に言うと、何でも屋さんですね。わかります。

 

 もし、私が武偵になればお金の心配はあまりなさそうですね。

 

 仕方がない、働かざるもの食うべからずですからね、他に簡単な仕事なんてなさそうですし、自分の力を活かせるのはそれしか無いですし。

 

 まぁ、一度やってみて上手くできれば続けていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 はい、というわけで武偵になってみました。

 え?いくらなんでも早すぎるって?

 

 私は特に何もしていませんよ?

 

 私は、武偵庁という国家組織の所に行って、武偵になりたいと申請し、自分の力を見せつけて武偵になると言った、ちょっとズルイ方法でやってみました。他にもいろいろと試験をやりましたが、常識問題ばかりでしたので楽勝でした。

 

 元東大主席ナメンナって話ですね。

 

 他には、武偵局という武偵の発出所みたいな所で武偵をしている人達と模擬戦をすることになったのです。最初は初めての対人戦で慌てましたが、自分の身体能力で何とかカバーしつつ、吸血鬼の力を使わないよう意識しながらやっていると、いつの間にか終わっていました。

 

 

「えっと、まさか15歳の子供に大人のAランク武偵7人が10分以内に殲滅されるとは……」

「えっ?ダメなんですか?」

「いやいや、ダメじゃないよ。ていうか、そんな身体の何処に大の大人を蹴り飛ばす力があるのか私が聞きたい」

「えへへ、褒めないでください。照れてしまいます」

 

 

 言われてみれば、私の身体って前世よりすっごく美人さんになっていますね。身体は海外の人みたいに綺麗なスタイルで出るところは出ててたりします。正直に言うと、あまり慣れないですよこの身体に。それに、前世では黒髪でしたけど、今はアニメとかで良くある飴色の髪をしてるし、眼の色はエメラルドブルーですし、これで日本人なんて普通は思えないですよ。でも、日本人なんです。

 

 よくナンパされるから困るんですけどね。恐らく、神様の悪戯でこんな姿になってしまったのかと思うと、嫌になる。

 妹も、だいぶ変わってしまい、今では私と同じ飴色の髪をしていて肩までのショートヘアにしていました。

 

 私は髪は長いほうが好みなので腰まで伸ばしてサイドポニーにしています。

 

 あらら、だいぶ話が逸れましたね。すいません。

 まぁ、今回は私の自己紹介がメインで妹もちょっとだけ、私の知っている限りだけを紹介したかっただけなのでね。

 

 ということで、無事に武偵の資格を取り、晴れて武偵として明日から頑張って行きたいと思いますよ。

 

 武器って何が良いのですかね?

 私はてっぽうに関してはまったくの無知なので困っています。

 

 まぁ、そこは武偵の先輩たちのアドバイスで何とかしようと思うのですが。

 

 

「じゃあ、有難うございましたー」

 

 

 武偵庁のお偉いさんに挨拶して部屋を出て行こうと思って扉のドアノブに手をかける。

 

 

「あ、ちょっと待った。君にまだ話したい事がある」

 

 

 呼び止められたので、再びお偉いさんに目を合わせる。

 

 

「なんでしょうか?」

「君、武偵局ではなくって、武装検事としてやってみないか?」

「え?私がですか?ていうか、武装検事って何ぞ?」

 

 検事までなら知っているけど、武装検事は知らない。

 武偵とどう違うのかな?

 

 

「武装検事というのは、国に殺しのライセンスを与えられた公務員だよ」

 

 

 は?えええええええええっ!?

 いやいや、ちょっと待ってほしい。私は只、何でも屋さんとして働いてお金を貰おうっていうラクラク安心プランを立ててたのに、安全で平和な職業をしたいのに……。

 

 どうして、国から人を殺しても良いっていう資格を取ってるのぉ!?

 私何かしたっけ?何したの?

 

 

「その顔は信じられない顔をしているね。まぁ、いいか、君に話してあげよう。我々から見た君は常識以上の知識を持っており、身体能力も女性を…否、人間をも超えたほどの物だと感じた。支給した武器を簡単に使いこなし、迅速かつ丁寧に敵を殲滅する。その動きはまったくと言うほど無駄がなく、気配を殺し、人間を超えた殺気までも放つ。何より驚かされたのは、動きに躊躇しないところだ」

 

 

 お偉いさんは私の資料らしきものを見ながら言っている。

 正直、武装検事とか人を殺すとか無理ですよ。

 

 ていうか、そんな凄い事してたんだ私。しかも、無自覚。

 私って、周りから見れば危ない人?

 

 

「どうだ?やってみないか?」

「いや、私は働いてお金が貰えればそれで良いのですけど……」

「ふっ、武装検事になれば一般の武偵が貰える給料の30倍以上の給料が貰えるのだぞ?」

 

 

 あー、そうなれば妹の椿の学費もちゃんと払えそうだね。

 私が武装検事になれば、妹は椿は楽な生活で第二の人生を楽しめるかもしれない。

 前世では嫌な思いをさせてしまった分はちゃんとこの世界でやり直させてもらうよ。

 

 死ぬことも怪我をすることも無い。武偵庁に私は吸血鬼だって事と超能力が使える事は言ってないから妹には迷惑は掛からないと思うし。

 後は、私が武装検事だってことを黙っていれば良いかな……。もう少し、時間が経ったらちゃんと話そう。

 

 やるしかないかな。どうせ、死ぬことなんてないから私が手加減して、相手を殺さないようにすれば何も問題はないかな。

 それにここは日本だし、暗殺とか無いと思うから良いか。

 

 

「わかりました。その話に乗ります」

「おぉ、そうかそうか。いや、助かるよ。君みたいなSランク…いや、もしかするとRランクにすらなるかもしれないし、君みたいな優しい人間が武装検事になれば世の中平和になるさ」

 

 

 いや、武偵って言葉がある限り、平和なんてたぶん遠いよ?

 

 

「では、君には明日から公安28課として働いてもらうよ」

「えっと、公安28課って何をすればいいのですか?」

「公安28課は、武偵庁からの直接な指示が来るまでは自由にしてて構わないし、武器の調達に修理やメンテナンスも自由で無償でやってもらえる。武偵育成学校での教師の免許もあり、教導や訓練に参加するのも自由。ただし、武偵庁からの指示が君に伝えられれば、すぐに現場へと向かい、任務を遂行してほしい」

 

 

 えっと、思ったより忙しい仕事じゃないみたいだね。

 あれかな、私は見た目はまだ子供だからなのかもしれないね。

 

 それと、武偵校とかに教師として行けるんだ。また、先生として学校に行けるなんて。何だか楽しみになってきた。

 

 

「判りました。これから、よろしくお願いします」

「うむ、明日には君の家に武装検事としての書類と支給する武器に防弾スーツや必要な物は届けさせる。その中に国家最重要武装検事の証明書もあるからな、絶対に失くすなよ。それがあれば日本では何でも出来るからな」

 

 

 仕事早いな。明日には全部完璧に出来るなんて。さすが、国家組織。

 

 

「了解しました」

 

 

 さて、家に帰ろうかなー。

 

 

 

 

 武偵庁を出て、後は家に帰るだけだ。

 

 明日からは、武装検事かぁ、椿には迷惑が掛からないようにだけしないとね。

 

 絶対に幸せにしてみせるからね椿。お姉ちゃん、一足先に原作に大きく関わるよ。

 まぁ、原作とか、椿に聞いたことくらいしか覚えていないんだけどね。

 

 まぁ、取りあえず、明日から忙しくなるなぁ。

 


 
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