「うぉおおおおっ!」
「メガフレイム!」
「鬼火玉!」
デジタルワールドのある場所で、太一はグレイモンXとキュウビモンと戦っていた
「爆破陣!!」
太一はアストレアを地面に振り下ろすと衝撃波が発生し、二体の技を相殺した
『ソニックムーブ』
太一は高速魔法でグレイモンXの前に移動すると
「三散華!」
3連続で拳を突き出し、吹き飛ばした
『マスター、後ろです!!』
アストレアに言われ、後ろに振り向くとキュウビモンが突っ込んできた
「っく」
太一はすぐに障壁を張り、それを防いだが
「後ろががら空きだよ、太一!」
グレイモンXが尻尾を振って、太一を吹き飛ばした
「がぁっ!」
そして、そこをすかさずキュウビモンが追い打ちをかけてきた
「なめるな、幻龍斬!!」
太一は高速魔法を使用した刀で貫き、後ろに移動し切り払った
「ぐぅ」
「断空牙!!」
そして、膝蹴りでキュウビモンを空に打ち上げ、回転を利用した斬撃で地面に叩き付けた
「メガフレイム!」
「義翔閃!」
高熱の炎を衝撃波で相殺すると
「雷斬衝!」
雷をまとった刀で切り払った
「はぁ、はぁ・・・一旦休憩するか」
「そうですね」
「サンセー」
太一の言葉に頷き、グレイモンXとキュウビモンはアグモンX、レナモンに戻った
「ありがとなアグモン、俺の訓練に付き合ってもらって」
「どうってことないよ、僕は太一のパートナーだからね」
「レナモンもサンキュー」
「はやてから『太一兄を手伝ってあげてーなー』っと言われましたから」
太一が二人にお礼を言うと
「太一兄―!アグちゃん、レナモン!」
はやてが手を振りながらこっちに向かってきた
「何や、もう終わったんか?」
はやてが聞くと
「一休みしてるだけだ」
「ほんならちょうどええな。サンドイッチ作ってきたから皆で食べよ」
はやては持っていたシートを敷き籠を開いてサンドイッチを取り出した
「いただきまーす」
サンドイッチを見るやいな、アグモンはすぐに食べ始めた
「アグモン、もう少し行儀よく食べるんだ」
それを見てレナモンがアグモンに注意したが、聞かず説教が始まった。太一とはやてはそれを苦笑いで見ていた
「どうだ、久しぶりに自分の足で歩いた感想は?」
太一が聞くと
「とってもいい気分やで。早く現実の世界でも自分の足で歩きたいわ」
「きっと歩けるようになるさ」
太一ははやての頭をなでながら言った
「うん」
そういうと、はやては太一の膝の上に寝っころがった
「はやて?」
「太一兄の膝を枕にすると、ぐっすり眠れるんや。暫くこうさせてぇな」
「・・・・しょうがねぇな」
太一は微笑みながらはやての頭を撫で、しばらくすると自分も昼寝に入った
「どうする、レナモン?」
それを見たアグモンがレナモンに聞いた
「主があれでは仕方がない、私たちも寝よう」
「だね」
二匹は太一達のそばに近寄り、2人と同じように昼寝を始めた。この時2人と二匹が思ったことは『できることなら、この時間がずっと続くことを』
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訓練編