はやてを病院に送った後、太一はバスに乗り学校に向かった。学校に着くと、ちょうどHRが終わったらしく、数人の生徒が教室から出ていた
「うぃーっす」
教室に入り、親友に声をかけ重要な事があったかどうか聞き、授業を受けた
時間は流れ、現在昼休み。太一ははやてが作ってくれた弁当を持ち、屋上に向かい景色を眺めながら、食べているとドアが開き、3人の女の子が現れた
「あれ、太一さん?」
1人の女の子が太一に気づき声をかけてきた
「よう、なのはちゃん。アリサちゃんとすずかちゃんも元気そうだな」
「「こんちには八神先輩」」
「太一さん、一緒に食べてもいいですか?」
「別に構わねえぞ」
なのはちゃんが質問してきたので、太一はOKを出した
「相変らず、八神先輩のお弁当はおいしそうですね」
アリサが太一の弁当箱を見ていった
「・・・本当なら、弁当なんか作らせたくないんだが。はやての奴が『太一兄が作ったお弁当はお弁当やない!!』って言って来るんだよな~」
「「「あはははは」」」
その言葉を聴いて、3人は苦笑いをした。そして、話をしながら食べていると
「太一さん・・・太一さんの将来の夢ってなんですか?」
なのはが太一に聞いてきた
「・・・決まってないけど。なんでだ?」
「実は・・・・」
俺が聞き返すと、なのはちゃんは俺に話した
「・・・成る程、午前の授業でな」
「はい」
「ちなみになのはちゃんの夢って何なんだ?」
「え~っと・・・まだ決まってません」
太一の質問になのはは答えられなかった
「なら急いで決める必要は無いと思うぜ。時間はまだあるんだ、ゆっくりと決めていけばいい」
なのはの肩に手を置きそういった
「・・・はい!」
なのはは太一に笑顔で答えた
昼休みが終わり、午後の授業を受けそれが終わると、タイミングよく携帯がなった。携帯を開くと、はやてからのメールが届いており、買い物リストが書かれていた。太一は親友と共に途中まで一緒に帰り、途中で別れ商店街に向かった
『ねぇ、太一』
「何だアグモン?」
Dアークに入っているアグモンが太一に話しかけてきた
『なのは達ってデジモンと暮らしてるの?』
「なんでそんなこと聞くんだ?」
太一が尋ねると
『あの子たちからデジモンの匂いがしてたから』
「気のせいじゃないのか?」
『だといいんだけど』
「取りあえず、買い物中は黙ってろよ」
アグモンにそういい、太一ははやてに頼まれたものを買い始めた
「これで、全部だな」
太一はリストを確認し、全部買ったかどうかを確認した
「・・・土産でも買って帰るかな」
太一は荷物を持ち、ある場所に向かった
「いらっしゃいませ~・・・あれ、太一君?」
目的の場所に着き、ドアを開き店の中に入ると、眼鏡をかけた女性がいた
「こんにちは、美由紀さん」
「久しぶりだね~、元気だった?」
「はい」
太一達が話をしていると
「美由紀、どうしたんだ?って太一君じゃないか」
「お久しぶりです、士郎さん」
美由紀さんとなのはの父親、士郎が店の奥から出てきた
「今日はどうしたんだい?」
「はやてにお土産を買っていこうと思ったです」
「そうか。注文の品はいつものだよね」
「はい、シュークリームを4つ持ち帰りでお願いします」
「かしこまりました、ちょっと待っててね」
注文を受け取った美由紀が店の奥に入った
暫くすると、シュークリームを入れた箱を持った美由紀がき、太一は代金を払っておいとましようとしたら
「太一君、それだけの荷物を持っていくのは大変だろう?送っていってあげるよ」
「いいんですか?」
「ああ」
「じゃあ、お願いします」
太一は士郎さんに頭を下げた。そして、荷物を士郎の車に入れ、車に乗り家まで送ってもらった
「士郎さん、ありがとうございました」
太一は車から荷物を降ろし、士郎にお礼をいい、車が見えなくなると荷物を持って家に入った
「ただいま」
リビングに入ると、レナモンが花に水をあげており、はやてはソファで本を読んでいた
「お帰り太一兄」
「ほら、土産のシュークリームだ」
「ほな、そのシュークリームは夕飯の後のデザートやな」
はやては笑顔で言った
「そうだな」
太一は買ってきた食材とシュークリームを冷蔵庫に入れ、二階に上がり、普段着に着替え、リビングに戻った
その日の夜、なのはは不思議な声を聞き、家を飛び出した。向かう場所は、学校の帰りに助けたフェレットのいる病院である。病院に到着すると、壁は破壊されており、フェレットが倒れていた。なのはがフェレットを抱えると、スライムのような姿をした怪物が現れ、攻撃してきた
「教えて!どうやったら魔法をつかえるの!?」
「起動するには、一度呪文を唱えないといけないんです!でもこの状況じゃそんな余裕もないですし・・・・」
「そんな!?・・きゃあ!?」
なのはは石につまずいて転んでしまいました。
「大丈夫ですか!?」
「なんとか・・・!?」
立ち上がろうとした時、怪物がなのはに追いつき、攻撃してきた。その時、何にかがその攻撃を防ぎ、怪物を弾き飛ばした
「えっ?」
「今だ、この球を持って、僕の言う言葉を言って」
「う、うん」
なのはは言われたとおり、宝石を持った
「我使命を受けし者なり」
「我使命を受けし者なり」
「契約の元その力を解き放て」
「契約の元その力を解き放て」
「「風は空に星は天に」」
「「そして、不屈の心はこの胸に!この手に魔法を、レイジングハート、セットアップ!」」
2人に声が重なり、桜色の柱が上がった。なのはが魔法とであった瞬間である
そして、同時刻八神家
夕飯を食べ終えた、太一、はやて、アグモン、レナモンの4人はリビングでのんびりしていると。突然、太一がつけていた機械が光りだした
「なんだ、なんだ!?」
太一達が驚いていると
『周辺でデバイスの機動を確認・・・設定により凍結を解除・・全システムオールグリーン』
「一体なんなんや!?」
「俺が知るか!?」
そして、光が収まり、次の瞬間
『あなたが私のマスターですか?』
機械から声が聞こえてきた
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