No.450279

リリカルなのは ~勇気の魔導師と電子の獣~ 第1話

白の牙さん

ほのぼの編

2012-07-10 05:30:18 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7077   閲覧ユーザー数:6692

 

 

 

 

 

  はやてを病院に送った後、太一はバスに乗り学校に向かった。学校に着くと、ちょうどHRが終わったらしく、数人の生徒が教室から出ていた

 

 「うぃーっす」

 

 教室に入り、親友に声をかけ重要な事があったかどうか聞き、授業を受けた

 

 

 

 

 時間は流れ、現在昼休み。太一ははやてが作ってくれた弁当を持ち、屋上に向かい景色を眺めながら、食べているとドアが開き、3人の女の子が現れた

 

 「あれ、太一さん?」

 

 1人の女の子が太一に気づき声をかけてきた

 

 「よう、なのはちゃん。アリサちゃんとすずかちゃんも元気そうだな」

 

 「「こんちには八神先輩」」

 

 「太一さん、一緒に食べてもいいですか?」

 

 「別に構わねえぞ」

 

 なのはちゃんが質問してきたので、太一はOKを出した

 

 「相変らず、八神先輩のお弁当はおいしそうですね」

 

 アリサが太一の弁当箱を見ていった

 

 「・・・本当なら、弁当なんか作らせたくないんだが。はやての奴が『太一兄が作ったお弁当はお弁当やない!!』って言って来るんだよな~」

 

 

 「「「あはははは」」」

 

 その言葉を聴いて、3人は苦笑いをした。そして、話をしながら食べていると

 

 「太一さん・・・太一さんの将来の夢ってなんですか?」

 

 なのはが太一に聞いてきた

 

 「・・・決まってないけど。なんでだ?」

 

 「実は・・・・」

 

 俺が聞き返すと、なのはちゃんは俺に話した

 

 「・・・成る程、午前の授業でな」

 

 「はい」

 

 「ちなみになのはちゃんの夢って何なんだ?」

 

 「え~っと・・・まだ決まってません」

 

 太一の質問になのはは答えられなかった

 

 「なら急いで決める必要は無いと思うぜ。時間はまだあるんだ、ゆっくりと決めていけばいい」

 

 なのはの肩に手を置きそういった

 

 「・・・はい!」

 

 なのはは太一に笑顔で答えた

 

 

 昼休みが終わり、午後の授業を受けそれが終わると、タイミングよく携帯がなった。携帯を開くと、はやてからのメールが届いており、買い物リストが書かれていた。太一は親友と共に途中まで一緒に帰り、途中で別れ商店街に向かった

 

 『ねぇ、太一』

 

 「何だアグモン?」

 

 Dアークに入っているアグモンが太一に話しかけてきた

 

 『なのは達ってデジモンと暮らしてるの?』

 

 「なんでそんなこと聞くんだ?」

 

 太一が尋ねると

 

 『あの子たちからデジモンの匂いがしてたから』

 

 「気のせいじゃないのか?」

 

 『だといいんだけど』

 

 「取りあえず、買い物中は黙ってろよ」

 

 アグモンにそういい、太一ははやてに頼まれたものを買い始めた

 

 

 

 「これで、全部だな」

 

 太一はリストを確認し、全部買ったかどうかを確認した

 

 「・・・土産でも買って帰るかな」

 

 太一は荷物を持ち、ある場所に向かった

 

 

 

 

 「いらっしゃいませ~・・・あれ、太一君?」

 

 目的の場所に着き、ドアを開き店の中に入ると、眼鏡をかけた女性がいた

 

 「こんにちは、美由紀さん」

 

 「久しぶりだね~、元気だった?」

 

 「はい」

 

 太一達が話をしていると

 

 「美由紀、どうしたんだ?って太一君じゃないか」

 

 「お久しぶりです、士郎さん」

 

 美由紀さんとなのはの父親、士郎が店の奥から出てきた

 

 「今日はどうしたんだい?」

 

 「はやてにお土産を買っていこうと思ったです」

 

 「そうか。注文の品はいつものだよね」

 

 「はい、シュークリームを4つ持ち帰りでお願いします」

 

 「かしこまりました、ちょっと待っててね」

 

 注文を受け取った美由紀が店の奥に入った

 

 

 

 暫くすると、シュークリームを入れた箱を持った美由紀がき、太一は代金を払っておいとましようとしたら

 

 「太一君、それだけの荷物を持っていくのは大変だろう?送っていってあげるよ」

 

 「いいんですか?」

 

 「ああ」

 

 「じゃあ、お願いします」

 

 太一は士郎さんに頭を下げた。そして、荷物を士郎の車に入れ、車に乗り家まで送ってもらった

 

 「士郎さん、ありがとうございました」

 

 太一は車から荷物を降ろし、士郎にお礼をいい、車が見えなくなると荷物を持って家に入った

 

 「ただいま」

 

 リビングに入ると、レナモンが花に水をあげており、はやてはソファで本を読んでいた

 

 「お帰り太一兄」

 

 「ほら、土産のシュークリームだ」

 

 「ほな、そのシュークリームは夕飯の後のデザートやな」

 

 はやては笑顔で言った

 

 「そうだな」

 

 太一は買ってきた食材とシュークリームを冷蔵庫に入れ、二階に上がり、普段着に着替え、リビングに戻った

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

   

 

 その日の夜、なのはは不思議な声を聞き、家を飛び出した。向かう場所は、学校の帰りに助けたフェレットのいる病院である。病院に到着すると、壁は破壊されており、フェレットが倒れていた。なのはがフェレットを抱えると、スライムのような姿をした怪物が現れ、攻撃してきた

 

 「教えて!どうやったら魔法をつかえるの!?」

 

 「起動するには、一度呪文を唱えないといけないんです!でもこの状況じゃそんな余裕もないですし・・・・」

 

 「そんな!?・・きゃあ!?」

 

 なのはは石につまずいて転んでしまいました。

 

 「大丈夫ですか!?」

 

 「なんとか・・・!?」

 

 立ち上がろうとした時、怪物がなのはに追いつき、攻撃してきた。その時、何にかがその攻撃を防ぎ、怪物を弾き飛ばした

 

 「えっ?」

 

 「今だ、この球を持って、僕の言う言葉を言って」

 

 「う、うん」

 

 なのはは言われたとおり、宝石を持った

 

 「我使命を受けし者なり」

 

 「我使命を受けし者なり」

 

 「契約の元その力を解き放て」

 

 「契約の元その力を解き放て」

 

 「「風は空に星は天に」」

 

 「「そして、不屈の心はこの胸に!この手に魔法を、レイジングハート、セットアップ!」」

 

 2人に声が重なり、桜色の柱が上がった。なのはが魔法とであった瞬間である

 

 

 

 そして、同時刻八神家

 

 夕飯を食べ終えた、太一、はやて、アグモン、レナモンの4人はリビングでのんびりしていると。突然、太一がつけていた機械が光りだした

 

 「なんだ、なんだ!?」

 

 太一達が驚いていると

 

 『周辺でデバイスの機動を確認・・・設定により凍結を解除・・全システムオールグリーン』

 

 「一体なんなんや!?」

 

 「俺が知るか!?」

 

 そして、光が収まり、次の瞬間

 

 『あなたが私のマスターですか?』

 

 機械から声が聞こえてきた

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
1
5

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択