No.450026

青いチビの使い魔 ~プロローグ~

だしィーさん

にじファンより移転してきました。

タバサの使い魔になった主人公がダラダラ~と頑張ります。

裏で、真主人公が世界のためにルイズと共に戦います。

2012-07-09 21:51:35 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:14698   閲覧ユーザー数:14122

 

突然ですが、俺、死にました。

死因はとっても簡単。大学のサークルで休日に登山に行った際にハブに噛まれ、処置が遅れ、そしてポックリ。まあ、死んでしまったのはしょうがない。が、問題はその後だった。

 

「オマノ、望ミヲ、叶エテヤロウ」

 

俗に言う、テンプレ転生空間へ俺はいた。しかもご丁寧にソレっぽいのも目の前にいる。見た目は、なんかよくマンガで見るブラックホールみたいなものなんだけど・・・・、考えても分らないし神様でいいか。で、その神様が

 

「オマエニハ、『NARTO』ノ世界ヘノ、転生ヲ、許ソウ。サア、願イヲ、言エ」

 

なんて言い始めた。まあ、オタクとしてはとても嬉しいのだが、どう考えてもろくなことになりそうにないよな~。まあ、うん、しょうがない、諦めよう。

さて、願い事ってことはアレだよな?チート能力でいいんだよな。うーん、どうしよう。俺って基本的にその世界のルールをガン無視したチートって好きじゃないんだけど・・・。あー、でもNARUTI世界だしなぁ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん。もういいや、テキトーで。ってことで

 

「えっと、スーパーコーディネーターにして欲しい。天然仙人にして欲しい。あー・・・、スキルで無窮の武練、直感、仕切り直し、宗和の心得。こんなもんでいいか。・・・・・・・あ、チャクラの量をナルトの倍にして欲しい。・・・・・うん、これでいいや」

 

どっちかっていうと、チート能力じゃなくてチートスペックだよなこれ。まあ、俺にはちょうどいいか。

 

「ソノ願イ、受理シタ。デハ、良キ、人生ヲ」

 

神様がそう言うと、俺は何かに引っ張られ、高速で周りの景色が流れ始める。そして俺は意識が少しずつ遠くなり始めたころ、

 

「あー、しまった。木の葉の里に生まれたいとか出来ればうちはに生まれたいとか、外見は誰々がいいとか、まだまだ言うべきことが有ったわぁ」

 

とか、ちょい後悔しつつ意識を手放した。

 

でだ、ちょい飛ぶが生まれて3年経過。俺の新しい名前は『日向キキ』。そう、俺が生まれた場所がなんと、木の葉の里、日向一族だったりする。やったね。あ、言っとくが宗家生まれではないよ。分家生まれ。まあ、そんなことはどうでもいい。日向一族で普通に生きてきて、去年から忍びとしての訓練をさせられるようになったのだが、とても面倒なことが起こった。それは、

 

「よろしく。俺はネジっていうんだ」

 

「僕はヒシャク」

 

「私の名前はアカネ。ヒシャクの双子の姉なんだ」

 

「よろしく~。俺はキキだよ」

 

ネジは別に問題ない、原作キャラだし。それに別に近い年の奴らがいても不思議でも何でもないが、問題はこの後、ヒシャク君が俺に近づいてきて俺に握手をしに手を出して来たので握り返したら、

 

(なるほど、やっぱアンタも転生者か。まあ、僕らの邪魔だけはしないでくれよ)

 

と、直接頭に言葉を流された。そう、俺以外にもチート転生してた人がいた。しかもどう考えても俺TUEEEEEEEE!!系の人。俺としては、言われるまでも無くお前らみたいのとは関わりたくねぇよって感じだ。まあ、しばらくは皆で修行をさせられるみたいだから嫌でも関わるんだろうけど。

 

で、かくかくしかじかまるまるうまうま、あっという間に6年経過。只今9歳でっせ。とりあえず、この6年で起こったことをはなすよ~。

とりあえず、アカデミーへ入学した。白眼が使えるようになった。チャクラ性質を調べてみたら風遁だった。ちなみにネジも風遁。ヒシャクは全種類、アカネは風遁、雷遁、火遁だった。チート共め。たぶん二人とも隠してるだろうが、絶対血継限界の変化使えるぞ。閑話休題。

他は、ヒナタとハナビがなぜか双子だったり、例のヒナタ誘拐とヒザシさんの死亡イベントが阻止されたり。さらには、散歩という建前で里を散策しまくったら、うちは一族が普通に生き残ってたり、ナルトに妹がいたりどころかナルトとサスケは憑依系の人だったり(しかもやっぱりチート)。

他にも、色々調べてみたら、うちは一族にもチートさん達が転生しまくってたり、外から記憶喪失のオリキャラや、チート持ったトリッパー(笑)が来たりと、木の葉の里は見事なまでにチート大国となった。

・・・・・・・・バカだろ?

 

ドヤァ~ってな感じで3年経過。無事下忍となりますた~。で、俺の近況報告。

とりあえず、NARUTOのSSオリ主を見習い、様々な修行及び忍術の習得に精を出してました。まあ、チートスペックを願ったおかげで自分でもドン引きするぐらい色々覚えられた。忍術なら上忍レベルまでなら大体使えるようになった。他にも医療忍術、時空間忍術、結界忍術もある程度なら使えるようになった。体術も木の葉流と柔拳もほぼ完全に使える。

 

じゃじゃ~んとさらに3年。中忍ですよー。で、しかも原作開始時期だったと思う。まあ、どうでもいいけどね。俺は原作キャラ達とは全く関わらずに普通の忍びとして色々な任務をこなしていたりする。時たまネジが修行相手になってほしいと言ってくるが、その程度だ。チート達はどうなったって?知らんよ。好き勝手にブレイクしてんじゃないの?

 

へいへい3年経過。俺は18歳になり上忍として日々忙しいくしている。どう忙しいかって?そりゃあ、里か半壊したり、チート達の一部が里の忍を連れて里抜けして新しい国作ったり、戦争が始まったり、戦ったり、侵略されたり、・・・・・もう嫌だ。あ、ちなみに俺もそこそこチートになった。

チートになった部分は、修行で風遁以外にも残りの火、水、地、雷も使えるようになったこと。仙人モードを覚えたこと。血継限界などの特殊忍術以外の普通の術全てが大抵使えるようになったこと。あと、ゲートオブバビロン出来るかなぁ~?とか思って術開発してみたら出来たりと、そんな感じになった。

 

で、現在。噂の白ゼツに囲まれてたりする。マダラさ~ん。もうやめて、俺の(精神的)ライフはもうゼロよ。

 

「大丈夫か?」

 

ネジがボロボロになりながらも俺に叫んでくる。

 

「いやいや。流石に出血が酷いし。・・・・ッ、だっ!」

 

俺は背後からの白ゼツの攻撃を避け、掌底を叩き込む。

 

「大丈夫。?」

 

「ちょっと辛いなぁ~」

 

アカネが心配ながら聞いてきてくれる。優しさが嬉しいじぇ~。

 

「さて、どうしようか?これはマジできついし。戦略的撤退を俺は望むが?」

 

「しかし、これ以上退るのはマズイのでは?」

 

俺の案にネジが聞いてくる。そうなんだよね。どうしよう。・・・・・・よし、こうしよう。

 

「よし、ネジ、アカネ。よく聞け。俺が何とか足止めする。その間にお前らは一度さがって応援を呼んできてくれ、できるだけ早く頼む。ってことで」

 

「!? 一人で大丈夫なのか?」

 

「おう、頑張る」

 

「・・・・・わかった。絶対死ぬなよ」

 

ネジは最後にそう言ってアカネと共に応援を呼ぶために離脱していった。まあ、仕切り直しと直感があるからそうそう死ぬことはない・・・・・・・はず?

 

「さーあぁて、多重影分身の術!」

 

俺は影分身を大量に出し、

 

「必殺!分身大爆連鎖!」

 

影分身たちを四方八方へ移動させチャクラを火遁へ変化、そして爆発させる。あちこちで大爆発を起こしまくり白ゼツを片っ端から吹っ飛ばす。

 

「いやー、爽快爽快」

 

俺は仙人モードで回復回復。失った分の血は増血丸でなんとか補充。傷も今のうちにふさg・・・っ!?

 

「こっちくんなっ!」

 

傷を塞ごうとしたら、炎を纏った白ゼツが大量に突っ込んできた。ああ!!前世でみたアニメの白ゼツなんかより全然強いってかもはや別物だろ!ちくしょー!

 

「チート共がぁ!お前らのせいかぁー!!」

 

俺は白ゼツどもをまだ残っている影分身と共に倒し続けるが、無限湧き状態で、俺も仙人モードも切れて、

 

「はっ、俺もここまでか。・・・・・・なんて言うと思おたかボゲー!」

 

ハハハ!甘いぞ。俺は飛雷神の術だって使えるのだ!ってことで俺はマーキングしたクナイを思いっきり上空へと飛ばし、即座に印を結び術を発動させた。クナイが空中に突如現れた鏡に吸い込まれたのにも気づかすに。

 

 

 
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