魔女を一撃で倒したものの、Ｑベイを救えなかったマミが、結界が消えた川辺を歩いて行く。

杏子　「マミ、マミッ！」
振り向きざまに崩れ落ちるマミを、杏子が抱き抱える。

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マミ　「…た救えなかった、Ｑベイを、Ｑベ…ぅ」
杏子　「やれる事はやったんだ」
マミ　「あの時、、誓ったのに…二度と魔女の犠牲者を出さないって、、、誓ったのに、、、」
杏子　「……でもさ」
わざと明るい声で話しかける。

杏子　「よく偽物って分かったじゃんか」
マミ　「…Ｑベイに見えた物から、魔女と同じ魔力を感じた‥から」
杏子　「それで、あいつらが使い魔の幻影って分かったのか」
マミ　「…でも、全ての幻影を倒した時、Ｑベイ…Ｑベイは、いなかった」


突然、声が聞こえた。
Ｑベイ　「やぁ、マミ、杏子。君たちのおかげで助かったよ、ありがとう」
杏子　「！！　Ｑぅベイ？？」
マミ　「ぇ」
杏子　「ったく、心配かけやがって」
マミ　「Ｑベイ、よかった、無事で良かった」

Ｑベイ　「心配かけてすまない、でもおかげで魔女の呪いから抜け出せたんだ、助かったよ」

（実際は君たちが幻影だと思って戦ったのは全て僕なんだけどね。
僕の中に魔女の魔力を感じたのは、操られていたから当然さ。
あの魔女は僕を探し出しては操り、困っていてね、まったく訳の分からない魔女だった。
まぁ、この事は聞かれてないから話さないし、僕も体の代わりはいくらでもあるから構わないしね。
それにマミ、君にはとても期待してるんだ。
君には素質がある。
今、真実を話しても十分期待に答えてくれそうだけど、今はまだその時じゃない気がするんだ。
そう、もう少しだけね。そうすれば君ならきっと…）

　　　「くっ、苦し、いょ、マミ」

杏子　「ったく、そんなに強く抱きしめたら死んじまうって」
マミ　「ぁ、ごめんなさい」

ーおしまいー


最後のＱベイのオチが、感情のない生き物の思考回路って、どういうものなのか分からないし、
説明っぽくなって、他にも色々撮り終わってから、ああすれば、とか思う所はありますが。。
とにかくエンディングが思いついてから、なんとか形になってほっとしています。
前編ではもっと、Ｑベイをボコボコ（バラバラ）にって思ったんですけど基本的に首しか外れないので
しかたなく（しかたなく）首を外してやられた感を。。。