No.449011

第26話 ハンバーグ…………あとついでに自己紹介

しのむんさん

他の作品のせいで!

すみません。

2012-07-08 13:26:52 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2091   閲覧ユーザー数:2036

「――――それじゃあ改めて紹介するね。この子はリニスって言って、僕の使い魔になりました」

 

「葵さんの使い魔になりましたリニスと申します。これからよろしくお願いします」

 

「それで、こっちが僕の家族兼、デバイスの左から春香、ルナ、琴里、明日香だよ」

 

「こちらもよろしくお願いします」

 

「これからよろしくお願いします」

 

「よろしくーー!」

 

「よろしくね」

 

4人の自己紹介を終えると、リニスさんが驚いた顔をしていた。

 

「……えっ?あ、あの少し聞きたいんですが……」

 

「ん?なに?」

 

少し気まずそうにリニスさんが聞いてきた。

 

「この方たちはデバイスなのですか?とてもそうは思えないのですが……」

 

「4人とも正真正銘デバイスだよ。……まぁでも僕にとってはとっても大切な家族だけどね」

 

あの4人は僕の大切な家族。これは僕の思いだ。これからもずっと変わらない気持ち…。

 

「そうでしたか…。すみません、余計なことを聞いてしまって……」

 

「ううん、別にいいよ。リニスももう、僕たちの家族なんだから」

 

「……ありがとうございます」

 

「よし、自己紹介が終わったところだし晩ご飯作るからみんな待っててね」

 

ハンバーグを作るために僕はそう言い、キッチンに向かった。

 

 

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「よし、それじゃあいただきます。」

 

「「「「「いただきます」」」」」

 

ハンバーグの出来わっと……………うん、いつも通りおいしい。

これならみんなも喜んでくれるだろう。

 

「みんな、味はどう………ってみんなどうしたの!?」

 

なぜか目の前には琴里を除いた4人が落ち込んでいた。

 

「い、いえ。何でもありません。(また腕が上達しています。一体いつになったら越せれるのでしょうか………)」

 

「えぇ、なんでもないわ(女のプライドが……)」

 

「こ、これは…(なぜこんなにおいしく作れるんですか!?)」

 

「……………(勝てる気がしない)」

 

「ん~~~~おいし~~!」

 

琴里だけはうれしそうにご飯を食べているけど、他のみんなはそんな気配は無い。

………………これは。

 

「……そっか………そんなに僕の作ったご飯、おいしくないんだ……」

 

「「「「!?」」」」

 

「あ、葵さん、そんな事は無いです。とってもおいしいですよ!」

 

そんな事言って、本当はおいしくないとか思ってるんだ。

 

「ま、マスター。マスターの作った料理ならなんでもおいしいですって」

 

そんな事言って陰ではどうせうまく作れないとか思ってたんだ。って言うかいつから?まさか結構前?もしそうだったらもうみんなの前に顔向けできない。………旅に出て修行しようかな……はぁ」

 

「葵さん!考えている事が途中から洩れてますよ!」

 

そんなこたぁどぉでもいいんじゃ。僕はもう修行に出るって決めたんじゃ。」

 

「何か口調が変わってるわよ!?しっかりしなさい!!」

 

「お兄ちゃん、このハンバーグおいしいね!!!」

 

「そうかそうかそれはうれしいなぁ。作った甲斐があるよ」

 

「「「「立ち直るの早!!?」」」」

 

「馬鹿なこと言うなよ琴里は素直なんだぞ?つまり琴里の言った感想は正しいんだよ」

 

今までの中で琴里が嘘を言った試しがない。それ=琴里の言うことは信用できるのだ。

 

「私たちの信用って」

 

ちなみにみんなの信用度を数値で表すのなら

 

琴里‥‥‥119%

 

春香‥‥‥95%

 

ルナ‥‥‥97%

 

明日香‥‥‥94%

 

まぁこんなところかな?えっ?リニスさん?リニスさんはまだ会ったばかりだから分からないな。

それにしても今日はいろんな事が起きたなぁ。

使い魔に、召喚獣に、戦闘か(まぁ僕は戦っていないけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからどうなるんでしょうね?


 
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