No.448231 魔法少女リリカルスピリッツ プロローグ&主人公紹介飲むヨーグルトさん 2012-07-07 17:52:48 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:4408 閲覧ユーザー数:4320 |
目が覚めるとそこは何もない真っ白な空間だった。
「はっ、コレはもしかしていわゆるテンプレというやつでは!?」
『ご名答、よくあるテンプレみたいに君を別世界に転生させてあげよう。』
声がした方に振り向いてみるとそこにいたのは・・・卵?だが恐竜の足のようなモノが生えていて卵の真ん中あたりが割れており、そこから二つの奇妙な目がこっちを見てる。正直キモイ。
『失敬な、私はこれでも神の代行者だぞ。この姿は君のイメージの中からなんとなく気に入った姿を拝借した仮の姿だ。』
よくよく見てみるとどこかで見たことがある。確かデジモンに出て来るデジタマモンというモンスターだ。
「で、テンプレで転生というからには俺は死んだんでしょ?やっぱ神様のミスとかそんな感じ?」
『いや違う。君は普通に死んだ。ただその死に方があまりにも滑稽・・・失礼、悲惨だったために神が楽しませてくれたお礼・・・間違えた、慈悲によって転生する機会を与えたのだ。』
なんかところどころ本音が出てるし・・・でも話は大体わかった。だがそこまで言われるってどんな死に方したんだよ俺。
『ちなみに死に方は、歩いていたらバナナの皮で滑って転んでちょうどフタが開いていたマンホールに頭から落ちてそのまま頭部を強打してTHE ENDだ。』
うわ、なんだそりゃ。バナナの皮で滑って転ぶとかどこのギャグマンガだよおい。
「それで転生先とかは決まってるの?」
『ああ、お前の転生先は魔法少女リリカルなのはの世界だ。』
あの有明の某祭で即完売することで有名なアニメか、結構好きだったし悪くはないかな。でも問題はこのまま転生したんじゃ魔法にかかわる事件に巻き込まれたときにデットエンド直行になる可能性があるってことだ。
『そのことは心配しなくていい。転生させてすぐに死んでしまったら後味が悪すぎるから特典を三つほど与えることになった。ただしあんまりチート臭いやつはダメだからな。』
うーむ、何かちょうどいいのは無いものか・・・ティンと来た!
「デジモンフロンティアに出てきたスピリットを十闘士全部のヒューマン、ビーストセットでくれ。」
スピリットとは簡単に言えば人間がデジモンに進化できるアイテムだ。
『全部となると20個か、少々多い気がしないでもないがまあいいだろう。二つ目と三つ目の希望は?』
「デバイスとしてディースキャナを、そして魔力量は多くなくていいから一応リンカーコアをつけておいてくれ。」
ちなみにディースキャナとはスピリットを収納して、進化する際にはそれを解放してスキャニングをすることで進化するという代物である。
『説明お疲れ様。さて、そろそろ転生となるが何か質問はあるかね?ちなみに時代としては無印のP・T事件のちょっと前あたりから、そして君の年齢は主人公たちと同じにしておいた。どうだ、親切だろう?』
「うーん、まあ質問は無いな。」
聞こうと思ったらご親切に説明してくれたからな。
『それではこれで君ともお別れだ。君の健闘を祈る。』
すると足元にいきなり穴が現れた。そのまま落ちるのも癪だったので横によけてみた。
「ふっ、この程度で俺が・・・うわぁぁぁぁぁぁ・・・・!」
するとその程度はお見通しだと言うかのようなタイミングでその横に大きさが二倍くらいの大きな穴が現れ哀れにもそれに引っかかってしまった。無念・・・
『ふっ、君の考えなどお見通しさ、まあ頑張りたまえ。』
その声を最後に俺の意識はフェードアウトしていった・・・
【名前】
【性別】 男
【魔力】 C
【レアスキル】 コード変換
【魔力色】 橙色
【趣味・特技】読書、料理
【紹介】
この物語の主人公。バナナの皮で滑ったことから端を発する事故で死んだところ神のツボにはまって大ウケしたらしく、楽しませてくれたお礼という形で転生することになった。前世では重度のオタクでなのはシリーズにもハマっていたため一通りの原作知識はある。容姿は中の下ぐらいで決して悪くはないが基本ヘタレなのでどうあがても良いお友達までしか女性関係が発展しない。
レアスキルのコード変換は意図して付加されたわけではなくたまたま生まれつき持っていた。この能力は空気中や接触した相手の魔力をバーコード状に変換することができる。その能力で変換したコードをデバイス替わりのディースキャナでスキャンすることで魔力を貯蓄することができる。
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いわゆるテンプレというやつで特典もらって魔法少女リリカルなのはの世界に転生させてもらった。やり過ぎにならない程度に原作介入、やってやるぜ!
※思いつきなので更新は不定期です。 にじファンから移転しました。