No.447910

IS<インフィニット・ストラトス>with LN<リリカルなのは>閑話

カルマさん

もし、一夏が管理局最強魔導師と呼ばれていたらのifの物語。

2012-07-07 09:25:23 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:10053   閲覧ユーザー数:9556

閑話 あるウサギの日常?

 

 

ある日、ある時間の、

某研究所にて

「いっくん、喜んでくれるかな♪」

白いうさぎは空中モニターを見ながらすごい速度でタイピングしていく。

「いっくんのためだけに作ったISなんだよ」

その目は若干狂気と化していた。

「ああ、いっくん。本当なら会いに行きたいけど我慢しなきゃ」

そのモニターが映していたのはISのことなどではなく。

「いっくんを狙う屑達をこの世から消し去らなくちゃね」

政府の運営する人間の遺伝子研究所だった。

しかも1つではない。

10、いや50近くの研究所のリストが載っていた。

ここにある研究所は全て織斑一夏を捕獲し遺伝子レベルでの調査を行い、あげくの果てに。

 

 

 

織斑一夏をこの世から消そうとしている。

 

 

 

それは何故か。

はっきり言って織斑一夏は邪魔だからである。

一部の上層部の女達がせっかくできた男卑女尊の世界が破壊される可能性があると思ったからだ。

織斑一夏というたった一人の存在で。

その為上層部の仲の悪い男達と女達は手をくんだ。

男達は織斑一夏の殺害の手助けのかわりに織斑一夏の捕獲と調査を、女達は織斑一夏の捕獲と調査の手助けのかわりに織斑一夏の殺害を。

お互いに協力関係にあった。

この関係が普通に助け合いの関係ならこの世界も捨てたものでもなかったが。

結局は変わらない。

男卑女尊の世界はそれほどまでに強固な世界だった。

しかし、それならば何故女達は織斑一夏の捕獲と調査を手伝うのか。

もしそれで何か分かってしまったら世界は大きく変わってしまうことを。

しかし女達は分かっていた。

織斑一夏を調査しようが絶対に何も分からないと。

これは確定的証拠があるわけでもなく、ただの直感いや、女の勘である。

馬鹿な話しだとは思うが本当のことである。

そんな勘に頼ってしまうほど女達は恐れていた。

もし、男もISに乗れてしまったら。

男達の復讐が始まるだろう。

今まで虐げられてきたぶんの復讐が。

「ほんと、馬鹿な連中だな~。まあ、いっくんは狙われても返り討ちだろうけどね」

実際上層部の連中が織斑一夏を捕獲し調査するのと殺害するの、どちらも成功率は0だ。

まず、織斑一夏自身の戦闘力。

織斑一夏は管理局最強の魔導師だ。

戦おうとしてもまず、勝つことは出来ない。

そしてもうひとつは、

 

 

「私達がいるのにいっくんに手を出させる訳がないよね~」

 

 

 

織斑一夏の保有戦力もとい一夏ラヴァーズ。

管理局のある課においては仕事と織斑一夏どちらを選ぶかと言われたら100%織斑一夏を選ぶ。

というか織斑一夏が呼べばどの状況でも来る。

それが

一夏ラヴァーズ。

ちなみにこの戦力だけで世界を掌握することができる。

そのときは織斑一夏が世界の王として君臨するだろう。

まあ、本人にその気がないからそんなことは絶対無いが。

勿論、このうさぎも一夏ラヴァーズの一人だ。

他にも、ブリュンヒルデと言われたブラコンや管理局の白い悪魔だったり、金色の閃光もとい金髪の死神だったり、夜天の王だったり、それにつかえる騎士達だったりとこれだけの戦力。

世界は織斑一夏の手の中と言っていい。

もう一度言うが世界は織斑一夏の手の中だ。

大事なことだから二回言わせてもらう。

彼女らの逆鱗(一夏関連)に触れれば塵一つ残さず消え去るだろう。

それを忘れないように。

「束様」

そう声をかけたのは12才くらいの少女だった。

「なんだいクーちゃん」

そううさぎ、束はそう答えた。

「はい、博士から通信がきていますが、どうしましょうか?」

クーちゃんと言われた少女はそう言った。

「あいつかー、うーん..........通しちゃって良いよ」

そう言うと少女は『分かりました』と言って部屋から出ていく。

するとモニターに誰かが映し出される。

「久し振りだね。篠ノ之束博士」

モニターに映し出されたの一人の男。

「あー、せっかくいっくんを狙う屑達を片付けようとしたのに。なんでこのタイミングで来るかなー、

 

 

 

 

スカリエッティ」

 

 

 

 

男の名前はジェイルスカリエッティ。

束とは別のISを作った男である。

束はこの男が嫌いである。

というより大嫌いである。

技術力は認めており完全に話さないと言うことはないが。

とにかく嫌いなのである。

「そんな顔をしないでくれたまえよ」

「それなら、いっくんを出せー、いっくんを出してくれるなら考えるけどー」

そう言うとスカリエッティは困った顔をして

「ほんと君は織斑一夏の事が好きだね」

「当たり前だよ。束さんが世界で一番好きな男の子だからね」

そう言っている束は機嫌がよさそうだった。

「君の場合織斑一夏に頼まれればなんでもやりそうで怖いよ」

まあ、君の場合は世界を壊しかねないけどねといい足して。

「で、用事はなんなのさ?束さんさっさといっくんを狙う屑達を消さなきゃいけないから、早くしてくれないかな?下らない用事だったら切るよ」

束は不機嫌そうにいう。

「まあまあ、まちたまえ。この件はその織斑一夏に関わることなんだからさ」

それを聞いた瞬間束は反応した。

「..........どう言うことなのかな?」

束はさっきとはうってかわって真面目な表情になった。

「あぁ、実はね_________________」

 

 

 

その言葉を発せられた十二時間後

 

 

 

世界中にある全ての遺伝子研究所は爆破された。

原因は不明。

突然爆発した。

それしかない。

そして上層部の女性メンバーの惨殺死体(まだ死んでないよ。一夏が殺しはダメと言ったから)が発見された。

犯人は不明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

ただひとつ言えるのはうさぎは怒らせないようにしないと言うこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにそのときのうさぎ。

「ほんと、許せないよね♪いっくんを殺そうとしていることだけでも許せないのに..........」

 

 

 

「まさかいっくんを殺すんじゃなく、食べる(意味は察してください)とはねー....................ぶち殺してやる雌豚どもが..............」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃の六課

『はっ!』

 

 

 

 

『一夏(君)(さん)が狙われている!と思ったら一夏(君)(さん)を狙うやからが消えた..........?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃のIS学園

「束、よくやった!」

 

何て言うブラコンが居たり居なかったり..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんか急に罪悪感が..........」

何て言う少年が居たり居なかったり..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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