No.447882

わたしもおにいちゃん!と呼びたいな〜  第1話 フェイトとなのはとおにいちゃん

ゆいゆいさん

おにいちゃん! と呼びたいフェイト・・・
なのはに相談していたら、そこへエイミィが帰ってきた。
そのエイミィが ある魔法の提案をしてやってみたら・・・

2012-07-07 07:43:57 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2473   閲覧ユーザー数:2437

わたしは、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン 小学三年生9歳です。

名前のとおり、ハラオウン家に養子に入り、クロノの妹として家族の仲間入りをしました。

リンディ提督 いまは「母さん」と呼ばないといけないんだけど、まだ恥ずかしくてなかなか言えません。

リンディ提督の長男クロノ いままでずっとクロノと呼んでいたので、同じくなかなか「おにいちゃん」とは言えません。

わたしの親友である高町なのは いまは「なのは」と呼んでいます。

あの事件後、わたしが本局へ護送される前に会うことができ、そのときに友達になれた。

なのはの家族は、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さんを入れて5人家族。

生れながらの妹で、兄妹のいる中で、わたしは新人、なのははベテランです。

そこで学校が冬休みに入って2日目、なのはに「クロノに、おにいちゃん」と呼んでみたいと相談したところ、うちに来てくれた。

 

「う~ん やっぱり 練習しかないんじゃないかな~」

「で でも なのは、いままで クロノって呼んでいたから難しいよ」

「なんかいい方法がないかな」

コタツの中で、ミカンを食べながら考えていた。

すると、買物に出掛けていた エイミィが帰ってきた。

「たっだいま~ っと…」

「あ エイミィ おかえり~」

「エイミィさん おかえりなさい」

「あ なのはちゃん、いらっしゃい」

う~ さむさむ~ っと言いながら、エイミィはコタツの中に入った。

「な~んか、二人して悩んでいるみたいだね~」

「「えっ!」」

(フェイトちゃん エイミィさんにも、相談にのってもらおうよ)

(エイミィに?)

(うん 一応年上だし、いいほうほうがあるかもしれないよ)

(そうだね なのは)

「あ あの エイミィ じ 実はね、クロノのことなんだけど」

「うん クロノくんがどうかしたの?」

「あのね、わたし なのはのように、クロノのこと おにいちゃんって呼んでみたいんだ、でもなかなか言えなくて」

「ふふ~ん あのクロノくんを、おにいちゃんね…」

「エイミィさん なんとかならないかな~」

「あるよ 一つだけ、なのはちゃんとエレベーターで話してた時から、少し考えていたんだ」

「さっすが エイミィさん」

「でもね~ いろいろと条件もあるし、なにしろ禁術だからあんまり勧めることができないんだよね」

「なんですか その条件って?」

「一つはね、なのはちゃんの協力、二つ目は他の人にばれないこと、三つ目は一週間以内に戻ること、四つ目は…」

いくつか条件がでてきたけど、一週間なら問題ないかな?ってことで、やってみることにしました。

「で、その方法は何ですか? 三つ目に関係があると思うんですけど?」

「うん フェイトちゃんと、なのはちゃんが入れ替わる魔法なの」

「えっ! い 入れ替わるんですか?」

「そう」

わ わたしが なのはに… なのはになるんだ… 

「そして、フェイトちゃんが、なのはちゃんの身体で、なのはちゃんのお兄さんを呼ぶことで慣れてもらうの」

なのはに… なのはに… なのはに…

「うん なんか面白そうですね」

「んとね 面白そうなのは確かなんだけど、一回きりの魔法だし、いくつかの条件を破るともう元に戻れないんだよ」

「いいです エイミィさん、わたし、フェイトちゃんのためならやります」

「そっか…」

「ねえ フェイトちゃん、やってみようよ」

「なのは…、お願いできるかな? 一週間で克服してみせるから」

「うん!」

「じゃあ エイミィさん、その魔法教えてください」

「ほんとに いいのね?」

「「はいっ!!」」

「その魔法の 使い方はね………」

 


 
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