フラスコをつぶし球磨川と戦った後
後始末をすることになった
~~~軍艦塔~~~
「古賀さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫に見えるかよ?」
「ご、ごめんなさい」
名瀬!姫ちゃんを睨むな、かわいそうだろ!
それにそんな傷は俺には問題ない
「治療はどうするんですか?」
「兄貴と協力してやるつもりだ」
そんな必要ないって
規則制限
「古賀の傷が治る」
「?お前何言って・・・」
「名瀬ちゃん、名瀬ちゃん」
「どうした古賀ちゃん・・・・!」
治療完了
「問題ないはずだ」
「オメー、何しやがった?」
「・・・ただの小細工だよ」
『なかったこと』にはなってないぜ
あくまで治っただけだ、治療もしてないぜ
「どんな小細工だよ・・・」
ただの能力
「行こうぜ姫ちゃん」
「へ?あ、はい」
――――――――――――――――――――――
~~~屋上~~~
さて急で悪いが言わせてもらう
俺は意外と王土先輩は好きなキャラだったりする
結果的に失敗したとはいえ一度は民のため、人のために
自分の能力を使おうとしたからだ
もし制御できていたならいい王様のなったことだろう
「兄さん、兄さん」
「どうした姫ちゃん」
「ボーっとしていたので大丈夫かと
心配してくれたのかい?
ありがとう、そんな姫ちゃんに俺は惚れたんだぜ
「大丈夫、やりたいこともあるし」
「やりたいこと?」
ガチャリ
来た来た
「神谷よ、俺などを呼んでどうした」
「ついでにボクも呼ぶって何がしたいんだい?」
ちょっとね、確かめたいこととやりたいことがありまして
「二人は会長のようになりたいですか?」
「?どういう意味だ?よくわからんぞ」
「行橋先輩はわかるんじゃないですか?」
「わかるよ、読めるしね。・・・もしなれるならなりたいかな」
「意味が分からんどういうことだ、教えてくれ」
「簡単です、その能力を会長のように使いこなしたいですか?」
「!・・・それなら行橋と同じだ、できるならやりたい」
「だが、無理だろう。ですか?」
「・・・そうだ、俺には無理だった」
そうですね無理でした
でも、今回は俺がいますよ?
「出来るって言ったら乗りますか?」
「乗るだろうな・・・出来るのか?」
もちろんです
「出来るんだって、本当にやってくれるの?」
本当ですよ、ウソかホントは先輩ならわかるはずです
「そうだね・・・ボクは乗るよ
ボクはこの力を使いこなしたい」
「そうか、なら俺も乗ろう、やってくれるか?」
「いいですよ、でも約束です
会長に話は通しますので、
その能力を人のために使ってくれますか?
『重税』はないにしても
『言葉の重み』を弱い人を守るために使ってくれますか?
あなたが最初に築いた民を幸せにする、世界を平和にする為に
自分を含めた人のために能力を使ってくれると約束してくれますか?」
「・・・わかった、約束しよう、この能力自分を含めた人のために使おう」
「ボクも、人の為に使うことを約束するよ」
了解しました、約束しましたよ?
「規則制限・・・」
―――――――――――――――――――
「どうですか?」
「上々だ、頭からおもりが消えた気分だ」
「受信範囲も広がったし
特定人物に絞ることもできるようになったみたいだ」
よかったよかった
「ありがとう神谷、心から礼を言う」
「ありがとう」
「いえいえ・・・さてそろそろ行きますね」
「元気でね」
わかってますよ行橋先輩
「お二人ともお元気で」
「神谷妹も」
「はい!」
しばらくして二人は退学し
世界を旅することにしたそうだ
退学動機は「自分と人のため」らしい
――――――――――――――――――
「零!遊ぼうぜ!」
「高千穂先輩!
いいですよ、何します?」
「いや待て、今回はもう一人いる」
誰だ?
「こんにちは」
雲仙姉もとい冥加!?しかも日本語!?
「冥加どうした?」
「冥利、教えた、私に、少し、覚えた」
おおおおおお!!ぶつぶつだけど意味が分かる!
「凄いです冥加さん!」
「お前すげーよ、がんばったな」
「・・・なでて」
へ?ちょっと、上目はやめて、引っ付かないで
姫ちゃんほどじゃないが結構男は来るぞ多分
可愛いんですけど?
「はやく」
わかった分かったからやるから!
「ほら」
なでなで
「ふふふ」
「・・・兄さん!私も撫でてください」
いいとも!二人ともなでてやるよ!
仕方ねーなー
「こっち来い」
なでなで
「「・・・・・」」
「こいつら・・・」
「どうしたんですか先輩?」
「何でもない(幸せそうだな)」
この後カラオケに行った。冥加の案だ。
雲仙に「歌なんかも聞いて覚えたら?」的なこと
を言われたらしい
―――――――――――――――――――
~~~自宅~~~
今日は姫ちゃんが作ってくれるらしい
「うみゃい!」
「そうですか、よかったです」
ニコニコ笑顔の姫ちゃん可愛い!
「(冥加さんには負けません!)」
「最高!」
「いつか、いつか兄さん、零君に伝えるんです!」
「何を伝えるの?」
「へ?・・・あわわわわ!なんでも、何でもありません!」
「そう?・・・(姫ちゃんの)飯最高!」
「はぁー、・・・ご飯ついてますよ」
「取ってー」
「もう、仕方ないですね~、へへ」
「ん~」
「出来ました」
「ありがと」
「(もう少しこのままでいいかもです)」
人生最高ー!
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神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話
※注意※
めだかボックスの二次創作です
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