No.447310

IS インフィニットストラトス~オルコッ党ですけど何か?~

六話です

2012-07-06 17:51:42 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1910   閲覧ユーザー数:1861

 

「クラス代表は織斑一夏くんに決定です!一繋がりでいい感じですね!」

「一繋がりって…」

俺と一夏は苦笑いしている。

女子に至っては商売にしている。

これはちょっと言わないとな。

「儲けの三割を入れてくれないか…?」

「ダメ、二割」

「そこんとこr「うぉい!」ちっ、バレたか」

良いところで止めやがって。

「俺で商売すんなよ!」

「皆お前に期待してるんだ。なぁ皆!」

そうだそうだ!と、俺の後ろから聞こえる。

「一夏、お前は皆の期待を裏切るのか!お前はそんな人間だったのか!?」

「違う!俺はそんな…」

「なら証明しろ!クラス代表になってトップをとってこい!」

ずびしっ!!

そんな効果音が聞こえる。

(聞こえません)

「ああ、わかった!やってやる!」

気合い十分の一夏。

「一夏を説得したってことで三割を…」

「ダメ二割」

そして売上の分配を求める俺。

「なんですのこの状況は…?」

保健室から帰ってきたセシリアが呟く。

 

 

「先生……、暖かい寝床が欲しいです……」

俺は織斑先生に泣きついている。

前にも話したが、俺は約一週間も野宿していたのだ。

原因?目の前のブラコンky…「死にたいようだな」

理不尽だ…!

「まあ、部屋は決まっている。部屋の番号が知りたければ…」

知りたければ?

「この私を倒してみろ!」

「ナ、ナンダッテー」

千冬さんが壊れた…。

まさかネタに走るとは…。

一夏が聞いたら卒倒するだろうな。

「なら、あんたを倒して暖かい寝床を手につかんでやる!うおぉぉっ!」

俺は懐に手を入れ千冬さんに突っ込む。

「さあこい!貴様など一捻り「これを見てもか?」ひ、卑怯な!」

「悪いね、本気で寝床を確保しないと凍死しかねないんだわ」

俺が懐から出したのは一夏の写真。

今回の利益の代わりに貰ったものだ。

流石、『無音の撮影人(サイレント・パパラッチ)』だ。

いい仕事してんねぇ。

ちなみに『一夏ファンクラブ』の撮影班のリーダーらしい。

一体、誰なんだろうな…?

「それで私を脅す気か…!?」

「脅しじゃなくて交渉です。今なら…」

俺は一拍おいて言う。

「一夏の風呂上がり写真(バスタオル装備)をつけましょうか」

「そ、そんなもので…」

ぶしゅっ!

千冬さんの鼻から赤い液体が出る。

「くっ…!耐えろ、私の身体…!」

「耐えろじゃなくて!てか、あんたどんな妄想した!?」

「も、もちろん×××で××で×××なことだ…!」

「駄目だこいつ…!早くなんとかしないと…!」

ぶしゅっ!

また、赤い液体が出る。

「ま、まだだ…!私は一夏と××で×××なことをしていない!」

昔は少し過保護だっただけなのに…!

「ブラコンの鑑だよあんた…!そんなあんたにはもう一枚つけようか…。一夏の風呂上がりパン一姿の写真を!」ぶしゅぅぅぅ!!

「な、なぜ貴様がそんな写真を持っている…!?」

「中学時代の修学旅行の時に撮った奴で何かにつかえるかなぁ~?と思いまして」

「恐ろしい奴…!だが、先ほどの提案は悪くないな…。良いだろう、その話に乗ろう」

いや、かっこつけても鼻血ダラダラで言ってもかっこつかんですぜ…。

「交渉成立ですな。では先に部屋番号を教えていただきましょうか…?」

 

 

「ふぃ~、疲れた疲れた。おっと、ここか」

俺は千冬さんとの交渉を成立させ、やっと暖かい寝床を確保できた。

「『無音の撮影人』ありがとう…!ついでに過去の俺、GJ…!」

さぁ、目の前の扉を開こう。

 

ガチャっ

 

部屋に入って一言。

「凄く…広いです……」

『マスター、さっきの戦いに疑問はないんですか…?』

疑問?なにそれ、美味しいの?

つーか、久々にメイルがでてきたな。

「新しい同室の方ですか?わたくしはセシリア・オルコットですわ…。って、竜也さん!?」

後ろから女子の声。

振り向くと、セシリアがいた。

しかも、バスタオル姿で。

ぶしゅぅぅぅ!!

すごい量の鼻血が吹き出た。

「りゅ、竜也さん!?」

セシリアが駆け寄ってくる。

そして、途中躓き…。

ぱらり

バスタオルが落ちる。

「我が生涯に…一片の悔いなし…」

俺が最後に見たのはセシリアのむn…ゲフンゲフン!

美しい裸体だったとだけ言っておこう。

 

 
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