No.447097 IS<インフィニット・ストラトス>with LN<リリカルなのは> 第二話2012-07-06 06:32:53 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:6297 閲覧ユーザー数:5933 |
第二話 ファースト幼馴染みとの再会
自己紹介タイムも終わって休み時間。
俺は次の授業の準備をしていた。
「あー」
俺は授業の準備も終わり机でちょっとダランとしていた。
いやね、慣れているとは言っても疲れるもんは疲れるんだって。
皆知らない人ばっかだし。
てか、視線が半端ない。
クラスどころか学年全員が見に来てんじゃないか?
(実際には全学年が来ている)
どんだけ暇なのだろうか?
と、そんなことを考えていると、
「..........ちょっといいか」
俺は話しかけられた方を見た。
するとそこにいたのは若干不機嫌そうな幼なじみの篠ノ之箒だった。
「..........」
箒はちょっと来いと言いたげな目だった。
「廊下に行くか..........いや、屋上かな」
俺はそう提案した。
恐らく話しづらいことでもあったからこんな顔してんだな。
「ああ、分かった。屋上に行こう」
そう言って箒はスタスタと歩いて行ってしまう。
「..........相変わらずだなぁ、でもそういうところも箒らしいといっちゃらしいけどな」
俺はスタスタと先に行った幼なじみを追いかける。
そのさいも女子の視線がすごかったが。
そんなこともありつつ屋上に到着。
「..........」
しかし何故か無言になる箒。
仕方ない、話題を振るか。
「そういえば、剣道の全国大会優勝おめでとう」
俺は去年箒が剣道の全国大会で優勝したのを知っていた。管理局の仕事とかが多くて知ったのは結構後のことだった。
「な、なんで知っているんだ」
箒は頬を赤らめて怒っていた。
なんで怒ってんだ?ただおめでとうって言っただけなんたが。
「なんでと言われれば、新聞で見たとしか言えないな」
「な、なんで新聞なんて見ているんだ」
俺は新聞を見ちゃいけないって言うのか..........
「なんでってダメなのかよ」
「いや、そういうわけじゃないが..........」
そう言うと箒は頬を赤らめてうつむかせる。
照れているのか?
「あ、それと」
「な、なんだ!?」
箒はすごい剣幕で言ってきた。
「いきなりどうしたんだよ、そんな大きな声出して」
「あ、いや..........」
箒は流石にばつを悪そうにする。
「えっと、久しぶり。六年ぶりか?箒だってすぐ分かったぞ」
俺がそう言うと箒はちょっと驚いた表情をしていた。
「髪型同じだったし、それに綺麗になっててびっくりした」
俺は素直に思ったことを言った。
箒は可愛いと言うより綺麗と言う感じだ。
大和撫子を連想させる見た目だ。
現に巫女さんをやっていたような。
「な!?..........き、綺麗..........」
箒は更に顔を真っ赤にしていた。
「大丈夫か?顔赤いぞ?」
俺は箒の額と額をくっつける。
「な、ななななにをしてるんだ!!?」
箒はもうこれ以上ないくらい顔を真っ赤にして俺に言ってきた。
「何って、熱を計ってるに決まってるだろ。箒がいきなり顔を真っ赤にしたからびっくりしたんだぞ」
そう言って額と額を離す。
「うん、とりあえず熱はないみたいだ」
「///」
箒は顔を真っ赤にして俯いていた。
すると
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。
「おい、箒授業に遅れるから早く行こうぜ」
俺がそう言うと箒は
「あ、あぁ...分かった///」
なんか最後まで顔を赤くしていた。
「(マスターはやっぱりそうなんですね.....なのはさん達もいるのに、今度は幼なじみですか.....)」
スノウは一夏達の会話を聞いてこう思った。
「(なのはさん達には頑張ってもらいたいですね、でもマスターがそれに気付くのにはまだまだかかりそうですけどね)」
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もし、一夏が管理局最強魔導師と呼ばれていたらのifの物語。