No.446833

ゼロの使い魔 ~魔法世界を駆ける疾風~ 第一話

第一話です

2012-07-05 22:46:34 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:15677   閲覧ユーザー数:14777

やあ、名前が変わった波風ハヤテだ

あの後、鏡の中を進んでたら突然

 

ドッッッカァァァアアァアァアン!!!!

 

とデイダラさんの爆遁に匹敵する爆発が起こった

すごい爆発だな。これだけでもすごい魔法だろうに

そんなことを思いながら土煙がはれるのを待つ

 

「なんだ?土煙の中に何かいるぞ?」

「ゼロのルイズが成功したの!?」

 

ん、そろそろはれるかな?

 

「よ、傭兵!?ゼロのルイズは傭兵を召喚したのか?!」

「意外ね。ルイズが召喚出来るとは思わなかったわ」

 

う~ん俺じゃなくてもサイト君だったんだし、それは違うような気がする

 

「はぅ///」

「どうしたの?」

 

なんか、ルイズが顔を赤くしてるんだけど

 

「ハッ!あ、あなたが私の使い魔なのね!」

「え~と、そうなるのかな?」

 

「ミス・ヴァリエール!離れてください!!」

 

そんな声とともに、横のほうから殺気が飛んできた

そっちのほうを見てみると…コルベール先生か

 

「な、なんでですか!?」

「いいから早く!!」

 

あ~、多分俺の持ってる魔力が原因かな?

おそらくだけど、学院長も上回ってるだろうし

 

「嫌です!やっと召喚に成功したんです!それにいきなり杖を向けるなんて失礼じゃないですか!?」

「…分かりました。では失礼ですがミスタ…」

「俺の名前なら、波風ハヤテです」

「ではミスタ・ナミカゼ。ここはトリステインにあるトリステイン魔法学院です。私はここの教師であるジャン・コルベールです。あなたは二年生の進級試験である『春の使い魔召喚の儀式』に使い魔として呼び出されました。こちらの生徒があなたをよび出した者です」

「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールです」

「ここまではよろしいですか?」

「はい。大体分かりました。要は、俺が使い魔にならないと、その人が留年してしまうんですね?」

「はい、そのとおりです」

「いいでしょう。使い魔になりますよ。こんなに可愛い子のそばにいられるのは嬉しいですしね」

「ほ、本当ですか!?」

「か、かわいい///」プシュー

 

また顔を赤くしてるんだけど…ホントになんでだろ?

 

「では、ミス・ヴァリエール。コントラクト・サーヴァントを」

「あ、分かりました。『我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ』!」

 

チュッ

 

そういえば前世含めてキスされるのは初めてだな

ん?なんか左手どころか右手と額、それに胸もすこし熱いんだけど…

 

「あの、なんか熱いんですが」

「我慢して頂戴。使い魔のルーンが刻まれてるから」

「使い魔のルーンって、何箇所も刻まれるんですか?」

「?普通は一箇所よ。それがどうかしたの?」

「いや四箇所ほど熱い部分があるんですが…」

「えっ!?」

 

シュゥゥゥ…

 

「ふむ、珍しいルーン…というか多いですね!?スケッチさせてもらっていいですか!!?」

「え、ええ。いいですよ」

 

額や両手はともかく、胸は脱がないとどうしようもないからな…

 

「「「「キャッ///」」」」

 

あ゛…そういえば女子生徒もいたんだっけ(汗)

 

「さて…それでは今日はこれで終わりです。塔に戻りましょう」

 

フライか…コピーしておくか

 

写輪眼!

 

よし。コピーできたかな

 

「お前は歩いて来いよ。“ゼロ”のルイズ!」

「フライもつかえないんだもんな!流石“ゼロ”のルイズ!!」

 

…人をバカにするのはちょっとムカつくな

いいだろう。飛んでやるよ

 

「ルイズちゃん…だっけ?ほら行こうよ」

「ちゃんはいらないわ…分かってるわよ」

「あれ?飛んでいかないの?」

「飛べないのよ!私は!!」

「ふ~ん…」

 

ひょいっ

 

「!な、何を///」

 

俺はルイズをお姫様抱っこで抱えた

 

「じゃあ行こうか『フライ』!」

 

 

 

「え?あなた…」

 

ルイズがびっくりしてるけど、まあ後で説明すればいいかな

 

「な!?」

「嘘でしょ?!」

 

先に行った奴らを追い抜いたとき、びっくりした声が聞こえた

 

 

これからこの世界で生きていくのか

とりあえず俺のまわりの人たちは護ってみせるさ!!

誤字脱字などのご指摘、感想お待ちしております


 
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