やあ、名前が変わった波風ハヤテだ
あの後、鏡の中を進んでたら突然
ドッッッカァァァアアァアァアン!!!!
とデイダラさんの爆遁に匹敵する爆発が起こった
すごい爆発だな。これだけでもすごい魔法だろうに
そんなことを思いながら土煙がはれるのを待つ
「なんだ?土煙の中に何かいるぞ?」
「ゼロのルイズが成功したの!?」
ん、そろそろはれるかな?
「よ、傭兵!?ゼロのルイズは傭兵を召喚したのか?!」
「意外ね。ルイズが召喚出来るとは思わなかったわ」
う~ん俺じゃなくてもサイト君だったんだし、それは違うような気がする
「はぅ///」
「どうしたの?」
なんか、ルイズが顔を赤くしてるんだけど
「ハッ!あ、あなたが私の使い魔なのね!」
「え~と、そうなるのかな?」
「ミス・ヴァリエール!離れてください!!」
そんな声とともに、横のほうから殺気が飛んできた
そっちのほうを見てみると…コルベール先生か
「な、なんでですか!?」
「いいから早く!!」
あ~、多分俺の持ってる魔力が原因かな?
おそらくだけど、学院長も上回ってるだろうし
「嫌です!やっと召喚に成功したんです!それにいきなり杖を向けるなんて失礼じゃないですか!?」
「…分かりました。では失礼ですがミスタ…」
「俺の名前なら、波風ハヤテです」
「ではミスタ・ナミカゼ。ここはトリステインにあるトリステイン魔法学院です。私はここの教師であるジャン・コルベールです。あなたは二年生の進級試験である『春の使い魔召喚の儀式』に使い魔として呼び出されました。こちらの生徒があなたをよび出した者です」
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールです」
「ここまではよろしいですか?」
「はい。大体分かりました。要は、俺が使い魔にならないと、その人が留年してしまうんですね?」
「はい、そのとおりです」
「いいでしょう。使い魔になりますよ。こんなに可愛い子のそばにいられるのは嬉しいですしね」
「ほ、本当ですか!?」
「か、かわいい///」プシュー
また顔を赤くしてるんだけど…ホントになんでだろ?
「では、ミス・ヴァリエール。コントラクト・サーヴァントを」
「あ、分かりました。『我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ』!」
チュッ
そういえば前世含めてキスされるのは初めてだな
ん?なんか左手どころか右手と額、それに胸もすこし熱いんだけど…
「あの、なんか熱いんですが」
「我慢して頂戴。使い魔のルーンが刻まれてるから」
「使い魔のルーンって、何箇所も刻まれるんですか?」
「?普通は一箇所よ。それがどうかしたの?」
「いや四箇所ほど熱い部分があるんですが…」
「えっ!?」
シュゥゥゥ…
「ふむ、珍しいルーン…というか多いですね!?スケッチさせてもらっていいですか!!?」
「え、ええ。いいですよ」
額や両手はともかく、胸は脱がないとどうしようもないからな…
「「「「キャッ///」」」」
あ゛…そういえば女子生徒もいたんだっけ(汗)
「さて…それでは今日はこれで終わりです。塔に戻りましょう」
フライか…コピーしておくか
写輪眼!
よし。コピーできたかな
「お前は歩いて来いよ。“ゼロ”のルイズ!」
「フライもつかえないんだもんな!流石“ゼロ”のルイズ!!」
…人をバカにするのはちょっとムカつくな
いいだろう。飛んでやるよ
「ルイズちゃん…だっけ?ほら行こうよ」
「ちゃんはいらないわ…分かってるわよ」
「あれ?飛んでいかないの?」
「飛べないのよ!私は!!」
「ふ~ん…」
ひょいっ
「!な、何を///」
俺はルイズをお姫様抱っこで抱えた
「じゃあ行こうか『フライ』!」
「え?あなた…」
ルイズがびっくりしてるけど、まあ後で説明すればいいかな
「な!?」
「嘘でしょ?!」
先に行った奴らを追い抜いたとき、びっくりした声が聞こえた
これからこの世界で生きていくのか
とりあえず俺のまわりの人たちは護ってみせるさ!!
誤字脱字などのご指摘、感想お待ちしております
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第一話です