No.446728

IS-D インフィニット・ストラトス-デジタライズ

そういえば一夏達が中学どうしてたか決めてなかったからここで言う

基本的に原作と相違はありませんが

弾は一夏の家に止まることが多かったです

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2012-07-05 21:07:56 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2131   閲覧ユーザー数:2051

第3話

 

Side 太一

 

 3限の授業の結果、俺達は来週ISを使って戦うことになったようだ

 

 ほとんど興味がなかったから8割聞き流していたがな

 

「で、どんな感じに戦うんだ?バトルロイヤルにしろ、俺らの中で戦って一番決めるにしろ、アリーナ1つ2つ崩壊する可能性が高いが」

 

「「お前は少しは手加減というものを覚えろ!!」」

 

 俺は昼食後の授業も殆ど寝てて、起きたら弾と一夏に肩に担がれて移動している。縛られたりはしていないが、窮屈だ

 

「で、今はどこに向かってるんだ?」

 

「楯無さんが呼んでるってのほほんさんに言われたから、生徒会室に向かってる」

 

「呼ばれたのは?」

 

「俺達」

 

「おk,把握。おろせ、自分で歩くから」

 

 下ろしてもらい、3人で連れ立って歩く

 

「簪たちはどうしたんだ?」

 

「もう先に言ってる。俺達はお前のせいで遅れた」

 

「それは済まない」

 

 そうしているうちに無事につく

 

「失礼します」

 

「失礼するのならかえっていいわよ」

 

「分かりました。失礼します」

 

 そう言って俺はきびすを返して教室に戻る

 

「あれ?本気で戻っちゃった?」

 

「お姉ちゃん、そういうの太一に通じないって言ったじゃない」

 

「あはは…かんちゃん、呼んできてくれる?」

 

「しょうがないね」

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

「で、俺達を呼んだ用はなんだ?」

 

「あなた達、イギリス、中国、ドイツの代表候補生と戦うことになったそうじゃない」

 

「ああ…まさか…」

 

「その方法、私が提案しようと思って♡」

 

「織斑先生が考えているみたいなんですけど…」

 

「はっきり言って1人でも危ないのよ、それが3箇所で暴れられたらはっきり言って各国にISの応援を呼ばないといけないわ」

 

「じゃあ何?」

 

「そこのところは任せておきなさい。私が織斑先生を説き伏せてクラス代表に相応しい人を戦って見つけ出す形にするから」

 

「でもこれだじゃないですよね?」

 

「そう、もうひとつは…みんなに生徒会に入って欲しいのよ」

 

「…役職足りなく無いですか?」

 

「そんなのは決まってるわ。今後、男子の操縦者が増える可能性があるのは間違いないのよ、私達が持ってる新型にしろ、これまでのにしろね」

 

「…確かに私達が使っている方で出てくる可能性が高いのは間違ってないですけど、これまでのは…低いんじゃないですか?」

 

「でも0じゃないのよ、箒ちゃん。だからその前に対策を立てておくだけ。で、生徒会の任命権限は私にあるから」

 

「副会長を2人、書記を3人、会計を2人、庶務を1人ずつという形ですか?」

 

「だいたいそんな感じよ、シャルちゃん。男子の方の副会長は…」

 

「一夏がいいんじゃないか?この中では一番有名だし」

 

「”苗字”がな」

 

「でも分かりやすいっていうのは重要。いいと思う」

 

「じゃ、もう1人の副会長は箒ちゃ「簪お嬢様がいいと思います」んね」

 

「「私!?」」

 

「いや、どっちだよ」

 

「楯無さんを抑えるという意味では簪、一夏と同じ意味なら箒だな」

 

「なら、私は辞退したいな…抑えないと余計な手間ができそうだ」

 

「じゃ、かんちゃんね」

 

「書記は…本音とシャルと…」

 

「箒ちゃんね」

 

「会計は?」

 

「虚ちゃんと弾君、庶務は太一君よ」

 

「妥当じゃないですかね?」

 

「それならまぁ被害もないでしょう」

 

「まぁ今日はそんなところよ。明日からは活動も手伝ってもらうわ。後、明日の朝にはこうなったことを発表するから」

 

「それなら問題も少ない…のですかね?」

 

「3組の男子が暴れるんじゃないか?」

 

「問題無いだろう…そもそもこうして身内で固めれば不正とかも起きにくい」

 

「それに俺達は自分本位なことをしないしな…楯無さんは別だが」

 

「ひどーい!!」

 

「否定したらお姉ちゃんじゃなくなるよ」

 

「かんちゃんそれどういう意味!?」

 

「冗談」

 

「心臓に悪いわ…」

 

「あながち間違ってるとは思えませんが」

 

「「「「「うんうん」」」」」

 

「みんながいじめる-!!」

 

 普段から俺達を振り回すことが多い楯無さんをひとしきりからかって解散し、教室に俺たち6人は先に戻った。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 教室に戻ると山田先生が書類を持って俺らの席の近くで右往左往していた

 

「山田先生、そんなところでそんな風にしてると変な噂が立ちますよ」

 

「ああ、織斑君、五反田君、才羽君、寮の部屋が決まったので連絡に「「くっそォォォォ!!」」ど、どうしたんですか、急に!!」

 

「ああ、俺ら最初は自宅から通学って話だったけど、俺は強制的に寮に入れられるっていうふうに言ったらこいつらはならないって言いはりましてね、なら賭けようという話になったんです。今週から1週間の昼食を」

 

「そ、そうですか…」

 

「ちなみに部屋割りはどうなってるんですか?」

 

「あ、えと、急なものでしたから女子と同室「「コンチクショォォォォ!!」」ヒィッ!!」

 

「今のも賭けの結果です。これで俺は2週間、ただで昼飯ゲット」

 

「そこも賭けてたんですか…誰が誰と同室かは賭けてませんよね?」

 

「そこはさすがに…対象が多すぎますから。多少、俺らがすごしやすいようにはしてくださるでしょうが、一夏だと織斑先生と同室になると、『弟だから贔屓してる』なんて噂が立ちかねませんし」

 

「そうですね。あ、部屋は3人とも近いですよ、織斑君が1025室、五反田君が1027室、才羽君が1030室です」

 

「そういえば生活用品はどうなってるんです?一応、こうなった時のために俺はすでに荷造りしてありますけど、取ってこないと…」

 

「そちらの方はこちらですでに手配してあります。大丈夫です、勝手に皆さんの家のものをいじったりしないような方たちに頼んでますから」

 

「…わかりました。ただ俺は先生は信用しますけど、その人達は信用しませんので、足りないものを取りに帰るついでに本当に荒らされてないか確認しますが、いいですか?」

 

「それは一応構わないと思いますよ」

 

「わかりました」

 

「では時間を見て部屋に行ってくださいね、夕食は6時から9時、朝食は6時から7時半の間に寮の食堂でとってくださいね。そこは3学年合同で使うので学食並の広さがあります。それとトイレは部屋に備え付けのものがありますので。後、大浴場もあるのですが…暫くの間は使えません」

 

「なんでですか!?」

 

「シャルロット達に聞いてこれも賭けの対象にしておくべきだったな」

 

「ああ、俺も1週間昼食ただにできたのに…」

 

「織斑君…もしかして変態さんですか?」

 

「違います!!」

 

「ここは基本女子オンリーだぞ。んなところに急に入学してきた男子、入りたいという気持ちはわかるけど、そういうのはしばらく無理だっていうのもわかれ」

 

「…そういえばそうだな」

 

「はい。ですので暫くの間は部屋に備え付けのシャワーで我慢してください」

 

「「「はーい」」」

 

「でも先生、男子は全員で4人です。ならその4人で部屋割りをすればよかったのではないですか?」

 

「こちらの最初はそう考えたのですが…上から圧力があって…」

 

 おそらく俺らのISのデータ、はたまた俺達の遺伝子データが目的なんだろうな…正確に言えば男子のだろうが…

 

「そうですか、分かりました」

 

「後、部屋は2人部屋ですよね?相方は誰になるんすか?」

 

「先程の件とも関係あるのですが…やはりすごしやすい相手がいいと思いまして、織斑君は篠ノ之さん、五反田君は更識さん、才羽君はデュノアさんです」

 

 シャルロットがすごいうれしそうな顔をして簪がすごい落ち込んでる…弾もすごい微妙な顔してるし

 

「こんなところですね」

 

「後先生、アリーナとかって施設はいつから使えるんですか?」

 

「え~と、運動用の施設は朝の5時頃から、授業中を除いて、基本11時ぐらいまでは使えますよ」

 

「わかりました、ありがとうございます」

 

「いえいえ、これからもわからないことがあったらバシバシ聞いてくださいね、なんたって私は先生ですから」

 

「はい、それでは失礼します」

 

「はい、気をつけて帰って下さいね」

 

 そうして俺達は山田先生と別れて寮に向かった

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 夕食後、俺はシャルロットと一緒に部屋に戻り、今後のことについて話し合った

 

「まずは時間割だな、シャワーとかの」

 

「僕は大浴場が使えるから、基本太一優先でいいよ」

 

「そうか?ならそうさせてもらおうかな…あ、先に使いたい時は連絡してくれよ。間違えて入っちまうかもしれないし」

 

「(ぼそっと)太一なら僕は全然構わないんだけどな…」

 

 なんか言ったけど無視したほうがよさそう…主に俺の胃のために

 

「他に必要なことって何かあるかな?」

 

「特にないんじゃないかな?」

 

「そうだな。まぁ他に必要だと思ったらその都度相談し合うか」

 

「うん」

 

「後は…特にないな」

 

「そうだね…ねぇ、太一」

 

「ん?」

 

「これから…どうなるのかな?」

 

「わからないさ…ただ、もしかすると…来週の代表決定戦の時、何かが起きるような気がする」

 

「何かって…もしかして、デジモンが出てくるとか?」

 

「それはないとは言い切れないな。100%の力を発揮できないとはいえ、こいつらはリアライズ出来る。100%の力を出すにはISを介して俺達と一体にならないといけないが」

 

「そうだね…何が起こるかわからないから、最悪の事態を想定して動いたほうがいいよね」

 

「ああ。でも、それを起こさせないために俺達はいるんだ。がんばろうぜ」

 

「うん!!」

 

「明日も早いし、もう寝るか…おやすみ、シャル」

 

「おやすみ、太一」

 

 明かりを消し、ベッドに横になる俺達…今夜はぐっすり寝れそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原作からの変更点

・寮の食堂関係

・部屋の設備

 

三人いるし、はっきり言ってこうしたほうが絡ませやすいんですよね

 

後にじファンの時には描いてたおまけはこっちではばっさりカットします


 
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