No.446481

第15話 学校に入学……………もうやだ、帰りたいその5

しのむんさん

移すのが疲れます

2012-07-05 16:33:01 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2515   閲覧ユーザー数:2451

前回のあらすじ

お昼になった→アリサとすずかの喧嘩をなくす→……あれ?これって微妙に原作崩壊してね?→屋上でお昼ご飯→なんだかんだで自己紹介に突入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介かぁ、めんどくさいな。

 

「それじゃあ、まずは私からね…。………私はアリサ・バニングス、まあ呼び方は何でもいいわ。みんなよろしく」

 

「「よろしく(ね)(なの)」」

 

「よろしくね!バーニングさん」

 

「なんでバーニングなのよ!?」

 

「だって呼び方、何でもいいって言ったじゃないか…」

 

「うっ………だけど嫌なものはいやなの!アリサかせめてバニングスって言ってよ!」

 

「だが断る!」

 

うん、一度は言ってみたかったんだよね、この言葉。

 

「何でよ!!」

 

そう言って殴りかかってくるアリサ。そしてそれを避ける僕。

 

「何で避けるのよ!当たりなさいよ!!」

 

「痛いのは嫌いなんだよ。……そして当たれって言って当たる人なんていないと思うんだけどなぁ」

 

殴りながら言ってくるアリサ。それを避けながらしゃべる僕。……………思ったんだけど何この光景。とってもシュールだね。

そしてしばらくそれがループした。なのはたちが止めに入らなかったらアリサの体力が切れるまでずっと続いていただろう。

 

「はぁ…はぁ…………もういいわ。……………それよりも次に行きましょう」

 

「それもそうだね…。私は高町なのは、なのはって呼んでくれるとうれしいかな」

 

「「よろしく(ね)、なのは(ちゃん)」」

 

「分かったよ、魔お……………なのは」

 

「ちょっと待って…………今、葵君…私の事魔王って言いかけなかった…?て言うか言いかけたよね!?」

 

「気のせいだと思うよ?と言うか次行こう、次」

 

「何か納得いかないの……」

 

そんな事を言うなのは。……次からは気をつけなくちゃ。

 

「次はすずかだね」

 

「うん。…私の名前は月村すずかって言います。よろしくお願いします」

 

「「よろしく(なの)、すずか(ちゃん)」」

 

「よろしく、すずかちゃん」

 

「「何で私たちのときは変な呼び方だったのにすずか(ちゃん)の時だけ普通なの(よ)!?」」

 

「そんなの、すずかだからだよ。……………それよりも次は僕だね」

 

…さて、どんな風に言おうかな?せっかくだし面白くしたいなぁ……。

 

「僕の名前は如月葵。将来の夢はお金持ちになってニート生活を送ることです。これからよろしくね」

 

僕がそう言うとみんながポカーン(゜д゜;)←(こんな顔)とした顔をしている………自己紹介が変だったかな?

 

「ねぇ…将来の夢が……何だって?」

 

聞こえなかったのかなぁ?

 

「もう一度言うけど、僕の夢はお金持ちになってニート生活を送ること「はぁ!!?」…だ…よ………なに?」

「あんた馬鹿じゃないの!?そんなのなれるわけ無いじゃない!!」

 

いや~もう今の時点でニート生活を送ることは可能なんだけどなぁ………………だってほら、仕事って面倒くさいし疲れるじゃん?だから働かずにダラダラと過ごしたいんだけどなぁ………。

 

「夢は人それぞれ違うんだから別にいいじゃないか……」

 

「あんたってやつは……」

 

何か諦めたらしく、それ以上は何も言わなかった。

 

「思ったんだけどアリサちゃん、葵君を見てどう思った?」

 

「えっ?……きれいな男の子?」

 

「驚かないんだね、アリサちゃんは」

 

「だって、葵以外にもそう言う人、見たことあるから」

 

「へぇ~、そうなんだ。……………ところでその人の名前は……?」

 

……まさか、僕が大人になった時の名前じゃないよな…。

 

「……会ったのが3年前で名前は確か……桜さん」

 

「ブフォッッ!!」

 

びっくりして口に含んでいた飲み物が吹き出た。

 

「ど、どうしたのよ!?」

 

「き、気にしないで。むせただけだから……」

 

まさか3年も経ったのにまだ覚えているなんて…………まさか約束まで覚えてるとかはないよな?

 

「それで、そのときにまた会う約束を交わしたんだけど、まだ会えてないのよ」

 

覚えてた~~~~~。

これってやっぱ会わないとだめなのかな……鬱(うつ)だ

 

「へぇ~………でもきっとまた会えるよ」

 

「そうだといいんだけどね……」

 

やめて!!そんな悲しそうにしないで!!僕の心にダメージが!

 

「もうこの話は終わり!さっさとお弁当食べるわよ!」

 

「それもそうだね、早く食べよう」

 

そう言って僕たちはお弁当を食べた。昼休みが終わった後、すぐに下校になった。

…………さて、あの3人に見つからずに帰らなければ。

 

そう思い、遠回りをして校門まで歩いてく。

しかしそこで気を抜いたのがまずかった。僕が校門を通り抜けようとしたところで、なんか金持ちの周りにしかいないような、黒服の集団に囲まれた。

 

何!?何なのこの人達!?僕何かしたっけ!?

 

そう思っていると目の前にあった一目で高級車だと分かる車のドアが開き、その中から出てきたのは……………………………………………………アリサだった。

 

「そいつを車の中に入れなさい」

 

「かしこまりました、お嬢様」

 

なんかどっかの金持ちがやるような会話を聞きつつ、僕は車の中に入れられた。

……………………………………………………そう言えばアリサってお金持ちだったなぁ。

 

 

 

 

 

 

………………………これからどうなるんだろう、僕。


 
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