No.446080

ハイスクールD×D 喧嘩番長の新たな喧嘩 第01話

白の牙さん

第01話 物語の始まり

2012-07-04 23:47:48 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:14002   閲覧ユーザー数:13286

 

 

 

 

 『てめえには決してわかりやしねえ』

 

 大は今懐かしい夢を見ている

 

 『確かに俺たちは喧嘩もするし憎しみあったりもする、お前から見たら間違った進化をしてるのかもしれねえ・・・だがな!!』

 

 『人の想いは・・俺たちデジモンを強くする』

 

 『デジモンは俺たちに夢と勇気を与えてくれる』

 

 『『俺たちは、もっともっと進化できるんだ!!』』

 

 そこで、夢は終わった

 

 

 

 「・・・・久しぶりに見たなあの夢・・・・懐かしいぜ」

 

 彼の名前は大門大、駒王学園に通う高校2年だ。大は前世の記憶・・・まえ生きた人生の記憶を持っていた。身体能力は生前のままでデジソウルの力もそのままだった。だが、一番の変化は

 

 『おはよう、兄貴』

 

 大の右手の甲が赤く光、話しかけてきた

 

 「おう、アグモン。今日は懐かしい夢を見たぜ」

 

 大の最高の相棒、アグモンが大と一体となっていたことだ

 

 『奇遇だな俺もだぜ』

 

 「さて、とっとと起きるか」

 

 大はベッドから起き上がろうとしたが、動けないでいた

 

 「・・・・・もしかして」

 

 心当たりがあるのか、大は布団をめくると

 

 「すぅ~、すぅ~」

 

 猫耳をはやした女性が大の腕に引っ付いて寝ていた。しかもブラとパンツだけで

 

 「はぁ~、又なのか」

 

 大は大きく溜息をついた。大の隣で寝ているのは元SS級はぐれ悪魔黒歌。数年前に道端で倒れている猫状態の彼女を大が見つけ、家で手当てをした。っで、その翌日、元の姿で大のベッドで寝ていた。その時、悪魔、堕天使、天使のことを大に教えた。その時の大の言葉は、

 

 「そんな奴らがいるのかよ。くぅ~戦いてー!!」

 

 である。そして、そのまま大の家に住みつき、大のOOを奪った。大曰く、『俺が反応できなかっただと!?』

 

 「おい、黒歌!起きろ!朝だぞ」

 

 大は黒歌の体をゆすり、目を覚まさせた

 

 「うにゃ~、おはよう大」

 

 黒歌は目をしょぼしょぼさせながら起き上った

 

 「ったく、服を着て寝ろっていつも言ってんだろうが」

 

 大がそういうと

 

 「めんどくさいからやにゃ♪」

 

 黒歌は笑って言った

 

 「あー頭痛くなってきた」

 

 大は頭を押さえた

 

 「それじゃあ、今日は学校やすんで私と一緒にいるかにゃ?たっぷりサービスしてあげるにゃ♪」

 

 「休む訳ねえだろう!!」

 

 大は大声で言ってしまった

 

 『(小百合、兄貴の女難は相変わらずだぜ)』

 

 アグモンは今は亡き大の母、大門小百合に向けてメッセージを送った

 

 「じゃあ、黒歌。おとなしくしてろよ、それと、家から出るときは、猫耳隠せよ」

 

 大は黒歌にそういうと、学校に向かった。向かう途中、多くの不良に喧嘩を挑まれたが、左腕だけで、全滅させた

 

 「うぃーす」

 

 大が教室に入ると

 

 「あ、大門君おはよー」

 

 「おはよー、大門君」

 

 クラスの女子が声をかけた

 

 「よぅ」

 

 返事を返し、席に座ろうとしたとき

 

 「「死ねーー」」

 

 二人の男子が大に攻撃してきたが

 

 「ふん!」

 

 「「ぎゃああああっ!!」」

 

 腕を振るとその二人は廊下吹き飛んだ

 

 「ったく、懲りねえ奴らだ」

 

 大がそういうと

 

 「なぁ、大」

 

 大の幼馴染、一誠が声をかけてきた

 

 「よう、イッセー。どうした?」

 

 「お前、夕麻ちゃんのこと覚えてるか?」

 

 「夕麻ちゃん?」

 

 「前に紹介しただろう、俺の彼女だって!!」

 

 イッセーがそういうと

 

 「・・・・そういえば、そんなことあったな。っで、その子がどうかしたのか?」

 

 「・・・いや、なんでもない」

 

 そういい、イッセーは自分の席に座った

 

 「なんだってんだ?」

 

 大が不思議がってると

 

 『兄貴、あいつから強い力を感じるぜ』

 

 アグモンはイッセーから何かを感じ取った

 

 『この感じ・・・・ああ、あの時ボコした奴のひとりか』

 

 アグモンが何かを納得していた

 

 「(俺にも解るようにおしえてくれねえか?)」

 

 『(おうよ、兄貴の中に入る前に、俺はある場所にいたんだ。魔王たちが言ってただろう?戦争をしていた時に、赤と白の龍が現れて、戦いを邪魔したって?)』

 

 「(・・・・そういえばそんなこと言ってたな)」

 

 『(っで、俺はその二匹と戦って、ボコボコにしたんだ。その片割れが、あいつの中にいるんだ)』

 

 アグモンがそういうと

 

 「(じゃあ、イッセーが殺されたのも、それが理由ってわけか)」

 

 『(たぶんな。まぁ、あいつはその力に気づいてねえみたいだけど)』

 

 そして、授業が始まり・・・・・あっという間に終わった。その間、大は眠っていた

 

 

 そして、その日の放課後、イッセーはエロ二人組と家でOO鑑賞会を行うため急いで帰り、大はいつも通り、他校の不良と喧嘩をしていた

 

 「ふぅ~、今日は随分といっぱいいたな~」

 

 他校の生徒との喧嘩を終え、家に向かっていると

 

 「ま、大~~」

 

 遠くからイッセーが走ってきた

 

 「イッセー、どうした?」

 

 大が振り向くと、黒い羽根を生やした男がイッセーを殺そうとしていた

 

 「(アグモン!!)」

 

 『(おうよ!!)』

 

 大はすぐさま神器となったアグモンを発動し、イッセーに向かって投げられた槍を掴みとった

 

 「どこの誰だか知れねえが、この町を荒らす奴はこの喧嘩番長大門大様が許さねえぜ!!」

 

 そして、槍を握り潰し、粉々にした

 

 「神器使いか、ちょうどいい、貴様もここで死ぬがいい」

 

 帽子をかぶった男が槍を形成しようとした瞬間

 

 「っ!?」

 

 いつの間にか、大が目の前まで来ていた。男は急いで逃げようとしたが

 

 「おせぇっ!!」

 

 それより早く、大の拳が男に当たり、男は地面にたたきつけられた

 

 「がはっ!!」

 

 「なんだ、もう終わりかよ。拍子抜けだぜ」

 

 大は地面に倒れ、気絶している男を見てそう言った

 

 「イッセー、無事か・・・って、気絶してやがる」

 

 大がイッセーのほうを見ると、イッセーは気を失っていた

 

 「はぁ、生まれ変わってそうそう命を狙われるなんて、不幸な奴だぜ」

 

 大はイッセーを肩に担ぎ、家に向かった

 

 

 「強いとはわかっていたけど、無茶苦茶すぎるわ」

 

 遠くで大の戦いを見ていたリアスは驚いた

 

 「あらあら、下級とはいえ一撃で倒すなんて」

 

 リアスの隣にいた姫島朱乃も表情には出さないが非常に驚いていた

 

 「明日にでも話をする必要がありそうね」

 

 リアスはそういい、大を絶対に眷属に加えようと強く思った

 


 
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