No.432774

そらのおとしものでバレーボールをしてみた

BLACKさん

今回はタイトル通りのことです。
また作者の分身となるオリジナルキャラ(秋山総司郎)も出てくることをご了承ください。

2012-06-04 22:24:17 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:960   閲覧ユーザー数:943

 

 

「突然だが、バレーボールしようぜ」

 

秋山がそんなことを言い出す。

 

「バレーボール?」

「何でですか?」

「いや、気分的にな。まあミニバレーは2対2だけど、ちょうど9人いるから3対3で出来る」

「あれ、秋山さんは?」

 

秋山の中の9人と言うのは智樹、イカロス、そはら、守形、美香子、ニンフ、アストレア、カオス、日和である。

 

「俺はやらん。俺はその気になれば1人で出来る」

「1人で出来るって…」

「よく高速移動してるだろ。そうすればいいんだ。それに俺……」

 

秋山は突然分身し始める。

 

「分身出来るぞ」

「すごい……」

「何人まで出来るの?」

「やったことない。分身はやると戦いがつまらんから基本的にやらん」

 

秋山は元の1人になる。

 

「とまあそれにどう考えても俺一人の力でも十分だから俺は参加しない。

審判辺りでもするさ。そんでもってチーム分けなんだが……」

 

秋山がくじ引きを出す。

 

「ここに6つある。それぞれA,B,Cと書いてる」

「なんで6つ?」

「明らかに力の強い奴がいるからな。そいつは先にチームを決めて、そこからきちんと分けることにした。

Aにイカロス、Bにニンフ、Cにカオスと決めてる」

「まあ妥当ね」

「なんで私じゃなくてカオスなの?」

 

アストレアが質問した。

 

「バカだから」

「ひどい!」

 

秋山がさらりと言う。

 

「さあ、とりあえずくじだ」

 

そうしてくじを引く一同。

 

「Aか」

「私、Bです」

 

そして組み分けが決まった。

イカロスチームのAには智樹と守形、ニンフチームのBはそはらとアストレア、カオスチームのCは美香子と日和となった。

 

「なんだが、すごく……」

「バランスいいな」

 

そはらの言いたいことは秋山も同じだった。

 

「トーナメントだと奇数だから絶対あいちまうから、総当たり戦にするか」

 

そして総当たり戦になり、最初はイカロスチームとカオスチームの対戦だった。

 

 

「いくぞ」

 

守形のサーブから始まる。

ボールはカオスチームコートに行き、受けたのは日和。

 

「会長!」

「カオスちゃん」

 

美香子がトスする。

 

「アタック!」

 

カオスのアタックボールがイカロスに向かって飛んでくる。

 

「!!」

 

イカロスはそのボールを受け止め、レシーブする。

 

「よし、先輩!」

 

智樹がトス。

 

「はあっ!!」

 

守形のアタック。それを美香子が止める。

 

「えい」

 

カオスがトス。

 

「いくわよ!」

 

美香子がアタックと見せかけ、なんと日和がアタック。

フェイントアタックにより、イカロスチームはポイントを許してしまう。

 

「やるな…」

「まだまだいくわよ~」

 

それから超人バレーが続いたのは言うまでもない。

そしてその戦いはイカロスチームの勝利だった。

勝因としてはカオスの身長の低さと日和の非力さ。

 

「危なかった……」

「じゃあ少し休憩してから、ニンフチーム対カオスチームでいこう」

 

それから数十分後、ニンフチームとカオスチームの対決になる。

 

「アストレアさん!」

「はーーーい!!」

 

アストレアがジャンプし、アタックを仕掛けようとするが……。

 

「あれ?」

 

アストレアのアタックは見事に外れる。

 

「何やってるのよ! デルタ!!」

 

ニンフがそれを見越していたので何とかボールを拾って、カオスチームのコートに入れる。

 

「えい!」

 

カオスはそれを先回りし、アタックして、点を入れる。

 

「やった♪」

「まだよ! まだ次があるわ!」

 

そしてサーブは美香子。

 

「行くわよ~」

 

美香子のサーブは文字通り殺人サーブ。

凶悪なスピードと威力を持ったボールはそはらの方に向かっていった。

 

「そはらさん、危ない!」

 

アストレアがそはらを庇おうとして、殺人サーブの直撃を受けた。

 

「がくっ」

 

アストレアは一時機能停止に陥った。

 

「一時機能停止のため、試合不可能とみなし、カオスチームの勝利」

「やったあ♪」

「そんなことよりアストレアさん大丈夫ですか?」

 

アストレアを心配する日和。

 

「まあいつものことだろ」

「いつも!?」

 

数十分後、アストレアは再起動し、イカロスチームとニンフチームの試合が始まった。

 

「皆、狙いは分かってるわよね?」

 

ニンフが小声でそはらとアストレアに作戦を伝える。

 

「狙いは智樹」

「ちょっと卑怯かもしれないけど、一番の穴だよね?」

「ええ、アルファーや守形もそこを狙われると思ってトモキを守るかもしれないけど、それが狙いよ」

 

ニンフの狙い、それは……。

 

「ええい!!」

 

そはらのアタックが智樹に当たりそうになった時。

 

「マスター、危ない!」

 

イカロスがそれを阻止し、ボールは上がる。

 

「そこだ!」

 

守形がその隙をついてアタックをアタックで返す。

 

「えい!」

「そこっ!」

 

そはらが何とかボールをレシーブで受け止め、お返しとばかりにニンフが隙が出来ている場所にボールを入れた。

 

「やった!」

「くそ、本当の狙いはそこか」

 

智樹を守ろうとすれば必ず隙が出来る部分がある。

とは言っても智樹を守らなければ智樹ごとボールを入れられて点になってしまう。

つまりある意味、詰んでいたのだ。

智樹は迷惑をかけないようにしようにもエンジェロイド二人になかなかのパワーのあるそはらが相手では分が悪かった。

そのため試合はニンフチームの勝利で終わった。

 

「これでお互い1勝1敗だな。

まあ、そうなるようなチームの組み合わせにはしたんだけどな」

「それでなんでまたバレーをしようって言ったのよ?」

「最初に言ったろ、気分的なものだ」

 

 

 

 

 

 

終わり

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

作者「投稿だ」

智樹「いつも以上に雑じゃね?」

作者「俺もそう思う」

智樹「だったら書き直せよ」

作者「これ以上ネタが思いつかなかった。

と言うか最近は全然ネタができない」

智樹「? どういうことだよ」

作者「『そらおと』関係のネタが思いつかないんだ。一応ストックは2,3残してるけどな。

ただそれ以上のネタが今は思いつかないんだ。暑くなってきて集中力が切れやすいのものあるが、それ以上にネタを出し尽くした感があって、思いつかないんだ」

智樹「あれだけ書けばな~……」

作者「だから俺は連載しようとしているものとかをきちんと書くまでは投稿を本当に控えようと思っている」

智樹「おいおい、投稿自体止めるのかよ」

作者「別に失踪はしないさ。毎日のようにここには巡回してくるさ。ただ投稿しないだけだ。

第3期でも放送してくれればそこからまたネタが思いつく可能性があるんだけどな……。

投稿しようと思って出来なかった1発ネタならあるけどな」

智樹「どんなんだ?」

作者「『カードファイト!! ヴァンガード』と言うアニメで智樹、お前のアニメで声してる人と『これはゾンビですか?』の主人公の声してる人が出てきたんだが、ゲストキャラだったんだよな。声優の無駄遣いって言われてるよ。まあ1話ずれてたけど…。そんでもってお前の方は主人公チームに勝ったんだが、歩の方は負けたんだよな。そのことを責められてお前とその歩がバトルする話を書こうと思ったんだが、思いのほかネタが思いつかなくなったからやめた」

智樹「一体どんな勝負させる気だったんだよ?」

作者「『ヴァンガード』だ。カードしてない人には優しくないからやめた、いちいち能力説明なんてめんどくさすぎる。

とにかくしばらくは投稿は控えるということだ。

それでは、みなさん、また会いましょう!!」


 
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