「狙い撃つぜ!」
ロックオンはそう言うとターゲットのモンスターを狙撃した。
「俺はよそ見をするなって行ったぜ…気を付けろよ?刹那」
「ああ、すまない。それとちょうど今ので最期だ」
そう言う二人を彼女達三人は関心したような言い様で話をしていた。
「刹那君の格闘能力も凄いけど…」
「ロックオンの射撃能力も伊達じゃなわね…」
「私達ほとんど何もしていないですぅ…」
「そんな事ねぇよ。アイエフは良いフットワークで敵を誘き寄せてくれているし、コンパは良いタイミングで回復させてくれている」
「それにネプギアは俺と一緒に切り込みをしてくれている。そのおかげで手数が減らせて楽だ」
最も刹那はイノベイターなので体力の消耗等はしていない同然なのだが。
「そう言ってくれると嬉しいわ」
「私ももっともっとアシスト頑張るです!」
「ありがとう!刹那君!」
「話はこれくらいにして帰ろう」
「そうだな、そろそろ腹も減った頃だしな」
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「いーすんさんただいま~♪」
「おかえりなさい、みなさん」
ネプギアが元気よくただいまを言うとイストワールは凛とした声でおかえりを言った。
「ずいぶんと小さい女の子だなぁ…」
ロックオンはイストワールを見て間抜けた声を出していた。
「あ、そういえばロックオンさんといーすんさんはまだ接点ありませんでしたよね?」
「はい、ですがあなたのことはしっています。わたしは「司書」イストワールです」
「!?…何で俺の事知っていたんだ?それに「司書」って…」
「わたしはこのせかいのすべてをしっているということです」
イストワールの「この世界の全てを知っている」と言う言葉に刹那とロックオンは引っ掛かった。そして刹那が口を開いた。
「イストワール、出来ればで良い。俺とロックオン、そしてお前との三人で話をしたい」
「ちょっと待ちなさい。どういう事?」
刹那のいきなり過ぎる発言にアイエフは反応せざる終えなかった。
「詳しい話は後でする積もりだ。先に食事を取ってくれ」
「俺も腹減ったけど気になることがあるんでね…」
「私その話気になります!」
「そうよ!そんな勝手に------」
「アイエフさん。わたしもさんにんではなしをしたいです…ですからさきにおもどりなさっていただけませんでしょうか?」
さすがのアイエフもイストワールには逆らえなかった。
「イストワール様がそうおっしゃるなら…刹那、ロックオン。後でちゃんと説明しなさいよね」
「ああ(おう)…」
アイエフ達三人は先に食事を取りにいった。
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「単刀直入に聞く。俺達の事をどこまで知っている」
「…このせかい、ゲイムギョウ界のニンゲンではなくほかのせかいからきたというところまではしっています」
「なら一つ質問したいんだけど良いか?」
ロックオンにはどうしても気がかりになる点があった。それは単純な質問…
「俺と刹那以外にもゲイムギョウ界の人間じゃない奴はこの世界に居るのか?」
これは刹那も気になっていた疑問点でもあった。
「俺もその事については気になっていた所だ。教えて欲しい」
イストワールはそっと口を開いた。
「わかりました。ですがそのことをわりあてるのに三分はかかりますよ?」
「…問題ない」
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アイエフ達はイストワールに先に戻り、食事を取る事をお願いされたので食事を取っていた。
「…気になるわね」
「はい…」
難しい顔で考え事をしていたネプギアとアイエフにコンパは声をかけた。
「まぁまぁ、二人とも難しいこと考えながらごはん食べると不味くなっちゃうですよ!」
「それもそうね。刹那達に後で教えてもらえばいいわ」
「そうですね!美味しく頂きましょう!」
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「わりあてがかんりょうしました…プラネテューヌにはあなたたちふたり、ラステイションにはひとり、ルウィーには0、リーンボックスにはさんにん、ギョウ界墓場にはひとりです」
「そんなに居るのか…」
「すげぇなおい」
合計5人(刹那達を除いて)は決して少ない数ではなかった。
「ききたいことはこれだけでしょうか?」
「おう!ありがとよ!」
「イストワール。そちらからは聞かないのか?」
「はい。…それともきいてほしいですか?」
「いや…」
「ならききません」(ニコニコ
「ありがとう…最後に頼みたい事がある」
「たのみたいこと…ですか」
「ああ…ネプギア達にはこの事を言わないで欲しい」
「なぜでしょうか?」
「…この生活が壊れてしまうのがとても怖く感じるんだ」
余りにらしく無い発言にロックオンは口を開いてしまった。
「らしくねぇな。どうしたんだよ?」
「そう感じたんだ」
「お前にも怖いものがあったんだな」
「ああ」
「わかりました。このことはナイショにしておきます。それとあしたのあさ、ネプギアさんたちとここにきてください。おはなししたいことがあります」
「了解した」
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刹那とロックオンはネプギア達の所に戻ってきた。
「刹那、ロックオン。それでどんなことを話したのかしら?」
もちろん刹那は「まだ」本当の事を言う積もりはない。
「…俺の無くした記憶のことだ」
「俺だけでは刹那に上手く教えることはできなくてな」
場が沈黙した。
「それで…いーすんさんは何て?」
最初に口を開いたのはネプギアだった。
「割り当てるのに3ヶ月はかかるそうだ」
一同は(ロックオン含め)(゜ロ゜)のような顔をしていた。明らかに無理はあった。だが、彼女達は刹那の言葉を信じた。
「そう…早く記憶が戻ると良いわね」
「ああ…それと明日の朝、イストワールが俺達に話があるようだ」
「分かったわ。今日はもう遅いしもう寝ましょ」
その後一同はお休みの挨拶をしたあと各自部屋に戻り睡眠を取った。
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