「陛下、準備が整いました。」
部下の報告に頷きながら俺は感慨にふけていた頭を振り払った。
「やっとこの時が来たな、俺の願いまであと一歩だ。」
「はい。陛下の大命まであと少し、ですが・・・」
「ああ、そのためには奴と決着を着けねばなるまい。だが止まる訳にはいかない俺の
願いのために。」
来たるべき大戦を前に俺は過去に思いを馳せていた。奴との出会いそしてこの世界に召喚されてからの事を。
_____そう。全ては二年前のあの日に始まった_____
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退屈な日々を過ごしていた、俺ー暁当麻ーは異世界に勇者として
召還されてから俺の運命は劇的に変化した。
シリアス風味なサクセスストーリー