「ロックオン・ストラトス。成層圏の向こうまで狙い撃つ男だ」
「ロックオン…」
「話は後だ、馬鳥が群れで来ている。プラネテューヌに戻るぞ」
「群れ!?それが本当ならヤバいわね…」
「だから戻ろうって言ってるんだよ…それと刹那。後で二人で話がしたい」
「ちょっと待ってください!あなたは刹那君の知り合い何ですか?」
「…俺の心配は必要無い。俺を知っていると言うことは記憶の一部が失われる前に知っていたと言う事だろう。早くプラネテューヌに戻ろう」
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プラネテューヌに戻った刹那とロックオンは二人で話をしていた。
「ロックオン…ロックオン・ストラトスなのか?」
「おう!信じられないならこっちの名前も言おう。ニール・ディランディだ」
「ッ!?どういう事だ?ニール・ディランディは国連軍との対戦で戦死した筈だ」
「簡単に説明しよう。爆発に巻き込まれる直前、白い光りに包まれた。気がついたらこっちにいた…って訳だ。刹那、お前はどうやってこっちに来た?」
「俺は…」
刹那はニールが居なくなった後の話をニールに話た。
刹那が変われなかった彼の変わりイノベイターに革新したこと、来るべき対話…地球外変異金属性体ELSとの対話をし成功させた事に驚いていた。だが、彼は双子の弟ライルの話について一番食いついていた。
「ライルがソレスタルビーイングに入ったのか!?」、「そうか…ライルは…」と。
「そういえば記憶が無いってどういう事だ?」
「ああ、まだよく分からないこの世界で「この世界の人間じゃない」何て言えないだろう?」
「なるほど。俺はこの世界に来て結構経っているから問題無いな」
「そろそろ彼女達の所へ戻ろう」
「ああ。そうだな」
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「時間をかけてすまない。話は終わった」
「ううん。大丈夫だよ…それよりロックオンさんとはどんな関係なの?」
ネプギアは刹那を心配していた。知らない人間と二人でいたとき彼が何か変な事がされていないか心配していたのだ。言い方を変えるとロックオンを疑っていたと言うことになる。
「何だぁ嬢ちゃん…気になるのか?」
「いいえ、刹那君に何か無いか心配で」
「俺を疑ってるってことか?」
「あっ、ごめんなさい。助けてもらったのに…」
「いいの、いいの。いきなり出てきて刹那と二人で話をしたい何て言い出したんだ。疑われるのも無理はねぇよ」
ロックオンはネプギアを笑って許した。そして刹那との関係を話す為に口を開いた。
「刹那は俺の仲間だ」
「ちょっと待って。そう断言できる証拠はあるの?」
「ああ、あるとも」
そう言うとロックオンは淡い緑色の粒子を右掌に出現させそれを掴み粒子を振り払った。するとスナイパーライフルが姿を表した。
もちろんただのスナイパーライフルではなく、GNスナイパーライフル…嘗ての彼の愛機・デュナメスの武器だった。
「どうだい?刹那と同じような事が俺にはできる。これが何よりの証拠だ」(ドヤァ
「すごい…」
「確かに刹那と同じような事ができているわね…」
「そこでだ。俺も行動を共にさせてくれないか?」
「…どういう事?」
「そのままの意味だよ。刹那はお前達と行動を共にしている。そこに俺も入れてくれ」
一同は数秒間沈黙した。その中で一番最初に口を開いたのは刹那だった。
「ロックオンは俺の仲間だ。入れて欲しい」
「…わかったわ。コンパ、ネプギア良いわね?」
「はい。私は良いです」
「良いと思うです」
「そうか、ありがとな!これからよろしく!」
「改めてよろしく頼む。ロックオン・ストラトス」
「よろしくお願いします!」
「よろしく」
「よろしくお願いしますです!」
パーティーに新たなメンバー・ロックオン・ストラトスが入った。
彼はネプギアの部屋に刹那が住んでいる事を刹那と二人で話していたときに聞いていた。
「刹那が君の部屋に住んでいるんだってな。アイツをよろしく頼むぜ」
「はい!所でロックオンさんはどこに住んでいるんですか?」
「俺はプラネテューヌ北側のマンションの狭い一室だ。悪いが刹那は受け取れねぇ」
「大丈夫です。問題ありません」
「アイツは時たまつっ走っちまう事があるから気をつけろよ」
「どういう意味だ」(ムスッ
「別に」(フッ
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その後数日間刹那一行はクエストをこなしていった。
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