エリュー:「エリュー・トロン熾天使、兄トロン少尉と共に無事帰還しました!」
それから数年後。
エリューとお兄ちゃんが地球での任務を終えて、
故郷の惑星グラディウスへと無事帰還しました。
その帰り、お兄ちゃんが言いました。
トロン兄:「今日はもう遅いから、食堂でごはんを食べて行くか…」
入った食堂で、おにいちゃんとエリューは、
「宇宙からあげ定食」を注文しました。
食堂のおばちゃん:「宇宙からあげ定食、お待ち!」
トロン兄:「地球の鶏料理を思い出すなあ〜、
また食べたいなあ〜」
宇宙からあげ定食を食べたお兄ちゃんは、
よだれを垂らしながら、
地球の鶏料理に想いを馳せました。
それからしばらくして。
農家へお嫁に行った亜乃亜から荷物が届きました。
中身は地球の鶏肉です。
エリュー:「あら、農家へお嫁に行った亜乃亜からだわ。
最高の鶏肉かあ〜」
エリューはさっそく、腕によりをかけて最高の鶏肉料理をこしらえました。
エリュー:「お兄ちゃん、地球の鶏料理を作ってみたの。
ずっと食べたがってたでしょ? 食べて♪」
しかし。
トロン兄:「え〜、鶏料理はやっぱりアキバのケンタじゃないと…!」
お兄ちゃんはエリューの手料理にケチをつけました。
エリュー:「お兄ちゃん…」
エリューは口を尖らせました。
そして、エリューは続けました。
エリュー:「死ぬがよい」
こうしてトロン家で戦いが始まりました。
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古典落語「目黒のさんま」より。