No.419032

恋姫無双 一刀の転生録 第4話 

さん

しばらく投稿できなくてすいません。
今回は少し多めにしました。
次はもっと多くする予定です。
それとあの人たち登場です。

2012-05-06 08:06:32 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2973   閲覧ユーザー数:2503

 

 

 

 

 

      恋姫無双

         一刀の転生録

              第四話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一刀視点

 

「強様、そろそろ始まりますよ。」

 

 一人の侍女が俺に話しかける。

 

「もうそんな時間か・・・わかったすぐ行くよ。」

 

 俺は読んでいた本を閉じて広間へ向かった。

 

 今日は俺と恋歌(劉弁)の三歳の誕生日だ。

 

 俺は最近武術をはじめ、読書などにも手を出し始めている。

 

 ほとんどの文字は読めるようになったし、武術でも大人と一対一で戦えるくらいの力を持った。

 

 広間にはたくさんの人がいた。

 

 去年や一歳の誕生日もこうだったのだが国中の人が集まっている。

 

 すると向こうから愛しの妹、恋歌が走ってきた。

 

「にいさま~」

 

 恋歌は会うといつも抱きついてきてくれる。

 

「恋歌はいつも可愛いなぁ。」

 

 俺は優しく恋歌の頭をなでる。

 

 サラサラの髪でなで心地がいい。

 

「あぁ兄弟愛っていいわね///」

 

「母様、なんで頬を染めて体をクネクネさせているの・・・」

 

 突然現れた母様(何皇后)はいつもこの光景を見て体をくねらせている。

 

「まだ時間があるから中庭でもいってらっしゃい。そして禁断の兄弟愛の次は母様と・・・///」

 

 話が終わる前に俺は恋歌の小さい体をお姫様抱っこして走っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 中庭

 

 小さな池のようなものがあり、なんか和風な感じだ。

 

 俺は庭にある岩を削って作ってある椅子のようなものに座った。

 

 恋歌は俺の膝の上で楽しそうにしている。

 

「ちょっといいかしら。」

 

 なごんでいると後ろから声をかけられた。

 

「?」

 

 後ろを向くと背が低くて金髪がくるくるな少女が立っていた。

 

「私の名前は曹操よ、背が低くて金髪でくるくるな子じゃないわ。」

 

「心を読まないでね・・・」

 

「それであなたの名前は?」

 

 三国のあの曹操が女の子だったとは。というか無視されたような・・・

 

「俺の名前は劉強だよ。こっちは俺の妹の劉弁。」

 

 そういうと曹操は固まってしまった。

 

「・・・どうした?」

 

 俺がそういうと曹操は頭を下げ

 

「も、申し訳ありませんでした。まさか劉強様だとは思わず失礼なことを。」

 

「大丈夫だから頭を上げて。」

 

 だいたいの人は俺に向かってすぐ頭を下げる。

 

 俺は全然怒ってないんだから頭なんて下げなくていいのに。

 

「それより聞きたかったことがあったんじゃないの?」

 

「はっ、それが広間はどこかをお聞きしたくて。」

 

 さっきとは全然違い敬語でしゃべりだした。

 

「べつに普通でいいよ。広間はそこをまっすぐ行ったところにあるよ。」

 

「ありがとうございます。劉強様。」

 

 まだ敬語が抜けない曹操。

 

 感謝の言葉を言うと失礼しますといって小走りで広間へ向かっていった。

 

「にいさま、うわきだめ。」

 

 恋歌が頬を膨らまして怒っている。

 

「浮気じゃないよ。俺は恋歌一筋だぞ。」

 

 俺が頭を撫でつつ言うと恋歌はうれしそうしている。

 

「一刀~そろそろ始まるわよ。」

 

 向こうから母様が来る。

 

「わかった今いく。」

 

「かあさまいまいく~」

 

 俺の真似をしたように恋歌は言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 広間

 

 俺と恋歌は好奇心で警備隊が昇る広間を見渡せるところに立っていた。

 

 広間にはステージのようなものがあって踊り子が祝いの舞などを舞っている。

 

 そしてその踊り子のために用意された少し広い部屋がある。

 

 その中にひときわ目立っている三人組がいた。

 

 その中には難升米がバスタオルのようなものを一枚腰に巻き扇子をもって今か今かと自分たちの順

 

 番を待っている。

 

 今でなければ会いに行っていただろう。

 

 しかし今は会いにいかない。

 

 だってあれの知り合いだとは正直思われたくないから。

 

「にいさま、おどりこってすごいんだね。」

 

「恋歌、あれは違うよ。ただの変態だ。」

 

 自分の妹が間違いを犯さないようにしっかり教えておこう。

 

「「「だれが見たら一族全員最低でも三日間泡を吹いて倒れるほどの変態ですってぇ!!!」」」

 

 そこはあの時の地獄のようなところだった。

 

「そこまで言ってないし!!」

 

 でも確かにそれくらいの威力はあるなぁと思った。

 

難升米「お久しぶりです一刀殿。」

 

 バスタオル一枚の難升米が言った。

 

??「ふぅむ、今回のご主人様も可愛いの。」

 

「だれがご主人様だ!!」

 

 俺がこんなムキムキな人のご主人様なわけない!!

 

難升米「ご紹介します。こちら私の姉の卑弥呼姉とその弟子の貂蝉殿です。」

 

 ひどい世界だ・・・本当にひっどい世界だ。

 

難升米「これからは我々三人があなたのお手伝いをしていきます。」

 

「いいです。帰ってください。」

 

貂蝉「まぁ照れてるご主人様も可愛いわねぇん」

 

 頬を染めてクネクネしている。

 

 一瞬母様を思い出してしまった。

 

 ごめんなさい母様。

 

難升米「そろそろ私たちの順番なので戻りましょうか。」

 

 難升米がそういうと俺は地獄のような暗い空間ではなく元の広間に戻っていた。

 

「にいさま、そろそろへんたいさんたちのじゅんばんだよ。」

 

 三人はステージに上った。

 

 その後広間にいる人々は全員彼らに恐怖することとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「うっふぅ~~~~~~~~~ん」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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