僕「きれいだなあ・・」
猫「にゃー・・」
満月の下でたそがれる。自分にとって最高の夜だった。
ただ、この日が最悪な人間(人間?)と出会ってしまう夜だった。
僕「なー。涼。」
猫:涼「なー?」
僕「月って何だと思う?」
涼「・・な?」
僕「だってあんなに光っているんだよ?
なのに誰も疑問を持っていない。」
涼「なー・・」
僕「何でだろうね?」
なぜだろう?月はなぜ光るのだろう?まあ専門的な事は耳が痛くなりそうに思う。
すると、5メートル程先の草むらから・・
カサ・・
僕「ん?」
涼「にゃ?」
カサカサ・・バッ!
涼「にゃっ!?」
僕「えっ、あれ?涼?」
見ると椅子にいた猫:涼は足跡なく消えていた。
首輪に鈴もついていた。けれど音もしない。
シューー
変な音がする。
パッ。
音がした真後ろに向くが早いか、首を捕まれ、
変な穴に入ったかと思うと、「僕」は浮いている様な気がして、意識を失ってしまった。
これからだ。これから。夢が始まったのは。
#1 fin.
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初めて二次創作の小説です。ついでにシリーズ。続かないかもしれませんが、暖かい眼でご覧くだサイ。